ストレス性出血
ウイルスは、温度と湿度が高くなれば動きが弱まりますから、この春の暖かさは特に待ち遠しいですね。
今は日本がウイルスを抑える正念場ですから、みんなが免疫力を上げていきましょう。
最近、私が学んでいるのは呼吸と歩き方です。正しく体を動かすと、歩いているだけで体がほぐれていき、血液の巡りが良くなります。
姿勢を良くする動画
https://www.youtube.com/watch?v=W-U7jN4B1jQ
歩き方や呼吸は練習していくと、自然に足に筋肉が付き、肩こりが楽になりますよ。
さて、ストレス性出血を経験した80代お2人から聞いた話です。
お1人は血尿。
ホントに血のようなオシッコが1回、その後も紅茶のような色が出続けました。
もうお1人は血便です。
それもハンパな量ではなく、朝のトイレでオシッコくらいの量の赤黒い下血が2回。
色からも年齢的にも、大病を疑われますよね。
2人とも、1週間かけて大学病院で入院検査を受けました。
しかし何の異常所見も出てこない。
結果、ストレス性と言われて帰ってきました。
確かにお2人とも思い当たるところがありました。
1人目は坐骨神経痛がキツくて、夜も眠れない、寝返りをうてないほどの痛みに悩まされていました。
ブロック注射に通ってましたが、注射してもらう体勢になるのが激痛で、注射のあとはめまいで倒れます。
もう注射も怖くなり希望が持てない状態でした。
2人目の方は、ご主人が認知症で、電車に乗って出かけてしまう。そして帰れなくなり、警察から電話がかかってくる日々。
ある日、迎えに行ってくれる娘さんから、「お父さんは病気なんだから、お母さんはもっとお父さんに優しくしないと」と言われ、絶望的な気持ちになったようです。
今の状態も辛いけど、希望がなくなるって、最大のストレスなんですね。
ストレスはいろんな形で現れます。中医学では血熱というのは、熱が深く潜ったときの症状です。それでも、外に現れてくれるのはありがたい。
例えば鼻血や白目の出血は、脳血管障害を防いでくれた、とも言えます。
今はしんどくても、「治るかもしれない」と思えれば、体も上向きに動き出します。
医療者は客観的な事実と、最悪のシナリオを患者さんに伝えがちです。
「こうすれば良くなる」という、希望へのシナリオを示すことが、治癒への道であり、免疫アップのキモなんですね。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長