のぼせていませんか?
じわじわと湿度が高くなる季節、さらに朝から日中にかけて温度がぐんぐん上がってくると、知らないうちにのぼせていることがあります。
頬が真っ赤になればわかりやすいですが、のどがヒリヒリする、眼がかすむ、眠い、頭痛、鼻炎、耳詰まり、フワフワ感などが起きます。
頭頂を触ると、もわっとしていることが多い。
皮膚からの熱の発散がうまくいかない人は、熱がこもって息苦しさを覚えます。
のぼせとは、体に熱がこもる+脳の使いすぎ or 体の疲れ。
「マッサージに行った翌日は、よくじんましんが出る」という友人がいます。
緊張感が続くと、汗腺、毛穴の開閉がうまくいかなくて、熱が発散できません。
マッサージで緩めると、こもっていた熱が皮膚から出ようとするのです。
他にも鼻血、白目の出血、爪周りの湿疹や逆むけなどは、体に溜まった熱を、違う形で発散させようとする作用です。
「体に熱が溜まっている」というと、皆さん「汗をかいて発散します!」と言われます。
悪くないんですげどね・・・・でも「頑張ります!」の感じはちょっとね。
「じゃあ、お風呂で汗が流れるまでつかります!」・・・・それもいいんですが、熱を溜めないようにしましょうか。
応急処置は、頭を冷やす。
冷えピタでは弱いです。氷嚢でギュッと冷やす。
次に先ほどの「汗を出す」が対症療法になります。
ではそもそも熱をこもらせない、のぼせない体を作るには?
第1は睡眠不足にならないこと。
睡眠不足になると、お腹の力が抜けて熱を保てないです。
私は睡眠6時間以上とるようになって、かえって早い時間に眠くなるとか、疲れていると感じるとか、生理的な感覚がよみがえってきました。
今まで短い深い睡眠をとっているつもりでしたが、疲れを感じるスイッチを切ってたのかも、と思います。
第2は脳の活動と体の活動のバランスを見直す。
体の活動をしている時に、体に集中していますか?別の考え事をしながら体を動かしていては意味がないです。
考え事ができないほど、ハードなトレーニングをすると、頭がスッキリしますよね。
脳の働きを一旦止めて、セロトニンやオキシトシンなどの快感ホルモンで満たす時間を持ちたいものです。
庭仕事や畑仕事は、対象に話しかけて集中しましょう。
第3は深い呼吸をする
運動やお風呂の時以外の、普通に生活している時に、熱を発散できる体にするためには、深い呼吸ができる姿勢を作ること。
熱い呼気をしっかり出すと、胸の熱さが冷めます。
第4は緊張感をとる
朝起きて「今日は何をしようかなぁ?」なんて日はありますか?
お仕事や子育て・介護をしていたら、そんな日は1日もないでしょうね。
いつも何かに追われて、体も心もきゅっと縮んでいます。
だから意識的に、緊張をとる時間をもつしかないです。
- 奥歯を離す(口を閉じても口の奥を時々ひろげて)
- 大声で歌う、笑う
- 自然の中で眼を閉じて、感覚を研ぎ澄ます
- 筋緊張をほぐす
鍼灸はいろいろな原因の「のぼせ」に対応できます。
痛みに対する鍼灸しか受けたことがない方は、鍼灸の違った感覚を味わってくださいね。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長