枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

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枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

葛根湯が効くのは?

今年は昼と夜の寒暖差が大きいですね。

紅葉はきれいですが、風邪ひきさんも多いです。

しかも、グズグズと治りきらない

中医学では、カゼを大きく2種類に分けます。

寒気、ふるえからくる「傷寒」と、軽い寒気が一瞬来てすぐ発熱する「温病」

ショウカンとウンビョウと言います。

傷寒は、文字通り、寒さに傷つけられるカゼ。

インフルエンザも傷寒です。

胃腸炎でも、体から出たモノが、あまり臭わない時は傷寒です。

また、同じ傷寒でも、体力のあるなしで、症状が変わってきます。

でも、体を温めて、汗を出してカゼを追い出す方法は共通です。

カゼが長引くのは、薬で熱を下げた時にうまく汗が出なかったか、汗を出す体力がなかった時。

葛根湯は、傷寒の最初に効く漢方薬です。

飲むタイミングが大事で、急に肩こりと寒気がするなぁ、という瞬間に飲んで下さい。

汗はかいてないことを確かめて。

もう熱が上がってきたとか、咳が出るとかになると葛根湯では手遅れです。

また、温病であれば、葛根湯は効かないです。

温病は、もともと熱帯にあった伝染病系で、マラリアや鳥インフルエンザをイメージしてください。

子供の熱でいきなり発熱、というのも温病系です。

とにかく、寒気は一瞬で過ぎ去り、体が熱い、舌が赤い、のどが渇くという症状です。


スペインでは、子供が発熱した時に、水風呂につけなさいと言われて驚きましたが、アフリカのお向かいなので、子供は温病系にかかるのでしょうね。

温病は冷やす、なのです。

そして熱をおしっこやウンチで出すと、楽になります。

小さいお子様は、浣腸をしてでも便を出し、熱が内臓を傷めないように気をつけて下さい。

O157が、下痢を止めて腎炎になったように、熱をこもらせると怖いです。

この頃は、解熱剤を出さない小児科が増えてきました。

熱が38℃を超えると、体にあるがん細胞の芽は死滅するとは言いますが、やはり熱が出るとしんどいですね。

熱が下がった次の日に、しっかり休めると、そのままカゼはスッと治ります。

でも、たいていの方は熱が下がると、日常生活に戻って無理をしてしまいます。

そして、いつまでも咳やだるさ、食欲不振を抱えてしまう・・・・

そんな時も鍼灸がお手伝いできます。

ストレスを取るだけで、カゼのグズグズがなくなる方も多いですよ。

体を動かしたり、呼吸法をしたり、鍼灸したりして、体の気血を活発に循環させることは大事ですね