親子問題の渦中にある方へ
100家庭あれば100通りの問題があるので、考え方のヒントとなればと思います。
主に親のお世話について書きましたが、子育てにも使える部分があります。
家族が自分の意のままに動かない時、とてもストレスを感じます。
また、自分の領域を侵されたり、時間を奪われたりしても腹が立ちます。
子供に対しては無償の愛、見返りのない愛を与えることができる人でも、親やパートナーに対しては難しい。
それは、親やパートナーからの、なんらかの言動で傷ついてきたから。
いちいち腹を立てずに、流したいけど流せなくて、あちこちで引っかかるのです。
感情がたかぶるような事が起きた場合は、まず落ち着く。
それから考える。
ここがキモです。
これは筋トレと同じ。毎日少しずつでもやらないと、落ち着くまでに時間がかかります。
感情の波の中で考えた事は、ろくでもないと捨ててください。
冷静な自分を取り戻したら、自分の引っ掛けられるパターンは何かを、深掘りして原因を探ってください。
わからなくても、私は心に傷があるんだと知ったら、ヨシヨシして「傷を手放していいよ、重い荷物を背負って、よく頑張って生きてきたね」と自分をほめてやってください。
それから、家族といえども、自と他を区別して、どこまでも自分の責任と思わないことです。
「危険回避のために、これだけは手を打ちました。それでもやるなら、仕方ない」です。
これはある程度意志を持った年齢の子供、認知の進んでない親に適用してください。
転ぶのもコロナにかかるのも、本人の自由意志の行動の結果です。
言動の責任は自分で負うのです。
骨折するかもしれないし、コロナも重症化するかもしれません。
あなたは責任を感じなくていいんです。
責任を負ってしまうと、おんぶオバケが出来上がります。
相手の修行を妨げなかった、くらいに考えてみて。
チェックするのは、どこまでがその人の幸せを思った言動か、どこからが自分の都合のための言動か、だけです。
つまり、どこまでは与えていて、どこからは奪っているか、です。
その人を自分の思い通りに動かしたいのは、エゴです。
親も同じ。親がエゴだけでモノを言うなら、言う通りに動く必要はありません。
言うことを聞いてあげると、支配・ワガママが強まります。
これは悪い性格を助長させていることになります。
優しい人はやりがちです。
でも、ぶつかる事は疲れるもんね。
言うことを聞く方が楽なのも確か。
ヘルパーさんや福祉関係の方を見てると、そのあたりがとてもお上手です。
笑っていなしながら、別の提案を出すとかしながら、やれませんの一線は崩さない。
保育士さんが、子供とまともにぶつからず、上手に気をそらして、子供のご機嫌を良くするのを見たことがあると思います。
マネしたいですね。
「こんな時、プロ(ヘルパーさんや保育士さん)ならどうするか?」と考えるクセをつけるといいかもしれません。
または友達にいるなら聞いてみてください。
私はよく助けてもらいました。
親子関係は近すぎて、一番厄介ですが、一番鍛えられます。
ものすごい修行です。
私は軽く卒業できたので、渦中のみなさんには頭が下がります。
疲れてしまったら、リブレにエネルギー充電しに来てくださいね。
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