施術の流れ(妊活支援)
不妊・妊活支援 施術の流れ
不妊・妊活支援の施術の流れについてです。
1. 詳細をお聞きします。
生まれてからのケガ歴、病気歴、ひきやすいカゼのタイプ、飲食、排便・排尿、睡眠、運動などの情報を引き出すことによって、どのような体質をつくってきたか分析します。
2.多面的な体表観察をします
脈の確認、舌の状態確認、お腹の状態の確認、顔面気色、爪、筋肉、熱と冷え、手足と背中のツボの様子などを観察します。多面的にみていくのは、証拠をかためて犯人を追いつめていく過程と似ています。
3.症状の原因に対する少数鍼を行います
一番乱れている経絡の一番左右差のあるツボを選んで鍼を刺します。ほとんど無痛。そのツボの効果を補佐するツボに刺すこともあります。
その感覚は体の中を風が吹くようで、鍼を置いた所に感じることもあれば、經絡的に関のある離れた場所に感じることもあります。
また、弱っているツボの場合は、受けている側はそのツボにシビレが集まってくる感じや、ふわっとした温かさを感じます。
置鍼時間は症状と体力と感受性によって変わりますが、10~15分が多いです。冷えを取り免疫力向上をはかる太陽光線や、脳内の血流量を上げて脳波をα波にするオルゴール療法を併用します。
4.局所への施術をします
痛みというストレスを軽減するために、関節の詰まっている箇所をゆるめたり、筋肉のコリをとったりします。体全体のバランスを見ながら、鍼や灸をほどこします。
我慢できる程度の痛みや熱さを伴うこともありますが、あくまでも脈を崩さない範囲の刺激量にとどめます。体力のない方は少しずつ症状をとる方がいいのです。
5.効果定着のために休んでいただきます
施術が終わったら効果定着のために、電気を消して10~15分寝てもらいます。
6.養生指導の説明をします
家で行ってもらう生活改善、体操、お灸、呼吸法などから1~2個説明して実行してもらいます。