なぜ呼吸が浅くなるの?
湿度が上がると「息苦しい」とおっしゃる方がありますね。
これはなぜでしょうか?
お体をみせてもらうと、普段から脳の働きがよくて、息が上がるほどの運動習慣がなくて、横隔膜の動きが滞りがちな方に多いです。
東洋医学的には、普段から肝のはたらき(気の張り)が強くて、脾のはたらき(消化力と水分代謝)を圧迫している人、
腎のはたらき(水分代謝と体力)が弱っている人が、湿度・低気圧というストレスが加わると、気の巡りが滞り、膈が詰まる・・・・という訳わからん説明になります。
そこの調整は鍼灸にやってもらいましょう。
セルフケアは「横隔膜を動かす」ですが、動かすための深呼吸ができない人がいます。
腎や肺が弱って吸い込めないほど体力が落ちている方は、たぶん入院レベルですから、それは除きましょう。
私の考えでは、3つのパターンがあると思います。
- 鎖骨が第1肋骨の動きを妨げている
- 肩甲骨が肋骨の動きを妨げている
- 巻き肩が鎖骨や肩甲骨の動きを妨げている
これらのブロックを解除する体操については、今まで、様々なセルフケアの体操をお伝えしてきました。
でも最近学んだ2つのセルフケアには、かなり感動!
1つは呼吸筋を緩める寝方と呼吸法、もう1つは肩甲骨の骨体操。
肩こり常連さんは、いつも首や肩を回して動かして下さっていますが、理学療法士の先生曰く「筋肉じゃなくて骨まで動かすことが大事」とか。
この体操を、私に伝授してくださった方は、いつも背中に肩甲骨が埋まっているのですが、たった1週間の継続で肩甲骨が触れやすくなっていました。
簡単な体操なので、これをたくさんの方にお伝えしたいです。
そして、深い呼吸をして、全身の毛細血管や細胞に栄養と酸素を送り、細胞から内臓から元気になっていただきたいと思っています。
私は施術が好きで、セルフケアの時間をとることを忘れてしまうので、来られたら「最後にセルフケアを」と声かけてくださいね。
ネット予約はこちら!(外部サイトへ飛びます)
https://www.shinq-yoyaku.jp/salon/2270
枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長