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鍼はクセになる?~元に戻らないレベルまで体力をつけることです 

鍼をした時は楽だが、すぐにぶり返してきりがない、だから鍼はクセになると言われる方があります。

これは対処療法しかしていない鍼を受けておられるか、症状がなくなっただけで施術をやめたか、症状がどんどん改善していく頻度で施術を受けなかったかのいずれかです。

健康体なら疲れても一晩寝たら治ります。

年をとったら少々回復は遅れますが、それでも数日休めば回復します。

症状がとれない時は、体力が落ちているか、気血の乱れが体の深くまで影響をしているということ。

寝ただけで回復するレベルまで、体力を戻さないと、いずれ別の症状も出てくるでしょう。

「ふと腰をひねった」なんていう軽いきっかけで突然にくるギックリ腰も、それまでに「疲れていた、イライラしていた、寝不足だった」で背中全体が硬くなっていたのが元の原因です。

症状が出るまでに、気が付かないうちにため込んでいた疲れがあるのです。

氷山の水に浸かっている部分のように、見えない蓄積の方が大きいことが多いのです。

だから、症状がとれても、氷山の水面下が残っていれば、すぐにぶりかえします。

氷山画像
(↑出典:GATAGフリー画像素材集ページ)

肩こりに対して肩に鍼を刺す、氷山の上を崩すような施術を標治と言います。

それに対して、肩がこりにくいように血行を良くする、氷山の水面下を崩すような施術を本治といいます。

本治と標治は車の両輪によくたとえられます。

本治だけで治れば理想的ですが、痛みがなかなか治まらないことが、さらにストレスとなって、血行をよくしようとする働きを阻害するときは、標治も有効となります。

どうか、自己治癒力がよくはたらくレベルの体になるまで、鍼を続けてください。

そうすれば、あとはアンチエイジングの目的だけで、自分のペースで通えますよ