巻き肩の季節
風が冷たくなってくると、自然に肩をすくめて背中が丸くなってきますね。
猫背に気がついて、胸を張れる人はいいのですが、胸を張ろうとすると鎖骨の辺りや肩先が突っ張って、胸を張るのがしんどい人があります。
しんどい人は、かなりの巻き肩かも
まず「巻き肩チェック」をしましょう。
仰向けに寝てリラックスした時に
- 手のひらが体の方に向いている
- 手のひらが床の方に向いている
- 手を胸に置いている
どれかに当てはまりましたか?
①→③にいくほど重症です
ヨガの最後のポーズのように、仰向きでは手のひらが天井を向いているのが、自然なリラックスなのです。
巻き肩だと、呼吸が浅い、肩こり、頭痛、五十肩のような痛みが出やすい、というリスクがあります。
そして、巻き肩解消法は、
- 胸の筋肉のストレッチ
- 肩甲骨を寄せる
が一般的です。
リブレでは最近違うアプローチを始めています。
- 鎖骨の動きを良くする
- 前腕(肘から手首)、上腕(肩から肘)のねじれを取る
これによって、肩甲骨や胸筋の動きが格段によくなります。
すると、家でお好きなYouTubeのストレッチをしても、効果が出やすく、今までできなかったポーズができるようになります。
鎖骨は「胸骨」という肋骨を止める骨との関節、肩甲骨との関節を作っています。
また、第1肋骨と重なるような位置なので、前屈みになると肋骨の上に鎖骨がかぶさって、肋骨の動きを制限してしまいます。
そこで、呼吸と揺らしを使って、固まった鎖骨を解放します。
腕にはいくつもの筋肉が付いています。
上腕には1本の上腕骨、前腕には橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)という2つの骨があります。
巻き肩になっている人は、筋肉がこれらの骨に巻き付いたようになっています。
ちょうど物干し竿に、タオルが巻き付いたようです。
これは筋膜リリースと鍼でとっていきますが、日常の動きで、巻付きをほぐしてもらうのが一番いいです。
とにかく手のひらを「仰向けで寝たときの方向」へ向けてもらう。
これに尽きます。
腕を垂らした状態で、手首のスナップをきかせて外向きに10回。
休憩のたびにしてください。
歩くときは、特にほぐれやすいですから、なるべく手のひらを前目にして振る。
そして最後に
3.背骨のカーブを伸ばす
これは鍼灸と姿勢チェックで直していきます。
パソコンに家事だけでも、巻き肩になっていたのに、スマホ時間が増えて、寝る前まで見ていると、巻き肩のままで眠りについています。
寝る前のスマホは、神経的にも巻き肩的にもNGです。
巻き肩を直して、深い呼吸、深い眠りを得て、健康になりましょう!
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長