枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

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枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

院長コラム

突然のだるさは少陽病の可能性

「少陽病」はカゼの一種ですが、西洋医学にはない概念です。

陽病は内臓まで侵されてない状態、陰病は内臓に影響が出る状態、少陽病は「これ以上無理すると、内臓まで悪くしますよ」という警告です。

カゼの治りかけでグズグズ長引いたり、カゼをひいた記憶はないのにインフルエンザ後のようなしんどさを感じる状態です。

軽めのカゼを追い出す体力がない時におきます。

また、普段からイライラすることの多い人が、カゼをひきかけた時、カゼをこじらせた時になります。

症状としては、食欲がない、昼も夜も眠い、だるい、咳が出る、のどがガサガサする、何となくイライラする、午後から夕方になると熱っぽい、など。

この全部が当てはまらなくても、いくつかあれば少陽病かもしれません。

それ以上ひどくはならないので、様子をみていても全然よくなりません。

病院へいくと、「炎症はたいしたことないです。細菌かウイルスか判断するのに、いろいろ薬を変えてみましょう」ということになりがちです。

解熱剤はこの頃、使わない医師が増えましたが、体力が落ちているときに薬で熱を下げると、熱は体の深い所にひそんでしまいます。

この熱が内臓の働きを落として、だるさや眠気のなります。

体の奥で免疫力がずっと熱と戦ってくれています。

熱はじわっと出る汗で追い出すのがベスト。

おへそから下、腎臓(ウエストの高さの背部)をホットタオルで10分くらい温め、上半身から汗が出るのを待ちましょう。

すぐに出なくても、何度かやって、寝ている時に汗が出てもOK.

温かいスープやシナモンティーもいいですね。

長風呂は疲れるので、ほどほどに。

汗をかいたら、その日と翌日くらいは、ゆっくり休んでください。

ここ重要です!

無理すると内臓にくるか、自律神経にきますので。

カゼは万病のもとですよ~

予約はこちら
https://www.shinq-yoyaku.jp/salon/2270/(別サイトへ飛びます)

枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ 院長

 

自律神経の問題と言われたら

今日は二十四節季の4番目、春分です。

暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものですが、最近の気温の日替わり具合には参っている方もいることでしょう。

特に春先に多いのは、首から上の症状です。ふらつき感、頭重感、目の渇き、耳鳴りなど・・・・

昨日のNHK「あさイチ」では、起立性低血圧、過敏性腸症候群、首コリによる症状の3つを取り上げていました。どれも原因は自律神経の不調。

まずはストレスの軽減。気温や気圧の変化は仕方ないとしても、環境の変化、睡眠不足、食事の仕方、物事のとらえ方といった、改善の余地あることは改善しましょう。

自律神経の束は、副交感神経が首の骨の際と仙骨、交感神経は背骨の際を通っています。

背骨をゆらゆらする手技は、固まった背骨を緩めて歪みを取り、自律神経の回復を狙ったものです。

鍼灸では、筋肉の緊張をとり、緩みすぎているところは引き締めるようにします。

ツボに現れる詰まりや弱りを取り除き、気の流れを整えること=自律神経のバランスを取ることになります。

ツボは経絡を通じて内臓に働きかけるので、内臓への自律神経をコントロールするような感じです。

首コリは頭重感やふらつき、だるさといった様々な症状を引き起こします。番組でやっていたセルフケアを紹介しておきます。

①頭の重みで首をそらせ、背もたれを倒す・・・肩甲骨を寄せてストレートネック予防

②肘回し・・・クロールと背泳ぎで背骨も動かせる

③頭の重みでゆっくり回す・・・首の力を抜いてゆっくり動かすことで、深い小さな筋肉のコリがほぐれます

頭の重みでストレッチする場所をわずかにずらしていくと、骨に近いところで、すごく痛い部分が見つかります。

普段、首が痛いと思うことはないのですが、お客様の言われる首痛の場所がわかりました。また施術に還元していきますね。

今日もいい1日を!

花粉症に負けないで!

3月6日は二十四節季の3番目、啓蟄です。

昨日はすごい花粉でしたね。ベランダの手すりを拭くと、黒いPM2.5的な汚れと薄緑の花粉が。

今日は花粉症に対する、鍼灸師の頭の中を覗いてみましょう。

東洋医学では、春の花粉症は「肝」の作用が強くなりすぎた、と考えます。頭や目の使いすぎ、イライラ、緊張が主な原因。

肝が強くなりすぎるのは、冬に冷えたり寝不足したりによる腎の弱り、食べ過ぎやダイエットによる脾の弱り、といった相対的な力関係も考えます。

鼻水が出る場合は、体が中が冷えているか、外から寒さにやられているか、体の中で水毒がたまっているか、鼻の奥に熱を持ってるために水を集めて冷やしにきたか?

目が痒いのは、イライラによる頭の熱、疲れによる熱、高血圧的な充血、血が少ないことによる熱とドライアイ?

これらの可能性を考えながら、脈・舌・お腹・ツボ・皮膚の色や熱冷えを探っていきます。それでツボの性質と反応から、鍼灸するポイントを決定するのです。

では自分でできる対策編。

基本は肝を緩めること。つまり、ゆったりした呼吸・散歩・体操などによって体の緊張をほぐす。腹八分目にして栄養をとり、胃腸の力で肝の暴走を抑える。

鼻や目の温度を下げるには、スマホ・パソコンによる脳の使用を減らす。体をよく動かして体の温度を上げる。よく寝て脳を休ませる。

前頭部が熱くなっているから、上星というツボ(顔中心線の髪の生え際から2cmくらい上)を指先ではじくようにしてもいいですね。

また粘膜の炎症を抑えるには、酒・砂糖・カフェイン・チョコレートを控える、粘膜を強くするビタミンA(カロテノイド)を含む食品を摂る、炎症を抑えるビタミンCを摂る。

私はチョコレートが好きで、つい食べてしまいますが、翌日は目が痒くなることが多いです。

実は対策は、1つ前の季節からしておくことが肝心です。冬のうちに花粉に負けない体を作っておくことです。

花粉症の薬が効きにくくなってきたと感じている方は、今から来年に向けて対策を講じておきましょうね!

ギックリ腰の応急処置法

寒い季節は腰がギクッときやすいですね。

患者様から「院に行きたいけど、動ける所までなんとかする方法を教えて」と言われました。

正直、腰痛の原因はたくさんあって、これで動ける!というのは難しいです。

しかも、動けないほどの腰痛であれば、救急車か整形へ行ってほしいですが(笑)

でも整形へ行くにも、固まったままでは困るでしょうから、いくつかお伝えしようと思います。

1, 表証(カゼひき)

[特徴] ぎっくり腰になる前に、寒気があったとか鼻水が出てたとか、カゼの症状があった時。

[原因] カゼから体を守るために、筋肉がギュッと縮まったために起こった腰痛です。

[対処法]

痛い場所は温めないで、首・手首・足首・肩甲骨などをホットタオルで温めて。

熱い甘酒やしょうが湯(特にクズ入りが良い)、あんかけうどんなどで、内側から温めてもいいですね

2, 体のゆがみや左右差から

[特徴] 体をひねった時におかしくなった、日頃から体の使い方に左右差がある時。

[原因] 筋肉の固さに左右差があって、その限界を超えた時に発症する腰痛です。

[対処法]

立ったままで腰をゆっくりまわす。左右を比べて回しやすかった方に5回。

仰向けに寝ることができれば、膝を立てて左右に倒して、倒しやすかった方に5回。

片方ずつかかとを蹴り出すように10回伸ばす。ゆっくり小さくがポイント。

膝を開いて、足の裏を合わせる。膝をゆっくり揺らす。足の裏を引きつける。

3,仙腸関節の痛み

[特徴] 寝不足が続いた、過労、腹筋がない、足がだるかったなど体が弱り気味の時。

[原因] 体が弱ると筋力が衰えて靱帯が固くなるため、柔軟性がなくなって痛みやすい。

[対処法]

睡眠をよくとる。2で述べた方法をやってから、2.5mサラシを1/4幅に折ったものを恥骨のすぐ上に巻く。

4,食べ過ぎから

[特徴] どか食いした翌日に背中の張りを感じた、暴飲暴食が続いている時

[原因] 胃に負担がかかって、内臓体壁反射によって背中の筋肉が固くなって痛む。

[対処法]

しばらく食事量をぐっと減らす。便秘を解消する

他にも肩こりから、猫背から、といろいろありますが、それはまたの機会に。

腰痛予防体操はたくさんありますが、痛む時にできる動きは限られますので、日頃から1日の疲れを解消してリラックスすることが大事ですね!

筋力をつけよう

今日2月4日は二十四節季の1番目、立春です。

それで昨日の節分は節季を分ける日、大晦日のようなものです。

今年の出足でつまずいた人、出遅れた人、今日再スタートを切りましょう!

最近、数人の方から、筋力アップによる体の変化を聞く機会がありました。

約半年で、カゼをひかなくなった、冷えがなくなった、姿勢が良くなった、体が軽い、などを実感されてます。

中には、メンタルが体に影響しなくなった、と自律神経の変化を感じてらっしゃる方も。

「わぁ~やっぱり継続は力なりだ」と思ったものの、私は家族もあきれるほどの三日坊主で、ジム・加圧トレーニング・ストレッチポール・・・・どれも続いたためしがない。

しかし、皆さんの変化を目の当たりにし、さらに「これくらいはできるだろう」と思ってやってみると、ことごとくできず、久しぶりに悔しい!と思いました。

東京の恩師から、「1分でできることを、隙間時間で1日数回やる」方法を教えてもらい、5日間やったところ、全くできなかったことが、少しできるようになって、俄然ヤル気が出ています。

その数種の筋トレが上のイラスト。

①腕立ての姿勢で、一番腹筋に力が入るお尻の高さで1分キープ。目標は3分キープ。

②もも上げ30回。目標は20秒で30回。

③スクワット、ゆっくり3回。目標は10回。

④ブリッジ、ゆっくり5回。目標は頭まで持ち上げる。

⑤V字バランス、とりあえず少しでも足を持ち上げてキープ。目標は1分上げて足を交差。

このどれかを、思いついた時にやる、という緩い感じでやってます。頑張るとすぐに嫌になるので。

思いの外、早く変化が出ているのは「筋肉のバランスをとる」方法を併用してるからかも。

最近施術を受けている方はご存じです。痛くなくて、その場で筋肉の出力が変わります。

ぜひ体験してくださいね。

では今日もいい1日を!

情報は体質を考えてチョイスする〜健康法を始める前に

情報があふれる時代です。
レストランやショッピングは、熱心に比較検討するのに、健康情報はあまり考えずに取り入れてしまいがち。

むしろ、レストランやショッピングよりも、間違ったものを選んだときの害は大きいです。
まず医師の監修のついた情報を選ぶのは基本。
それから、体質や体の状況に合っていること。これが難しい!

例えば、「水を1日2L摂ると、代謝が上がる」
これ、ほとんどの日本人は1日2L飲めません。
胃がチャポチャポする、お腹がいっぱいになってご飯が食べられないなど・・・・痩せられるかもしれないけど、代謝が上がるかどうか?

海外の空気が乾燥している地域で、検証されたのではと想像します。
乾燥地帯では、普段水分摂取が苦手な私でも2Lは簡単に飲めるし、汗が皮膚にへばりつく感覚がないので、タオルも要りません。
ガンガン飲んで、ガンガン歩いて、ガンガン汗を流すと、だるさが取れてかなりスッキリしました。

日本では、季節や血圧を考えて、運動量が十分で、胃の強い方だけにしてほしい健康法です。
基本は「のどが渇いたら飲む」で十分。
「ホッとする時に飲む」「暇だから飲む」ですら、体には負担になる方もいるくらいですから。

テレビで「~を食べると〇〇の症状がとれる」には、私も何度やられたことか(笑)
視聴者参加の実験で結果が良いと、ついついやってしまうのです。

テレビ観戦

これもテレビでは医師の監修の下、健康被害が出ない状態の方を被験者にしてるはずです。
また、テレビの企画ではタレントのダイエットが成功するように、「テレビに出る」効果で意識がしっかり体に作用する要素はあると思います。

それに、体内の酵素の種類は1人1人異なり、働きの強さも体調により変化します。
だから食べ物の栄養素が、食べただけしっかり取り込める人、ほとんど吸収しない人、様々です。

大食い、少食にかかわらず、吸収効率が良いかどうかは、ツボを見ればわかります。
「効率が落ちてますよ」とお伝えした方には、食べる量を控えて頂くか、何度も小分けにして摂ってもらいます。

タンパク質が足りてない人、野菜が足りてない人、水分が余っている人、筋肉のつきやすい人、つきにくい人、それぞれに健康法は違います。
運動も、体のゆがみがひどいと、かえって傷めます。

日々の生活で、体の状態は変わっていきます。
何かの健康法を始めようかとお考えの方、今の状態をお伝えできますよ。

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「反り腰」と「曲がり腰」の誤解

「腰痛には、反り腰と曲がり腰の2つのパターンがある」

だから別のストレッチをしないといけない、と言われることがあります。

確かに、反り腰と曲がり腰では、伸びてる筋肉と縮んでいる筋肉は異なります。

でも骨盤の向きは同じなんです。

どちらも前へ倒れています。

頭の重さを支えるために、どこの筋肉を使ってバランスをとるかが違うだけです。

反り腰は腰を反らすことによって、きついS字カーブを作っている状態です。

曲がり腰は、一見骨盤が後傾しているように見えますが、骨盤の前傾を起こすために、椅子に座ったときのような姿勢を作っています。

だから、立っている姿勢なのに、膝が曲がってお尻が下がり、猫背になるのです。

骨盤の前傾は、腹筋の弱り、腸腰筋の縮み、内転筋の弱りから起こってきます。

これらの筋肉については、また別の機会に説明をしていきます。

整体で骨盤の前傾を直しながら、筋トレして、よい姿勢をキープしていきましょう!

夜になると出る咳、横になると出る咳は鍼灸の出番

カゼから始まったはずの咳が、カゼ症状は治ったのにいつまでも残る・・・・

昼間は咳が出ないのに、夜になると出る。

寝入りばなにひどく咳が出る、咳が出始めると止まらない。

こんな咳を、東洋医学では「気逆咳」と言います。

気逆咳

この咳になると、病院の咳止めがあまり効かなくなってきます。

体を観察すると、後ろ首のほうから背中にかけて、背骨の両横が固くなって、肋骨の動きが悪くなっています。

気管や肺系の弱りと、ストレスを意識して鍼灸をすると、楽になります。

体力がある方は、ストレスを取るツボに鍼をするだけでおさまります。

合谷や太衝を使うことが多いです。

体力が落ちた方は、まず体力を戻して、カゼをしっかり追い出すことから始めます。

お腹のツボや腰のツボを温めるようにします。

その上でストレスを取る。

咳が長引いて、肺や気管支の状態が悪い時は、肺の経絡の尺沢や列缺、大淵を使うこともあります。

上背部の身柱や肺兪を使うこともあります。

しつこい咳、夜の咳には鍼灸をお試しください。

蓄積疲労はなかなか戻らない~少しずつ進む怖さ

(ヨミドクター8/17の記事より)

東京「エビス心療内科」の堀史朗院長が提唱した「蓄積疲労」は、まさに鍼灸院に来られる方々の症状です。

内科や婦人科などで検査してもらっても、データの異常は出ないのに、症状は確かにある…

動悸、腰痛、胃痛、皮膚の違和感(痛み、感覚異常、ピリピリなど)、耳鳴り、音過敏、視力低下でないかすみ目、だるさ、全身倦怠…

これらは毛細血管の詰まりから起こることがわかりつつあります。

皮膚表面だと細絡(サイラク)と呼ばれる糸ミミズ状のものが見えます。

毛細血管が詰まったのでバイパスができて、詰まった部分は切り捨てられ、表面に浮いてくると言われています。

毛細血管詰まり画像

このようなことが、表面だけでなく体の内部や脳の中で常に起きているとしたら…

そりゃあ脳も内臓も筋肉も酸素と栄養不足になりますよね~(泣)

困るのは、体はとても頑張り屋さんだということです。

毛細血管が詰まってきても、日常生活はこなしてくれます。

そして「もう限界だ!」と症状に現れたときには、かなり毛細血管のつまりは深刻化しているのです。

だから「蓄積疲労」と名付けられたそうです。

脳が酸欠ならぼーっとするし、誤作動して自律神経やホルモンバランスが崩れます。

内臓が酸欠ならダルいし、消化や代謝も落ちます。

筋肉が酸欠なら硬くなって凝るし、動作も鈍くなります。

ではどうすれば良くなるのでしょうか?

  1. 睡眠をとる
  2. 毛細血管の血行をよくする

なんだ、普通やん!

毛細血管の血行向上は、鍼灸的には「気を巡らせる」ことに尽きます。

すなわち、

  1. 冷えや熱を取る(血をサラサラにする)
  2. 肝気欝滞を取る(交感神経を緩めて血管を柔らかくする)
  3. 湿痰や瘀血をとる(血をサラサラにする)
  4. 気を補う(血を押し流す力をつける)
  5. 血を補う(血の量を増やす)

など原因に応じたアプローチをします。

元気が出てきて、体が動かせるようになったら、鍼灸効果を持続するための運動を取り入れます。

とりあえず、深呼吸をマメにすることから始めましょう。

蓄積疲労は、蓄積した年月だけかかるとこを覚悟して、焦らず直していきましょう。

子どもの頃からの不眠~高橋和巳著「消えたい」を読んで感じたこと

大人のような思考ができる年齢になると、大きな悩み事で眠れぬ夜もあるだろう。

でも幼い頃から、夜中にたびたび目が覚めていた、となると要注意だ。

これは、「家が安心して眠れない場所だ」ということ。

不眠画像

一番厳しいのは親による虐待、そして育児放棄。

深夜勤務で親がいない、という環境もあるだろう。

このように、はっきりとわかるマイナス環境だけでなく、実は親の「兄弟扱いの差」というのも、虐待に入れてよいくらい。

ボディーブローのようにじわじわと子供を傷つける。

今の40代50代が育てられた頃は、 まだ親に「男尊女卑」の思想が残っていた時代。

特に男女一人ずつの兄弟で、男尊女卑をやられると、非常にきついものがある。

たいてい、男の子は甘やかされて、女の子は家の手伝いを強要される。

男の子は進学も自由だが、女の子にはお金をかけない。

なにより、日々親からかけられる言葉に、女の子は自尊感情を失っていく。

自分が価値のない人間だと思い込んでいく・・・・

そして、気がついたら睡眠障害になっていた、ということもある。

睡眠が取れなくて、へとへとになっている間は、まず鍼灸で体をよくしていこう。

そして元気になったら、傷ついている自分を自覚して、小さかった頃の自分に「厳しい環境によく耐えて頑張ったね」と声をかけて癒してあげてほしい。

「私も好きなように生きていいんだ」と思えるまで、何度も何度も。