卵のグレードと着床率
結論から言うと、卵のグレードが低くても、着床する子はする、です。
グレードが低くても、着床率は0ではないのですから、当たり前ですが。
リブレに妊活で来られる方は、卵がとれるのがやっとだったり、すでに何回か体外受精にチャレンジして「最後の一個に賭ける」というような方が多いです。
だから当然、卵のグレードは2か3で、医師も戻すかどうか悩まれる卵子ちゃんなのです。
(↑クリックすると拡大します。出典:加藤クリニックのページ)
体外受精は大金をかけてのチャレンジだから、お医者様はできるだけ確率を上げてあげようとアドバイスなさいます。
時には受精していても見送り、採卵からの再挑戦を勧められることもあります。
そんな時、私のような第三者が相談されることになります。
とはいえ、「移植するかしないか」という重い決断を私が下すわけにはいきません。
私は、今までの成功例や残念だった例をお話するだけ。
それでもインターネット以外で体験例を知ることは、ほとんど不可能な世界ですから、みなさん我がことのように真剣に聞いて、自分の判断の参考にされます。
そして、ほとんどの方が移植チャレンジを決断されます。
でもこの子たちが、医師や培養士さん達の予想を覆し、子宮にしがみついてくれることが結構あります。
大人でも見かけの元気さと真の体力は違うように、卵子ちゃんも見かけより強い子がいるのでしょうか?
鍼灸で体を整えた結果、卵の力を補える子宮の環境だったのでしょうか?
(鍼灸師としては、こう思いたい所ですが(笑))
実際は「お医者様が無理やと言うてるんやから、ダメ元でチャレンジするわ」と腹くくる度胸で体が活性化してるような気がします。
頭ではプラス思考しなきゃとはわかっていても、普通は後から後から不安が湧き上がりますよね。
ところが腹くくった時には、バーンと突き抜けた明るさを感じます。
いつもこんな感じで凛々しく生きていきたいものですね!