妊娠のコツ(3)〜骨盤内のあたため
子宮や卵巣は、内臓の中で一番先に冷えるってご存知ですか?
冷えの自覚はなくても、子宮・卵巣が冷えている可能性はあります。。
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体は、自分の命に係わるところから優先的に血流を配分します。
脳、腎臓、胃腸、肝臓・・・・そして余力があれば次世代をつくる器官へ。
体が疲れてくると、この順番に血流が使われますから、子宮・卵巣までなかなか回ってこないのです。
しかも、下半身はタイツ一枚。タイツ一枚って、冬でも上半身シャツ一枚で歩いてるのと同じってことですよ。
ありえなーい!
慣れているから気が付かないけど、足に行った血液は十分に冷やされてお腹に戻ってきます。
足から胴体に戻ってくる最初の部分に、子宮・卵巣・膀胱があるのです。
私たちの子供時代は、毛糸のパンツをはきなさい、お尻を冷やしたらダメと口うるさく言われました。
腹巻でもパンツでもいいですから、お腹まわりを2~3重に覆いましょう。
なおかつ足首・足裏を保温するように、レッグウォーマーは必須アイテムです。
できれば下半身全体をタイツ+パンツとか2~3重にしてほしいです。
カイロを貼るなら、下腹または仙骨・内くるぶしに。
そして安産灸の名穴、三陰交にお灸を!
三陰交にお灸をすると、直後から1時間程度、骨盤内の血流量がぐっと上がり、骨盤内の温度も上がることが証明されています。
あたためではもっと話したいことがあります。
続きはまたの機会に