枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

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枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

院長コラム

治りやすい人、時間のかかる人(その1)

おかげさまで、多くの方が水素吸入を体験されています。

  • 咽のヒリヒリが減った
  • 足先、指先がザワッとして巡った感じ、帰ってからはポカポカした
  • 爆睡したが頭痛がなかった
  • 次の日スッと起きられた

など嬉しいコメントをもらっています。

一方で、疲れは取れたかなぁ・・・、なんかよく分からなかった、というお声も。

水素吸入のメニューを選んで、ネット予約できます。

ぜひ体験しに来てください。

1回で分からなくても、積み重ねで感じる変化があると思います。

積み重ね

さて、同じような症状に見えても、治るスピードに違いが出ることがあります。

「すぐに良くなった」お友達の紹介で来られたのに、期待通りに良くならないとプレッシャーです(汗)

時間がかかる人は

  1. 同じ症状を長期間もってきた
  2. ダメージが、内臓の弱りなど深い部分にある
  3. 生活習慣が変えられない
  4. 良くなった部分より、悪い部分ばかり気になる

そもそも、人間の脳は「可塑性(かそせい)」といって、急激な変化を嫌います。

長年なじんだ体や考え方を、なかなか手放せません。

それが普通です。

だから、鍼灸に通ったり、トレーナーについたり、我々がお手伝いさせてもらえるのです。

まず①、②について。

時間がかかる症状をお持ちの方は、ほとんどが「頑張り屋さん」!

しんどい時も、いつも通りのことをしようと無理をします。

リブレで私が、お客様に申し上げる例え話があります。

自動車のエンジンの大きさと、ガソリンタンクの大きさの例えです。

走る

エンジンが大きいタイプの人は、スピーディーに動き回ることができる元気者です。

しかしガソリンもよく使うので、知らない間にガソリンが無くなっていて、それでも動き続けていると、エンジンが焼き切れてしまいます。

突然「朝起きれない」「何もやる気がしない」「体中が痛い」など、本人も驚くほどの弱り方になります。

一方、エンジンが小さいタイプの人は、日頃から「自分はそんなに体力がある方ではないなぁ」と感じていて、疲れたら休むということをします。

元気な人を見るとうらやましい、と言われますが、無理できない分、大病にもなりません。

「一病息災」なんて言われるのもこのタイプです。

エンジンが大きい人は、せっかちに生きることができる体だったので、早く治してまたバリバリやりたいのですが、症状に気が付いたときには案外重症です。

内臓が傷んでいるときは、時間がかかります。

まず3ヶ月は鍼灸に通ってください。

そして、良くなってきたら、自分の不調のサインを見つけて下さい。

やたら眠くなる、ハイになる、食欲が増すまたは落ちる、耳鳴りがする、など。

エンジンが小さい人は、「自分のペース」をお持ちでしょう。

鍼灸で、一番つらい症状を取っていきますので、ご自分の体と上手につきあってください。

自己肯定感が低くなりがちですが、私は、このギスギスした世の中を、調和の精神で救って下さる貴重な存在だと思っています。

笑顔の種を振りまいて、ほっこりした気持ちを周囲に思い出させてくださいね。

症状を軽くするマインドのお話は次回にします。

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長

水素吸入を体験しませんか

水素吸入は、7年前に友人の整体サロンで出会い、高価な機械にビックリ!

サロンには、抗がん剤の副作用に悩む方や、自律神経の不調を治したい方がおいでになっていました。

最近SNSで、ドクターや芸能人が、水素吸入を取り上げることが増えてきました。

鼻の粘膜から直接体内に入る水素は、活性酸素を無害なものにするというのです。

活性酸素というのは、老化の原因物質で、「体のサビ」のことです。

呼吸によって普通に生じる他、疲れ、ストレス、食品添加物の大量摂取、環境汚染、電磁波など、体に負担がかかった時に生じます。

誰でも、活性酸素を追い出すシステムは持っていますが、できるスピードに追いつきません。

これを酸化ストレスと言います。

活性酸素が体に溜まっていくと、老化が始まります。

活性酸素

(ルイ・パストゥール医学研究センター 抗酸化研究室のHPより)

 

ただし、活性酸素にも善玉と悪玉があって、善玉は免疫を助けたりします。

抗酸化物質を食品で摂る場合は良いのですが、サプリメント(βカロテン、ビタミンA、E)で摂ると、善玉悪玉の区別なく活性酸素を除去するため、長期服用は注意が必要です。

それに対して、水素は悪玉の活性酸素にだけ反応することがわかっています。

カニューレ

水素分子は小さいため、人体の膜を通り抜けることができ、鼻の粘膜から直接全身へ巡ります。

普通の物質は行けないような、脳の神経細胞や細胞内のミトコンドリアにまで到達します。

副作用がないということも、ありがたいことです。

日本の医療現場で使われている高濃度水素は、心肺停止した後、血液を再び巡らせる時に、活性酸素によるダメージを防ぐ目的で研究が進んでいます。

他には、古くからダイバーの潜水病を防ぐために、使われてきました。

臨床試験では、脳梗塞の梗塞部分が小さくなり、手足の麻痺が改善されたという報告があります。

コロナ重症患者さんに、酸素だけでなく水素を入れると、炎症が治まるのが早いという結果も出ています。

コロナ後遺症に使っている医師もおられます。

美容業界では、肌のくすみやシミに対して使われています。

ざっくりまとめると、老化を防ぐ、血管の老廃物を取り除く、炎症を抑える、といったところです。

炎症を抑えることに関連して、働き過ぎの交感神経を抑え、副交感神経優位にすることもわかっています。

私は吸ってみて

  • リラックスして眠くなる
  • 足がジンジン・ぽかぽかする
  • 終わったら頭がスッキリする

と感じました。

「これだけ血流がよくなるなら、妊活で来られている人に、ぜひ使ってもらいたい!」と思いました。

妊活さんには、タイミングや人工授精、移植の日が決まったら、その日の前後に予約をとってもらうのですが、直前では予約が取れなくて、「最後のお手伝いができないのが申し訳ない」と悔しかったので、「施術が無理なら水素吸入に来て」と言えるのが嬉しいです。

若くて元気な人は、活性酸素があまり溜まってないから、水素を吸ってもピンとこないとか。

1回で分かる人は、よほど疲れているらしいですよ。

12月まで、初回体験価格1500円で1時間吸入していただきます。

2回目以降は1回2500円。

他にもモニター5回価格、回数券10回など、お得なコースも用意しております。

ぜひ、お問合せ、体験してくださいね。

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長

インフルエンザが流行る夏?

コロナ第9波と同時に、インフルが大流行!

残暑で弱った体を直撃しましたね。

学校、幼稚園、保育園、地域差はあるけど大変です。

コロナ禍でインフルの流行が抑えられてる間に、インフルの免疫が切れたと言われています。

また、普通のカゼすらひかないように、対策してきた結果だと言われる医師もあります。

小さなカゼは、ちょこちょこ罹って、免疫システムを活性化させておくべきだと。

でもなぜ冬のカゼが夏に流行るのでしょうか?

ここからは私見ですが、インフル直後に来られた方を観察した感想です。

☆冬より夏の方が体力低下する

夏バテ

一昔前の日本の夏は、エアコンがなくてもしのげる暑さで、外で遊び回ることができました。

子どもは夏休みに、お昼寝の習慣もありました。

一方、冬の寒さは厳しくて、体にはこたえました。

ところが、最近の冬はそんなに寒くないし、家の中も温かい。

保温力のある衣服も増えたので、冬はあまり体が冷えません。

むしろ夏の方が冷えたり、免疫低下したりします。

猛暑とエアコンの温度差、冷たいものの摂り過ぎ、食欲低下など。

実際、夏は逆子さんが増えますし、妊活さんの着床率も少し落ちます。

☆夏でも「冷え」のカゼにやられる
寒がり

以前の夏風邪は「温病ウンビョウ」といって、寒気はせずにいきなり高熱が出るものでしたが、最近のは、少し寒気(悪寒ほどキツくはない)を感じてから発熱したり、関節痛、頭痛、胃痛のような冷えを伴う症状も伴ったり、「傷寒ショウカン」という、冷えにバリアを破られたパターンも混じっています。

24時間のエアコンは仕方ないにしても、シャワーの日が続く、冷飲食するなど、体が温まるヒマがありません。

電車内、職場、スーパーの冷蔵庫など「寒っっ」となる場所がけっこうあります。

体を触っても冷たい感じがしないのに、お灸を置くと「感じない」ことが、ちょくちょくあります。

体の内側が冷えています。

発熱しても、冷えと熱が混在しているので、病院でもらった薬があまり効かなかったりします。

解熱後、いつまでもしんどい時は、冷えが閉じ込められていたり、体力が落ちて、こもった熱の残りを追い出せなかったりしています。

まず体力を上げて、いったん奥にある冷えや熱を浮かせます。

その上で、冷えや熱を除いていくのですが、数回は続けて鍼灸施術が必要になります。

できれば、38℃まで発熱したほうが、免疫システムにスイッチが入るようです。

体力と持病によりますが、解熱剤を飲むタイミングを工夫してください。

「ビタミンDは予防的に、ビタミンCと亜鉛はカゼをひいたらサプリでとってよい」説は賛同してます。

また、これもできれば解熱後、体力が戻ったと感じるまでは休んでください。

そして、秋のうちに体の冷えを解消して体力を養い、冬のインフル、コロナの流行をやり過ごしましょうね。

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長

晩夏の冷えのぼせ

最近、冷えのぼせの症状を訴える方が増えています。

主訴ではないですが、「他に困っていることはありますか?」と伺うと、

  • 頭汗、顔汗がひどい
  • 眼が疲れやすい、乾く、痒い
  • 鼻がつまる
  • 寝付きが悪い、夜中に目が覚める

などの症状が出てきます。

これらは、「首から上に熱がある」ということです。

のぼせ

こんな症状があったら、ふくらはぎ・下腹・お尻を触ってください。

自分の手より冷たく感じたら、冷えています。

食欲が落ちる、だるさが続くといった、典型的な夏バテではないけど、夏バテ予備軍といってもいいでしょう。

この夏は危険な暑さで、エアコンやむなし、冷飲食もガマンできず。

また、外出も運動も控えていたため、代謝が落ちまくりです。

寝苦しい夜が続いて、体力も奪われてきました。

晩夏には、体を自ら温める機能が落ちてしまってます。(腎の弱り)

特に、冷たい水やお茶をずっと飲んできた方は、消化酵素があまり働いていなくて、せっかく栄養を摂っても、吸収率が低下していた可能性が大きい。(脾の弱り)

体が栄養不足に陥っているかもです。

つまり、内臓の動きが活発になれないために、フワフワと上に行きがちな「熱」を体幹や足に下げることができず、頭部に片寄ってしまうのです。

ここに、イネ科やブタクサなどの花粉が来ると、熱を持って過敏になった鼻や目の粘膜に炎症を起こします。

春の花粉症は肝を治せ、秋の花粉症は脾を治せ、と言われる理由です。

弱った脾や腎を立て直すには、少し時間がかかります。

それには、体内の酵素や補酵素(ビタミン・ミネラル)を助けてやる意識が必要です。

酵素は37℃で一番はたらくと言われています。

だから触って温かいお腹を作りましょう!

  1. 飲食は常温以上のものを摂る
  2. 軽い運動で体内温度を上げる
  3. シャワーをやめて、ぬるめの湯船に
  4. 軽くなでてリンパの動きを作る

足りない栄養素を探すより、吸収のよい体を作る方が良い!と感じた経験をシェアします。

精密な血液検査をして、分子栄養学に基づいたミネラルを、何種類も摂ってる方がありました。

2ヶ月後の検査でも血液数値は改善せず、サプリメントは増えるばかり。

サプリメントの吸収が悪いので、医師からリーキガット(腸の漏れ問題)や遅延性アレルギーを指摘され、食事制限も加わりました。

リーキガット

(小西統合医療内科ホームページより)

そのうち胃の負担を感じ始めて、治療を休憩することに。

近所のジムに通い始め、軽い運動を週2回3回と続けるうち、睡眠が改善され、痩せてた体がカッチリしてきました。

制限されていた食物を摂っても、不調が出なくなりました。

体内で起きていることは確かめられませんが、運動によって体内温度が上がり、消化酵素がよく働いて、小腸に負担のない分子の大きさまで、分解できるようになったと思っています。

しんどい人は、散歩から始める。

できることをボチボチやって、のぼせを抑え、秋のアレルギー症状を予防しましょう。

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長

ストレートネックが治ってる!

先日、友人が1年ぶりに施術を受けに来て、ストレートネックが治っているのに驚きました。

以前はストレートネックを通り越して、逆カーブ、つまり背中側へ出っ張っていました。

首痛は相変わらずあるものの、首の硬さもずいぶんマシです。

ちゃんと首のカーブができていることを伝えると、本人も驚いてました。

整形外科でストレートネックの診断を受けると、たいてい「一生治りません」と言われますからね。

ストレートネック

友人は昔からマッサージおたくで、たいていのゴッドハンドは行ったと豪語する強者です。

だから、ちょっと施術を受けると、上手いか下手かわかるそうです。

コロナ前くらいから、腰痛緩和のために加圧トレーニングに行き始め、ここ2年はそれに加えて、ストレッチの施術をしてくれるところを、いろいろ巡っています。

加圧が週1回、ストレッチが週2回、パーソナルのパーソナル。

ストレッチは、お店によっていろいろなアプローチがあるようで、それも筋肉の使い方のバランスがよくなっているのでしょう。

以前は骨盤が後傾していて、めちゃくちゃ猫背でしたが、今は腰痛をほとんど感じない。

骨盤の後傾はかなり改善しています。

腹筋が強くなったようです。

確かに、パーソナルで週3回できるのは恵まれた環境ですが、継続したのはエライ!

そして、すごく希望が持てました。

医師が「治りません」というのは、「何もしなければ」ということ。

こまめに、根気よく、体を治せば、体はそれにこたえてくれる!

自分の「体の使い方の癖」を知って、弱いところを強化する。

他人に見てもらって、間違った使い方、間違った姿勢を修正する。

バレエやダンスは、常に大きな鏡で姿勢を見てるから、修正の意識が身につくのでしょう。

立ち姿勢

私は「おうちヨガ」でゆがみを修整しています。

サボると関節の動きが悪くなり、腰痛が勃発します。

ヨガをすると、左右差に気付きます。

筋肉のどこが弱っているか、よく分かります。

苦手なポーズは、骨の位置が悪いのを自覚します。

いろんな先生の動画を見て、違う動き、違う意識を楽しんでいます。

骨盤と股関節の位置は、上半身全体に関わるので、最初にその動画から始めます。

時間は10~15分くらい。

時間があれば、呼吸を深くするプログラム、上半身のコリをとるプログラム、足の筋力を作るプログラムを追加。

これは朝か空き時間にやります。

仕事帰りは、エアコンで冷え切った体を温めるために、一駅歩きます。

鍼灸は、自分で体を動かせるようになるためのお手伝い。

痛みや動きの悪いところをなくす。

だるくて体力がなくて、運動できない方の体力レベルを上げる。

自分で動かせるようになったら、月1回メンテナンスに来てもらって、体の癖を修正する。

内科的、婦人科的、皮膚科的な問題であっても、動けるようになったら汗をかいて筋力をアップすることで、改善できることは沢山あります。

今のうちに、鍼灸で体のレベルをあげておいて、秋には動ける体にしましょうね。

 

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腎を大事にアンチエイジング

中医学でいう腎とは、父母からもらった生命力の源です。

腎に蓄えられた「腎精」はエネルギー源のようなもので、20代をピークに自然と減っていきます。

精が不足すると、様々な機能が低下して老化現象のような不調が起こります。

夏は、特に老化を感じる季節です。

去年より暑さがこたえる、お腹が弱くなった、眠りが浅くなったetc.

腎精の衰えを止めることはできないけど、衰え方を穏やかにすることはできます。

最近は若い人でも、偏食や睡眠不足で、腎が弱っている人が多いのです。

ここに上げる症状をチェックして、当てはまっているようなら、腎の養生をして下さいね。

<腎の衰えによる主な症状>

  • [全身] 体力低下、免疫力低下、疲れがとれにくい、冷え性、動きが鈍くなった
  • [頭部] 不眠、めまい、健忘症
  • [耳]  耳鳴り、聴力低下
  • [髪]  脱毛、白髪、髪のつやがなくなった
  • [骨]  関節痛、骨粗鬆症
  • [下半身] 腰痛、早く歩けない、しゃがめない
  • [歯]  歯が弱る、歯が抜ける
  • [生殖] 不妊症、精力減退
  • [呼吸] 呼吸が浅い、ぜんそく様症状、息切れ
  • [尿]  尿が多いor少ない、夜間の尿、尿漏れ、尿が出にくい
  • [便]  下痢・便秘になりやすい

老い

<腎を支える食物(薬膳より)>

  • [木の実] クコの実、クルミ、松の実、栗
  • [粘り・渋み] 山芋、ぎんなん、もち米、牡蠣
  • [体を温める] ニラ、ショウガ、シナモン、羊肉、牛肉、鶏肉、ヨモギ
  • [しょっぱいもの] なまこ、海苔、昆布、海草類
  • [黒いもの] 黒豆、黒キクラゲ、黒ごま
  • [水はけを促すもの] はと麦、冬瓜、オオバコなど

薬膳
<腎を弱らせない生活習慣>

  • 腎臓あたり(ウエストラインの背中側)を温める(今年の若い人は、お腹を露出してるの、やめてねー)
  • ふくらはぎを触って、手より冷たければ、一枚おおう
  • 腹式呼吸で、肺から腎を応援する
  • 温かいものを食べて、胃腸から腎を応援する
  • 睡眠をとり、眼を休めて、肝から腎を応援する
  • イライラ、クヨクヨを捨てて、心から腎を応援する
  • よく歩いて(暑い日は室内で足踏み)、足の裏を刺激する

鍼灸で使うツボは、

湧泉ユウセン、太谿タイケイ、復溜フクリュウ、関元カンゲン、大巨ダイコ、腎兪ジンユ、胞肓ホウコウetc.

でも、腎だけが弱ることは滅多になくて、腎が弱れば膀胱が弱ったり、胃腸の動きが悪くなったり。

また逆に、胃腸が弱って腎を支えられなくなったり、肝が強すぎて腎を傷めたり。

その方の生きてきた歴史や、人間関係や、生活環境で、使うツボは変わります。

だから鍼灸は、毎日が新鮮で、飽きないのです。

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長

「緩むこと」は若返り!

先日、「さとう式リンパケア」の提唱者で歯科医の佐藤青児先生にお会いできました。

フォロワー30万人以上のYouTuberでもあります。

さすが、お話が上手で、笑いの絶えないセミナー!

ガチガチの肩を触っては、「これはもはや死体の固さ」「柔らかくなって若返りましょう」と女心をくすぐられます。

そもそもは、歯科医として顎関節症を治す研究をされていて、筋肉や発生学(受精卵がどのように赤ちゃんになっていくか)から、顎を緩めるリンパケアに行き着いた先生です。

リンパケアというと、深いリンパ管を圧迫して流すイメージですが、さとう式は「皮膚リンパの栓を開ける」イメージで、皮膚が引っ張られない5gの圧力が基本。

リンパケア
鍼灸ではフェザータッチという、ツボを探すさわり方です。

鍼灸の名人が、さわさわと体を診察するだけで、心地よく眠くなってしまう感じ。

「東洋医学の衛気(えき)=体表を覆うバリア(オーラのようなもの)」を動かすイメージが似ています。

また、目指しているところが、「体の緩み=副交感神経の活性化」というのも似ています。

要はリラックス。

体がリラックスを思い出すと、痛みが消え、血流が増え、体が楽になって幸せな気持ちになる。

皮膚表面の血流もよくなるので、皮膚のくすみがとれてツヤが出ます。

少数鍼だけで体を変化させる伝統鍼灸では、「気」を動かすことで、「血・水」も動かして、全身状態のレベルを上げます。

今の言葉で言うと、自律神経を整え、血流、リンパの流れ、内臓のはたらきを上げます。

その結果、筋肉の突っ張りが消えていくので、体のゆがみが取れて痛みが消えます。

内臓のはたらきが上がって、症状が消えます。

私はそんな鍼灸が大好きなんですが、リラックスを体が覚えてくれるまで、週2,3回通ってもらわないと、体は元に戻ろうとします。

それで整体や筋膜への鍼も施術して、できるだけ少ない回数でなんとかしたいと考えてます。

また、セルフケアで施術時の状態を長持ちさせてほしいので、いろんなセルフケアをお伝えしています。

さとう式リンパケアは、簡単にできるセルフケアであると同時に、必死に生きている自分の体をねぎらい、慈しみ、愛して御礼を言う、「自分を大事にするケア」だと思いました。

例えていうと、興奮状態にある動物を、「かわいいね、いい子だね」と言いながら、優しくなでて、落ち着かせる感じです。

幸せ

佐藤先生は、

「頑張る、努力、我慢は禁句!これらは自分へ向かうベクトル、だから固くなる。弟子がそれを言ったら破門です」

「大好き! カワイイ! キレイ! 素敵! 外向きの言葉が体の巡りを良くする」と言われます。

セルフケアの時は鏡を見て自分をほめ、施術の時は心から相手をほめる。

私達は、ほめてもらった経験がほぼないですから、褒め言葉をかけてもらえると、体も心もテンション爆上がりです。

それが治癒力になっていきます。

興味がある方は、こちらをご覧下さい。

https://youtu.be/lPX9W2vQwZ0

鍼灸との相性良いですよ。

猛暑は気を食(は)む

ついに猛暑日、熱帯夜がやってきました

題名の言葉は、暑さは人の気(エネルギー)を奪う、という意味。

年を重ねるほどに、暑さはこたえます。

特に介護をされている方は、高齢者の便通やガスの状態に気をつけてください。

脱水や食欲の衰えで、腸閉塞が起こりやすくなります。

元気がなくなってきたな、と感じたら、お腹や足首をホットタオルで温めて、お腹をゆっくり時計回りにさすって、腸の動きを刺激してあげてください。

予防になります。

お腹マッサージ

若い者でも、熱中症や暑さ負けになります。

冷たい水分やアイスばかり食べていると、消化力が落ちます。

「消化力=脾」といいます。

脾の臓の働きが落ちると、いろいろな症状が出ます。

  1. 食べ物の消化↘
    →食欲がない、お腹が空いてもあまり食べられない、すぐに便がゆるくなるetc.
  2. 水分の代謝↘
    →むくんでだるい、胃がチャポチャポする、足が重だるい、めまい感etc.
  3. 消化でできたエネルギーを頭へ持ち上げる↘
    →立ちくらみしやすい、起床時の頭痛・ムカムカ感、起立性低血圧etc.
  4. 血液を作る↘
    →貧血、不妊、PMSがきつい、肩こりがひどい、眼が疲れやすい、etc.
  5. 更に進むと、気そのものが減る
    →朝起きられない、動くのがおっくう、立っているのがしんどい、ヤル気が出ないetc.

気力で頑張りすぎず、①~②の段階でなんとかしましょう。

食養生と運動で戻せるうちに。

エアコンのなかでじっとしてると、「脾」は弱ります。

3日間はだるくても、体を動かして、無理矢理汗をかいてください。

4日目には、だるさが軽減するのを感じます。

足湯

頭が熱くなると、睡眠の質が落ちるので、お風呂は浸かるか、せめてお風呂場での足湯はしてください。

髪を洗う最後は、少しお湯の温度を下げて、乾かすときも最後は冷風で頭皮を冷ましてね。

飲み物は甘くないもの、ミネラルを含んだものを意識して。

女子は基本、具だくさんの味噌汁かスープが、年中オススメです。

たまには暑さに負けないで鍋をしましょう。

企業では、昼休みに昼寝を推奨するところがあります。

働く女性は、1分でも早く退社したくて、昼休み返上で仕事しがちですが、15分の昼寝は午後からの仕事効率を上げます。

眠れなくても、イヤホンで好きな音楽など聞きながらリラックスすると、消化力が上がって栄養吸収がよくなります。

交感神経を続けて働かせるより、時々副交感神経を呼び起こしておくと、夜眠る時も副交感神経が働きやすくなります。

自力で復活がしんどかったら、鍼灸の出番です。

ツボでは足三里、関元、太白、公孫などへのお灸、豊隆、中脘、脾兪、三焦兪などへの鍼をします。

お灸を自宅でも続けてもらえるように、灸点をとります。

梅雨が明けたら、エネルギッシュに夏を楽しめるよう、今から整えておきましょうね。

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長

 

湿気が入る深さ

今年は梅雨に入ってから一気に湿度が上がりました。

重い空気が体にまとわりつき、だるさ、息苦しさを訴える方が増えています。

湿気が体に入る深さや場所によって、現れる症状が違います。

雨がふる

  1. 皮膚まで
    川や田んぼの横に住んでいる、雨に濡れる、雨上がりの蒸気が立ちこめるような時。
    体を守る衛気(バリアー)が破られるので、汗が出なくてこもる、熱っぽくなる、体がだる重い、
    頭が重い、みぞおちが痞えた感じ、味が鈍感、胃もたれなどの症状
  2. 経絡まで
    湿に入られて、巡りが悪くなり、気血が動きにくくなる状態。
    四肢が重だるく痛む、経絡が縮むため痙攣しやすい、小児の熱性痙攣もこの時期に多い。
    頭に昇る気が塞がり、胸の詰まりも起きる。
    ひどくなると意識障害、四肢が冷たくなる、苦しそうに動くなどの症状。
  3. 筋骨まで
    湿が長く留まったり、湿が冷えを連れてきたら、筋骨を動かしにくくなる
    関節が動かしにくい、痛む、腫れる、シビれる、痛みはいつも同じ場所という特徴がある。
  4. 清陽(エネルギーシャワー)をふさぐ
    頭部へのエネルギー供給、皮膚への供給、四肢の潤いとぬくもりが悪くなる。
    頭の重い感じ、頭痛、めまい感、聴力減退、腕や脚がだるくて動かせないなどの症状。
  5. 体中の水の代謝をふさぐ
    みぞおちのつかえ、胃もたれ、お腹が張る、水様便、胸苦しい、尿が出にくい・回数が減る
  6. 内臓 消化器官
    普段から、生もの・冷たいもの・脂っこいもの・甘いものが好き、お茶やお酒の量が多いとかあると、外からの湿気で胃腸が動きにくくなる。
    胃の辺りが張る、食欲がない、頭が重い、四肢が重くて力が入らないなどの症状。
  7. 内臓 臍から下
    大腸→湿気が流れ込んで水様便、
    小腸→動きが悪くなり便秘
    膀胱→尿を作る力が落ちて尿が減少して濁る
    ウエストラインに留まる→おりものが臭って色がつく
    下肢→汁が出るようなできもの、足の腫れ、シビれ

睡眠
以上が外からの湿気の影響ですが、深く入り込むほど、治療に時間がかかります。

また、「内湿」といって、自分が作ってしまう湿気があります。

食生活の乱れ、疲労、考えすぎ・気にしすぎで、胃腸が弱ると発生します。

顔色が黄ばむ、精神疲労、食欲不振、口の中が粘る、胸のつかえ、ムカムカ、軟便下痢、尿量減少、浮腫、大量のおりもの、陰部のかゆみなどの症状が出ます。

内湿があると、外湿に反応し、この時期に症状が悪化します。

セルフケアとしては、体力のある時は、体を動かして汗を出すこと。

お風呂の汗でも、少しは楽になりますが、運動の汗にはかないません。

数年前になりますが、夏の旅行先で、3日ほど歩き回ったことがあります。

汗がドンドン出て、水分を補給し、体中の水気が入れ替わったくらい飲みました。

すると、舌の苔が薄くなって、体がスッキリし、疲れているはずの足さえ軽くなったのです。

「体から、老廃物を含んだ水分がなくなり、さらっとした水になった」実感がありました。

食べ物ではスイカが良い。熱と湿を取ってくれて、利尿作用もあります。

でも体力がないときは、鍼灸や漢方薬の助けを借りましょう。

自分で体を動かしたくなるレベルまで、体力を上げますね。

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長

低気圧不調を乗り越えよう

すでに梅雨入りしたので、低気圧不調の対策について述べます。

普段でも「雨降り前が不調」という方は、暑さと湿気と低気圧のトリプルパンチです。

でも、今の季節を楽に過ごす体を作っておけば、台風シーズンを楽にやり過ごせますよ。

東京慈恵会医大付属病院の松下ドクターの記事を参考に、鍼灸の視点を入れてみました。

気圧が下がるときに、症状が出やすくなるのは、内耳にある気圧センサーと、全身の自律神経が連動しているから。

しかし、詳しいことはあまり分かっていません。

内耳リンパ

(興和株式会社ホームページより出典)

内耳の中にあるリンパの量が増えてむくみが生じると、めまいや難聴を引き起こしやすくなります。

またストレスや疲れ、睡眠不足で血流が悪くなると、リンパの巡りも悪くなります。

となると、ポイントは「リンパと自律神経」でしょうか。

低気圧不調は、頭痛、耳鳴り、めまい、倦怠感、抑うつ感などが多いですが、古傷が痛むとか、喘息などのアレルギー症状がキツくなることもあります。

ここで低気圧不調になりやすさをチェック

  • 時々めまいや耳鳴りがする
  • 汗が出にくい、のぼせやすい
  • 季節の変わり目が苦手
  • いつも首や肩がこっている
  • 冷え性で血圧が低め
  • やせ形で体力がない
  • デスクワーク中心の生活で、運動習慣がない
  • 日常的にストレスを感じている

いくつ当てはまりましたか?

根本的な改善を目指すなら、西洋医学的にも、運動・食事・睡眠!

目的は、血流をよくすることと自律神経を整えることです。

  • 朝の日光を浴びる
  • 朝食を摂る
  • 朝できれば早歩きウォーキング

これで朝の体をしっかり起こし、夜寝るためのホルモンを作ります。

  • 昼は良く噛んで腹八分目、胃腸の負担を減らす
  • 座ったまま15~20分昼寝する
  • 耳を引っ張ったり掴んだりマッサージする、顎を揺らす

活動で交感神経を使った分、副交感神経を呼び起こします。

耳回しストレッチ

(Wellness memoホームページより出典)

  • 寝る3時間前に食べ終わる
  • ぬるめのお風呂につかる
  • 寝る前にスマホを離し、リラックスタイムをとってから就寝する

こうしてみると、1日のほとんどが「良質の睡眠を取るための準備」になっていますよね。

日本は世界で最も睡眠時間の短い国の1つですから、これくらい睡眠に気合いを入れて丁度いいかもしれません。

鍼灸としては、

  • 水分代謝を上げるため、腎や脾の力を盛り立てる。
  • 血流を増やすために、気滞・水滞・瘀血を取り除く。
  • 血そのものを増やすため、脾や肝を盛り立てる。
  • 深く眠れるように、体の緊張を取る

などを、体質に合わせて施術します。

今症状が出ている場合は、週に1~2回、まずは1ヶ月頑張って来て下さいね!

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長