姙娠のコツ(2)~お気楽さ
40代で、体外受精1~2回目に妊娠された方には共通点があります。
それは「不妊に関する知識をあまり知らない」という点です。
「卵胞はどのくらいできてましたか?」とか「何というお薬を処方されましたか?」とか尋ねても「さぁ・・・・」「なんだっけ?」という反応です。
完全に主治医にお任せモードです。
「体にイイコトやってるんだから、これでダメならしゃーない」
「年齢的にもできたら儲けもんやと思ってる」とあっさりしたものです。
私の方が何とかしてあげたいと執着しているくらいです。
お仕事がとても忙しい方もおられましたし、遊びに忙しい方もありました。
「ネット情報は怖すぎる!」「家に帰ってまでパソコン触りたくない」
とパシッとネット遮断していました。
そして平常心への切り替えも上手。
採卵だ移植だといっても、いつもと同じ生活をして、とくに大事にすることもなかったみたいだし、お酒の大好きな方は、採卵後に卵巣が腫れて移植が延びると「今月は飲み月間~!」と言って、飲み友達と予定を立ててました。
そんな緊張していなさそうな彼女たちも、移植前後に鍼を受けにくると、「あーやっぱり緊張してたかぁ」と言われます。
緊張すると筋肉がかたくなり、筋肉でできた子宮もかたくなります。
ふわふわの温かい子宮に卵ちゃんを迎えてあげたいので、移植前後は少し詰めてきてくださいとお願いしています。
鍼を置いている間にスースー寝てくれていたら、子宮の仕上がりもバッチリです。
性格にもよるでしょうが、お気楽になって授かるものなら、ぜひマネしてくださいね。