妊娠のコツ(4)〜オ血をとる
オ血って東洋医学用語ですが、「古い血液」と思ってる方が多いですね。
イメージとしては血液の汚れとか、毛細血管の詰りというところでしょうか…
瘀血の症状は生理経血の塊、生理痛、舌や唇が紫色っぽい、肌がくすむ、手足の指先が冷たい、しもやけ体質など。
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瘀血の原因は血流の悪さで、その原因は多様です。
血流量低下または低血圧、運動不足、睡眠不足、食べ物からくるドロドロ血、イライラや緊張感による血管収縮…
最近は子供時代から習い事や勉強に追われ、子供が「時間がない!」と言ったりしますよね。
大人になっても、やりたいことがいっぱいで、睡眠を削って仕事に遊びに予定満タン!
これって人生を楽しんでいても、体はいつも緊張状態なんです。
結果、瘀血がたまって、子宮、卵巣は冷え冷えに(>_<)
オ血を取り除くのは、気の停滞や水滞よりも時間がかかります。
でもありがたいことに、血液成分は120日間ですっかり入れ替わります。
この間に「運動して」だの「早く寝て」だの「ゆっくり呼吸して」だのヤイヤイ言いながら施術します。
あまりに冷えてる方には漢方薬をお願いすることもあります。
毎日来てほしいけど、毎日鍼には来られませんからね。
人生を120パーセント楽しんでおられる方!
ベビ待ちの時はちょっと生き方を変えて、のんびりの楽しさに目覚めて下さいませ。
そうしないと、赤ちゃんが生まれた時に「この子がいるから、私は不自由」と不当な怒りがわいてくるかも(T . T)ですから…