妊娠のコツ(6)~骨盤内のあたためは大股ウォーキング!
散歩とウォーキングは目的が違います。
散歩の目的は、神経を解放して血管を緩めること。
だからできるだけだらだらと歩きます。
ウォーキングは有酸素運動!
しっかり息が弾むくらい、小汗かくくらいのスピードで。
特に骨盤内を温めるには、大股で歩きます。
普通の早歩きでは、足の付け根から下の筋肉しか動きません。
大股で歩くと、骨盤(腸骨)と腰骨の下の仙骨をつなぐ仙腸関節が動かされます。
ウエストの筋肉あたりまで動かすから、モデルさんのように少し腰振り歩きになります。
骨盤を揺らし、骨盤周りのたくさんの筋肉を動かすと、骨盤周りの血行が良くなって骨盤内まで温まります。
子宮卵巣以外の内臓も活発に動いてくると、栄養吸収率が上がって血液増産も期待できます。
有酸素運動で、栄養いっぱい酸素いっぱいの血液を回してください。
勢いのある血液が脳幹の視床下部まで届けば、ホルモンの出方も変わります。
いや、変えてやる!という意識で歩いてください。
運動初心者は、急に大股ウォーキングすると足を傷めます。
最初は体を温めるようにゆっくり歩き、今日は10歩、明日は20歩と増やしていけばいいですよ。
また昨日紹介したダラダラ歩きと毎日交互にしてもいいし、前半はウォーキング時々大股歩き、後半はダラダラ歩きでクールダウンでもいいです。
習慣になる頃には、体の変化を実感します。
それを楽しみに続けましょう!