流産について~この悲しみは夫にはわからない
妊娠の喜びもつかの間、出血したり、心拍がとれなかったり・・・・
病院で処置してもらった後の喪失感。
ベッドでじっと天井を見てると涙がじわっと出てきます。
(↑出典:イラストやページ)
いたわってくれる夫や親の言葉はありがたいんだけど、なんか心に響かない感じ。
特にご主人は赤ちゃんに対する実感が全くないので、赤ちゃんが可哀想という気持ちはわかないのです。
ただ、悲しそうな妻を見ているのがつらいだけです。
(たまに本当に理解してくれる貴重なダンナもいますが)
でも、医師や看護師さん、助産師さんがおっしゃるように、流産は誰の責任でもありません。
ちょっとスピリチュアルな話をすると、赤ちゃんの魂は9~11週あたりにお腹にやってくるとか。
それまでは、お腹の卵割している物体が無事に育つかどうか、横に寄り添って様子を見ているのです。
私はこの話を聞いた時、なんだか救われたような気がしました。
考えてみたら、魚が成魚になるのは0.0何%なんでしょうか?見当もつきません。
野生動物の世界では、大人になる確率は低いですよね。
人間は産まれたら、ほとんど大人になるのだから、それなりに強い体を持って生まれてくるのだと思います。
その分、妊娠初期に自然淘汰されるのかもしれません。
魂が入ったと思われる後に流産した場合も、誰に責任があるわけではありません。
短い期間、この世に降りてきて、自分のカルマを解消して還る子もいるのです。
おかあさん、少しお腹を貸してね、ありがとう、悲しまないでね、と言っているはずです。
だから、ご自分をどうか責めないでください。
そして、赤ちゃんの魂のために役に立ったことを喜んであげてください。
今はつらくても、時間が悲しみを薄めてくれます。
できるだけ自然に触れて、ゆっくり体と心を癒してください。
妊娠できることはわかったのですから。
どうしても不調から抜け出せない時は、少しだけ鍼灸がお手伝いしますから・・・・