ワクチン後の腕の痛み
ワクチンを打った後、腕が上がらなくなった人、結構多かったです。
2、3日でスッと痛みが抜ける人もあれば、腕の動きが制限されてしまった人もありました。
筋肉痛様の痛みがあった時、動かしていいのか迷われたようです。
このように、医療機関へ行くほどではない痛みに対して、
- 冷やすか温めるか
- 動かすか安静か
を迷う場面はありますよね。
判断基準として、
- 受傷して3日目まで→安静、冷やす
- 慢性痛→温める、動かす
- 炎症(熱を持ってる)がある→冷やす
- 動かした後に余計に痛む→休む、負荷をかけない方法で動かす
ワクチンの場合は、筋肉へのダメージはほとんどないので、「熱っぽい所はアイシングしながら、動かしておく」が正解です。
一般的に、痛みのある場所の動かし方は、実は難しい。
理学療法士さんのような専門家に指導してもらうのがベストです。
自分でできる方法としては、背骨周りの筋肉を意識して、力を抜いてユラユラ揺れるくらいが無難です。
それも難しい時は、ゆっくり呼吸しながら、イメージで背骨を一つずつ揺らします。
首の骨が7つ、首の下からウエストあたりが胸椎で12個、腰の骨が5個あります。
だるま落としの積木のイメージで、上の骨から1つずつ想像の中で、上下、左右、前後に揺らす。
その骨が、一番適切な位置に収まった気がしたら、次の骨へ移る。
最初、このワークを聞いたのは35年も前なのですが、「先生、何言ってんの?」と半信半疑でした。
でも気持ちを落ち着けてやってみると、案外楽になって、ちょっとした痛みも取れます。
リブレに施術に来られてる方は、私が日頃、「ここの骨が出てますよ」とお伝えしてるあたりを、念入りにやってみてくださいね。
少しずつ変わって来るはずです。
私も、再びやってみます。
7月に「体は同じ姿勢を2時間すると固まる」ということをお伝えしましたが、それを証明された方がおられました。
自律神経を整える調査のため、Apple Watchのようなアプリで心拍数や睡眠状態を測っておられました。
そのアプリが「座って2時間が経ちました。少し動きましょう」などとお節介してくれるのです。
促されるまま、2時間おきに肩甲骨を動かす体操を実行していたら、ひと月ぶりに来られた時に、前回と肩周りの様子が全く違って、柔らかくなられてました!
2時間おきに動かす事の効果を、目の当たりにしました。
実行は力、継続は力ですね。
タイマーを置いてお仕事できる方は、ぜひお試しを。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長