枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

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枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

院長コラム

産後の骨盤矯正

産後の骨盤調整はいつから受けられる?~早すぎると危険です

当院では鍼灸施術が産後2週間、骨盤調整は産後3ヵ月以降と決めています。

鍼灸は、出生から亡くなるまで、いつでも対応できる施術ですから、産後直後でも無害です。

実際に、お産直後の「至陰の灸」は、子宮の収縮に即効性があります。

しかし、産後すぐの体には、急激なホルモン値の変化があり、その自然の修復力を信じて、鍼灸施術は2週間待つのです。

また、産後骨盤の3ヵ月という期間ですが、あまり施術が早いとリスクが大きくなるからです。

特に恥骨剥離や恥骨結合離開と言われた方は、1ヵ月目から施術を受けると、せっかくくっついてきた恥骨結合がずれる怖れがあります。

恥骨結合離開

また、出産のために関節を緩ませる、リラキシンというホルモンが産後も出ていて、産後3ヵ月くらいからホルモン値が落ちてきます。

だから、あまり早く施術しても、すぐ緩んでしまうのでもったいないのです。

骨盤に関する自然の回復力は、「床上げ3週間」と言われるように、産後3週間、しっかり横になって過ごすことで、うまく進んでくれます。

20代で筋肉がしっかりついていれば、横になって過ごすだけで、骨盤の開きはほぼ元に戻ります。

20代でも運動経験がない方や、30代後半、40代の出産になると、横になっている期間も、骨盤ベルトか手持ちのもので、骨盤固定をおススメします。

その上で、3ヵ月を過ぎたら骨盤調整を受けて、骨盤底筋の緩みを防ぎましょう。

歩きやすくなり、デニムのサイズが落ちるのはうれしいものですよ。

骨盤の形~類人猿型が急増!

50年前には8%だった、横幅の狭い骨盤(細長型)が、今や約半数だそうです。

腰が横に張った「安産型」はどんどん減っています。

kotuban-shiryo

(↑朝日新聞より)

今の女子は顔もお尻も小さくて可愛らしい!

でも生物学的には、二足歩行に適さない体型らしいです。

類人猿に近い形です。

頭が大きい人間の赤ちゃんを産むには、難産になりやすい・・・・

緊急帝王切開が増えるのも仕方ないのかな。

骨盤が前後に成長するのは小学校に上がるまで、横に成長するのは思春期前期。

つまり、中学時代にしっかり運動をしておかないと、骨盤は横に発達しません。

安産骨盤は遺伝だとばかり思ってましたが、後天的にも作られると知りました。

中学生の性教育で、卵子の老化や骨盤の発達について教えてあげないと、知った時には手遅れってことになりそうです( ; ; )

産後の骨盤矯正で、妊娠前よりお腹がへこみウエストくびれた!

骨盤矯正後にベッドから立ち上がってもらった時、言われる感想ベスト5

  1. デニムに余裕が出た(お腹がひっこんだ)
  2. 背筋が伸びた感じ(目線が高くなった)
  3. O脚がまし
  4. 歩きやすくなった
  5. 足が細くなった(横のでっぱりがまし)

骨盤画像

(↑出典:ますぶちマッサージ、はり、きゅう院ページ)

骨盤矯正は、仙腸関節と恥骨結合のゆるみとアンバランスを整えます。

その後、骨盤の前後の傾きを正します。

実際の施術では、骨盤模型で説明して理解してもらいます。

骨盤説明

妊娠でお腹が大きくなると、お腹を前に突出して背中をそらせる、独特の妊婦歩きになります。

このとき、骨盤は前に倒れています。

お腹の前の白線(腹筋割れの真ん中の線)が伸ばされて、みそおちから恥骨までの距離が遠くなります。

お腹出し姿勢では、恥骨に圧力がかかりますし、反り腰になって腰痛もおきます。

その上、赤ちゃんが産道を通る時に圧力がかかって、靭帯は伸ばされます。

赤ちゃんの背中が通った側の仙腸関節が、大きく広がります。

骨は自分で動くことができません。

骨の場所に狂いがあるのは、筋肉の非対称の張りのせいです。

骨盤矯正に入る前に、全身の筋肉を鍼灸で緩めておきます。

骨盤矯正すると、横を向いていた股関節がやや前に向きます。

だからお尻より外へふくらんでいた足の付け根が、スッキリします。

足の甲が外へ倒れていたのが、甲が上から見えやすい角度になります。

だから両ひざの間が狭くなって、ヒールが履きやすい足になります。

次に妊婦時代に前に倒れた骨盤を、後ろに戻す手技をします。

みぞおちと恥骨の距離を縮める訳ですから、腹筋が短くなって腹筋のテンションが上がります。

お腹ポッコリで猫背になっていたのが、背骨を上から引っ張り上げたようになります。

それで、最初に書いたような感想が出るのです。

文字で説明するのは難しいですね。

動画ならわかりやすいのにね。

 

産後の骨盤ベルトはいつからつける?いつまでつける? 

骨盤ベルトはトコちゃんベルトをお持ちの方が多いですね。

しかし、たいていの方、つける位置が高過ぎます!(泣)

座った時にお腹につかえる感じがあれば「高過ぎる」と思ってください。

中途半端に下げると、動いた時にずり上がってきますので、もっと下げてください。

正しい場所にはまると、恥骨痛はピタッと止まるし、立った時に支えられている感じがして楽です。

「産後は一応骨盤ベルトを締めてました~」とおっしゃる方でも、つける位置が高かったら、骨盤の上の方だけ締まって、肝心の下は広がってます(>_<)

残念・・・・お尻が横に張ってしまっています・・・・

最近は産院の入院セットに、薄手の骨盤ベルトを入れてくれている所が多いです。

入院中は、このような薄手のものや、さらし2.5m(イヌの日にいただくものを半分に切るといい)を、巾4つ折りにしたものを巻くのが楽です。

つけ方は助産師さんに習ってくださいね。

トコちゃんベルト
(↑出典:犬印産後すぐ骨盤さらし説明書)

帝王切開の方は傷が治ってからで大丈夫です。

入院中から産褥期はほとんど横になっているので、寝ている時間でも巻いたままです。

ただし、リリース時間も必要です。

1日に2~3時間、横になっている時間帯ではずしてください。

床上げの時期になれば、トコちゃんベルトのようにしっかりしたものでも大丈夫です。

さらしなら、そのままずっと使えます。

夏はさらしがいいですね。アンダーベルトはいらないし、汗を吸ってくれます。

この時期になると、骨盤ベルトは起きている時間だけでいいです。

骨盤ベルトはだいたい産後6ヵ月ではずしてしまいたいです。

体の状態に合わせて、徐々にはずして過ごす時間を増やしていきます。

産後の骨盤矯正に来て頂くと、左右の骨盤の締まり具合を均等にすることができます。

また、骨盤ベルトの代わりになる自分の筋肉を育てる体操をお伝えします。

そうして自然に骨盤ベルトの不要な体を作っていきます

骨盤の下が広がるように締めてしまった方、産後全然締めなかった方は、特に産後の骨盤矯正を受けると違いがわかっていただけます。

産後数年以内なら、きれいに戻すことができます。

体をよく動かしている方は、もう少したってからでも動きます。

ウエストくびれ、丸いおしり、美脚をめざしてくださいね。

(私もやらなきゃ!)

産後の骨盤矯正(1)~尿漏れ~

~尿漏れが1回の施術でほとんど改善~

世の中で骨盤矯正は大流行!

そのほとんどがダイエット目的をうたっています。

お客様の心に響くからね。

でも本当は、将来の生活に支障をきたす、尿漏れや股関節のねじれなどを予防することが大事なのです。

今の時代、なぜこれほどまでに産後骨盤矯正が求められるのか?

それはずばり、筋力低下のせいです。

出産年齢が上がって、お腹まわりの筋力がなくなってからの妊娠なので、妊娠中からお腹を支えきれないし、産後も筋肉が伸びきって骨盤を締めてくれないのです。

伸びたのは腹筋だけではありません。

肛門から尿道をとりまく骨盤底筋も伸びて、ゆるいトランポリンのようになっています。

くしゃみが出そうになると、顔への反射だけでなく、全身の筋肉に収縮命令がでます。

特に脇腹にあって、ウエストのくびれを作る腹斜筋は、骨盤底筋に指令を伝えて、尿が漏れないように、骨盤底筋の硬さで尿道口をキュッと締めてくれます。

骨盤底筋画像
(↑出典:ヨガベビマのみなみブログのページ)

妊娠でこの腹斜筋も骨盤底筋もゆるんだために、縮まれという命令の伝達が遅れて、尿道を締めるのが間に合わない・・・・これが尿漏れです。

尿漏れが産後すぐに起きた人は、赤ちゃんの頭の圧力で骨盤底筋がダメージをうけたパターン。

産後しばらくたって(あるいは数年後)に尿漏れが起きた人は、骨盤が開いた状態で放置したために骨盤底筋が徐々に伸ばされてゆるんだパターンです。

これをさらに何十年も放置してると、年を取った時に骨盤臓器脱といって子宮や膀胱が膣から出てくる事態になります。

こうなると、日常生活に支障がでるだけでなく、感染の危険も生じるので手術になります。

リブレの骨盤矯正は、東京の鍼灸院かな太の女性鈴木院長の直伝のソフトな調整法。

お産の経過と生理周期に合わせた、きめ細やかな手技です。

骨盤を締めて、さらに反っている腰を伸ばせば、伸びた腹筋が短くなって腹筋の力が効くようになります。

腹筋から尿道への伝達が早まって、尿漏れを止めてくれます。

リブレでは、尿漏れまたは尿意を感じると我慢できない感覚が、今の所全員改善しています。

そのほかの目的と矯正をいつ受けたらよいかについては、つづく・・・・