5/28は「骨盤の日」
骨盤の日は語呂合わせで、整体サロンが申請して認定された記念日のようです。
肩こりや頭痛といった上半身の不調であっても、骨盤からくることもあります。
骨盤のゆがみに気付いてもらい、ご自分で姿勢を直す意識が大事だと思っています。
昭和の中頃までは、畳にちゃぶ台、和式トイレが主流でした。
ご飯の時は正座し、トイレや雑巾がけで、しゃがむことが多かった。
だから、子どもの時に、正しい姿勢を保持する筋肉が作られました。
正座は骨盤が立つ姿勢。
しゃがむ姿勢は股関節や足首を柔らかくし、ふんばるために足底のアーチができ、立ち上がる際には内ももが鍛えられました。
必然的に安産となり、産後に骨盤を締める必要もなかったのです。
現代の生活環境では、「きれいに立つ・座る・歩く」ための筋肉を、わざわざ鍛えないといけません。
しかも、骨盤がゆがむ原因は、実に様々。
- 座る姿勢、立つ姿勢、寝る姿勢のバランス
- スマホやモニター、テレビの位置
- カバンを持つ姿勢
- 足を組む
- 足首の古いねんざ
- 股関節をひねった古傷
- 出産経験
- 子育てや介護など、人を支える体の使い方 etc.
また歪む方向も
- 仙骨の前後バランスの崩れ(反り腰や円背)
- 仙骨の左右の傾き
- 仙骨の左右のねじれ
- 腸骨の開き
これらの組合せで、いろんなパターンがあります。
骨盤が歪んでいると、背骨もねじれます。
股関節も、いろんな方向を向きます。
だから、施術の時は、骨盤を調整してから上半身や膝・足首にとりかかります。
骨盤調整したあとは、普段サボっていた筋肉で、自分の骨盤を支える事になります。
歪んだ体に長い間なじんできた訳ですから、脳も体も変化を嫌がり、元に戻ろうとします。
良い姿勢をキープするために、筋トレをお願いしますので、こまめにセルフケアをしてください。
正しい筋肉が作られると、意識しなくても、良い姿勢になります。
以前は、ご飯を食べる姿勢、学校机に向かう姿勢など、親や先生からやかましく注意を受けました。
中には、背中に竹の物差しを入れて、背筋を伸ばすよう躾けた親もありました。
今でも、ヨーロッパでは、姿勢や歩き方、靴の選び方を学校で学ぶと聞きました。
ヨーロッパの方が、「日本人は歩き方がおかしい」と言ってるのを、聞いたことがあります。
体を傷めないためには、子どもの頃に姿勢を学ぶべきでしょうね。
バレリーナのように、いつも鏡で自分の動きを見ている人はいいですが、自分の体を客観的にみるのは、とても難しいです。
だから、1ヶ月に1度くらいは、自分のメンテナンス日を確保して、体の使い方を見るプロに、自分の体の状態を教えてもらうといいですよ。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長