眼を守ろう
今日は二十四節気の11番目、小暑です。
最近の蒸し暑さで、頭痛とめまいが増えています。
除湿しながら脱水と睡眠不足にならないよう、予防しましょう。
体の中で最も酷使されている眼。
今日は眼の疲れの解消法、眼を守る生活習慣、食べ物を紹介します。
若い人でも眼精疲労やドライアイ、眼から来る頭痛、
40代くらいから老眼、かすみ眼、白内障、緑内障など、トラブルが出てきます。
その最大の原因は、眼への血流不足です。
眼を栄養しているのは、首の後を通る内頸動脈。
これが脳の中を栄養し、その分枝が眼動脈になります。
内頸動脈付近、首の後のツボに鍼すると、眼にズーンと響いたり、後で眼がスッキリしたりします。
眼精疲労は眼球を動かす筋肉の疲労もありますから、眼をホットマスクで10分程度温めてあげることも大切。
首の後に、眼球を動かすと連動する筋肉があり、そこに鍼するのも良いです。
ご自分でも、眼を縦に動かしたり横に動かしたりして首のツボを探し、ツボ押しするといいですよ。
ドライアイは、涙液の不足と思われがちですが、涙液が蒸発しないようにする油の膜の不足が多いです。
マイボーム腺という油膜の分泌器官が詰まるのは、
- まつげ生え際の化粧の洗浄不足
- 油が粘る生活習慣
です。
一般的に体液の粘りは、脂っこい食事、甘いもの食べすぎ、疲れ、脱水などで起こります。
つまりやすいマイボーム腺は、お湯でまつげの生え際を洗う、ホットマスクで解消してください。
東洋医学では「肝は眼に開竅する」と言って、眼は肝のはたらきの影響を受けます。
イライラや焦り、気の張りなど肝火・肝陽上亢だと、眼が充血します。
また、肝血不足という血液ストック不足(今で言うフェリチン不足か)でも、眼が疲れます。
肝の調整には、太衝や合谷などを使います。
眼の栄養として有名なのは、
- ブルーベリー(抗酸化物質アントシアニン)
- オメガ3脂肪酸(サーモン・サバなどに含まれるDHA)
- イチョウの葉(血流を増やす、加齢黄斑変性の予防)
- クコの実(抗酸化物質ゼアキサンチンがドライアイに有効)
- ニンジン(ビタミンA、βカロチン、ルテイン、ゼアキサンチンが豊富)
一番大事なのは、やはり睡眠。
「スマホを見ながら寝落ち」ダメって分かってるんだけどな~!という声が聞こえますw。
脳に浴びる電磁波を遮断する意味でも、眼を休ませる意味でも、スマホは置いて、紙の本を寝室へ持っていきましょう。
寝付きが悪い人は、「必ず眠くなる本」をチョイスして下さい。
眼の不調は「老化現象」とあきらめないで、精一杯、抵抗していきましょうね!
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長