ビタミンCとトリプトファンで良い眠りを!
今日は二十四節気の22番目、冬至です。
寒さに体が慣れてきましたか?
インフルエンザ他いろいろな風邪が流行っていますが、免疫力のある体は「温かい体」で、その温かい体を作るのは、やっぱり「栄養、睡眠、運動」ということになります。
「ビタミンCとトリプトファン」という2つの栄養素が、睡眠の質を上げてくれるようです。
どちらも簡単に摂取できるのが、嬉しいですね!
そもそも、「加齢とともに睡眠の質が悪くなる」と言われるのは、
- 睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が減る
- ストレスが増える
- 筋力低下
が主な理由です。
眠くなるためのメラトニンは、60代になると分泌量が半分以下になるそうです。
また、ストレスはリタイアしたら減ると思われるかもしれませんが、体の痛みや不調もストレスだし、介護や家族の病気、老後の不安など、ストレスは決して減りません。
目の前の事に対処しながら、考え方や生き方を見直す作業も出てきます。
ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されると、興奮状態が続いて寝付きが悪い原因になります。
筋力低下は、時に睡眠時無呼吸症候群を引き起こしたり、低体温や肩こりなど血流障害を起こしたりします。
ビタミンCが睡眠の質を上げる理由は
- 酸化作用でストレス物質を下げる
- メラトニンの生成を助ける
- 血管拡張作用がある
ストレスがたまる → 活性酸素が発生 → コルチゾールが発生 → 興奮状態が続く
この連鎖中で、ビタミンCは活性酸素を退治してくれます。(水素吸入も同じ効果です!)
その結果、興奮状態がおさまるので、睡眠の質は上がります。
メラトニンはセロトニンから作られますが、メラトニンが増えると、眠気を引き起こし、睡眠リズムが整います。
そして、ビタミンCとトリプトファンはセロトニンを作ってくれる材料です。
トリプトファンはナッツ、豆類、緑の葉物野菜、海藻などに多く含まれます。
ビタミンCは果物や野菜に多く含まれますから、意識して摂りましょう。
ただし熱には弱いので、生食か蒸し野菜がオススメです。
サプリメントもいいのですが、大量摂取は吐き気、下痢、腹痛などを引き起こすおそれがあるので、容量に注意してください。
風邪をひいてしまったとか、甘い物をたくさん食べてしまった時は、サプリメントを活用するのもアリですね。
冬の季節は、乾燥対策とウイルス感染対策がキモになってきます。
クリスマス、お正月とご馳走続き、甘い物、夜更かしなど、体調管理が難しい時期です。
腸内環境が乱れると、免疫力が下がります。
上記のような食養生と、鍼灸によるリラックス、血流改善、睡眠改善で、風邪に無縁の年越しをしてくださいね!
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長