映画「はたらく細胞」を見て
あけましておめでとうございます!高橋です。
今日は二十四節気の23番目、小寒です。
昨年は能登地震で不安な幕開けでしたが、今年は穏やかな晴天が続き、明るい未来を感じました。
元日には、患者さんに教えてもらった獅子窟寺に行きました。
京阪交野線の河内森駅から30分、急な坂を上ると、国宝の薬師如来像に会えます。
今年は大阪万博のため、2~7月は天王寺博物館に展示されるので、1月中ならお寺に御安置されているようですよ。
階段がなくて、ひたすら坂道なので、膝への負担が少ないし、見晴らしもよく、ちょっとした山歩きが楽しめてオススメです!
腰の曲がった年配の方や、病気の後遺症のリハビリのような方も、ストックを使ってゆっくり歩いておられ、励まされる思いがしました。
さて、映画「はたらく細胞」は笑いあり涙あり、見た後に「こんなに体は頑張ってるんだ」「もっと自分の体を大事にしてあげよう」と思える映画でした。
以下ネタバレを含みます。
赤血球と白血球が主人公で、酸素を運ぶ使命と、外敵の侵入を見張って戦う使命に燃えている。
免疫担当のマクロファージ、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、NK細胞の働きの違いが、キャラクターの違いで描いてあり、よくわかります。
不摂生している父親の体内の様子は、ゴミだらけの裏路地風。
食べ過ぎや高コレステロールが、いかに体に負担をかけているか、身にしみます。
また、白血病とは成長過程にエラーが出てしまった白血球が増殖し、正常な免疫細胞を攻撃すること。
その治療法が抗がん剤のじゅうたん爆撃で、エラー白血球も正常免疫も攻撃する。
とことん免疫低下させ、骨髄移植を邪魔しないようにする。
生死の境をさまよう時、わずかに残る正常細胞に、赤血球が酸素を届ける・・・・
思わず細胞達を応援したくなります。
そして、最後の生きる力を奮い立たせるのは、人の応援と笑顔!というのも感動ポイント。
免疫細胞たちも、赤血球が酸素を供給しなければ、働くことはできない。
それを考えると、呼吸でしっかり酸素を吸うことが、どれだけ大事なことか!
肺炎で酸素濃度が落ちることが、どれだけ体にとって危機的なことか!
鍼灸の立場からは、呼吸は肺の経絡と、吸う力を出す腎の経絡、全身に届ける肝の経絡の働きを整えます。
整体の立場からは、骨盤を立てて胸を開き、頭を起こして気道を広く使えるように姿勢を整えます。
倦怠感や疲労感が取れないときは、全身の細胞の酸素不足かもしれません。
映画の続編ができるなら、「はたらく細胞しんきゅう編」を期待します!
リブレでは、鍼灸と整体で、今年も皆様をサポートします。
来月から施術料を改定しますので、不調を感じる方は1月中においでくださいね。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長