栄養不足と添加物の怖さ
今日は二十四節季の16番目、秋分です。
ようやく熱帯夜が終わり、朝夕は体を動かす気になってきました。
最近は「分子栄養学」という血液検査(実費です)によって、体に何の栄養素が足りなくて不調になっているか、詳しく分析することができます。
あまり神経質になることはないですが、どこに行っても原因不明、もう心療内科の薬を出しましょうか?くらい追い詰められたときは、一度試してもいいのではないでしょうか。
妊活さんからの情報が多いですが、ビタミンD、鉄(フェリチン)、亜鉛、たんぱく質不足をよく聞きます。
特にフェリチン不足は、体のだるさや動悸だけでなく、メンタルにも影響します。
ダラダラしてしまう、イライラが止まらない、やる気が出ない、すぐに落ち込むなどでお悩みなら、フェリチン不足の可能性があります。
そもそも栄養不足になる原因は3つ
- ダイエットや空腹を満たすだけの食事で、栄養を摂っていない
- 脳の使い過ぎ(心配性、仕事しすぎ、スマホ見過ぎ)で、消化機能が落ちている
- ジャンクフードやインスタント食品で添加物を摂りすぎて、腸内細菌の状態が悪い
鍼灸の立場としては、
① は栄養の知識を得ていただく
②は肝脾不和という状態
③は湿痰・瘀血
なので、
①はカウンセリング、
②③が施術の対象となります。
何より怖いのは、
①の栄養不足が長期になると、
「内臓の組織に蓄えていた栄養が、生きるために放出されるため、内臓がスカスカになる」ということ。
だから、栄養不足に気がついて、栄養を摂り始めても、すぐには回復しません。
不妊治療のために来られる方の中には、20代は仕事と遊びに忙しくて、コンビニ食や菓子パンばかりでした、と言われる方も少なくありません。
数年単位で栄養不足になっていると、内臓が弱って、吸収しにくくなっているようです。
②に関しては、せっかく摂った栄養が、心配性のため吸収されないパターンです。
とても頑張り屋さんで、運動もするし、健康に良いこともいろいろされているのに残念。
起きている時間はフル活動、交感神経が働きすぎて、胃腸の消化液が分泌しません。
そのうち、交感神経も弱ってきて、やる気が出ない、起きられない、動けない、になります。
こうなる前に、「なるようになる、ケセラセラ!」精神を養いましょう。
③ に関しては、忙しい中で、添加物を避けるような食事を作るのは、大変であるのはわかります。
でも、これくらいから始めてみませんか
☆出来合いのものでも、裏の表示を見て、添加物の少ないものを選ぶ
☆魚は天然のものを選ぶ
☆1日のうち1食は和食の粗食にする
健康のためならピンときませんが、肌のツヤや張りのため!と思えばできそうですね。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長