枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)
枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)
リブレへの予約・ご相談

枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

こころの炎とからだの炎

今日は二十四節季の17番目、寒露です。

「寒」の文字に違和感を覚える、季節逆行です。

逆行の時は、特に体調に気を付けましょう。

炎という症状を複数持っている(副鼻腔炎、中耳炎、膀胱炎、口内炎、関節炎、胃炎、逆流性食道炎、慢性上咽頭炎etc.)、傷がすぐに化膿して治りにくい・・・

そう感じるとき、からだの炎症の背景に“こころの炎”があることがあります。

生まれつき扁桃腺肥大がある、加齢によって炎症物質が増加している、という場合も多いので、一概には言えませんが、穏やかな気持ちで暮らすことの医学的な意味をおつたえします。

<精神状態と体内物質の変化>

① 怒り・イライラ・不満

→ 交感神経が優位になり、体は「戦う・逃げる」モードに入ります。

このとき増えるのが

  • アドレナリン・ノルアドレナリン: 心拍・血圧上昇。
  • コルチゾール(ストレスホルモン): 短期的には炎症を抑えますが、慢性的に増えると免疫のバランスが崩れ、炎症が続くようになります。
  • サイトカイン(IL-6、TNF-αなど):慢性的な怒りや敵意があると増加し、動脈硬化・関節炎・腸炎などの炎症性疾患と関係します。

中医学的には、「肝気鬱結→肝火上炎→血熱・炎症」ですね。怒りが「火」を生みます。

頭が熱い、頭痛、イライラして考えがまとまらない、歯のくいしばり、目がかすむなど。

怒り

② 不安・恐れ・悲観

→ 主にコルチゾールの慢性上昇とセロトニンの低下が起こります。

  • コルチゾールが高い状態が続くと、

→ 腸内環境の悪化(腸粘膜のバリアが弱まる)

→ 慢性炎症(リーキーガットや自己免疫反応の誘発)

→ 睡眠の質低下(メラトニン抑制)

  • セロトニン不足は腸の炎症とも連動。腸内細菌バランスの乱れを助長します。

中医学的には、「心腎不交」「心脾両虚」などに通じます。

「気」が内にこもり、流れが滞る→発散できないので炎症のもとになる。

疲れやすい、便秘、ストレス性の動悸、食欲低下、考えが巡って眠りが浅い、など。

不安

③ 愚痴・不平・悲しみの停滞

→ これらは副交感神経の過剰緊張やうつ状態に近い反応を生み、 免疫細胞(マクロファージやT細胞)の働きが鈍くなる

→ 炎症の修復が遅れる

→ 酸化ストレスが蓄積する

つまり、炎症が長引く体質になります。

中医学的には「脾の運化低下」「気滞湿阻」など、湿がこもって熱化しやすい。

むくみ、軟便気味、のぼせ、倦怠感、関節の腫れ痛み、など。

「前向きになりたいけど、そう簡単に切り替えられない」そう感じる人も少なくありません。

無理にポジティブになろうとするよりも、“気の流れ”を少しずつ整えていくことが大切です。

① 「感じる時間」をつくる

怒りや不安を否定せず、「今、私はこう感じているんだな」と静かに認めてみましょう。

感情を抑え込むより、認識して流すことが「気滞」を防ぎます。

② 小さな「感謝」を探す

寝る前に、今日あった小さな嬉しいことを一つだけ思い出します。

「お茶が美味しかった」「空がきれいだった」

たったそれだけで、オキシトシンやエンドルフィンが出て、炎症を鎮める副交感神経が働き始めます。

③ 呼吸でこころを鎮める

深呼吸は最も手軽な“自律神経のスイッチ”。

3秒吸って、6秒かけて吐く。

これを数回繰り返すだけで、心拍が落ち着き、脳内のストレス物質も減っていきます。

④ からだを温める

温かいお灸や湯たんぽ、散歩などで血流を促すと、こころもほぐれます。

「気・血・心」は一つの流れ。

からだを温めることは、こころを温めることでもあります。

⑤自分をほめる

「心を整えることを1つやってみてエライ!」

「つらさを乗り越えて今日も生きた私最高!」

自分を満たすことを続けると、心配や不平不満は減っていきます。

炎症は、体の中の“火事”のようなもの。

でも、心の中に小さな優しさや感謝の灯をともすことで、その炎を静かに鎮めていくことができます。

からだとこころの炎がともに落ち着いたとき、自然治癒の力は一番強く働きます。

私もそれを信じて施術させていただきます。

 

&ネット予約はこちら!(外部サイトへ飛びます)

https://www.shinq-yoyaku.jp/salon/2270

枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長nbsp;