体温を守る天然素材の重ね着
今日は二十四節季の20番目、小雪です。
急に気温が下がって、温感肌着に変えた方も多いのではないでしょうか?
体の汗を熱に変えてくれる肌着が、安く売っていますね。
私も薄くて暖かいので愛用していますが・・・
今回は、化学繊維でできた温感肌着のデメリットについて調べてみました。
個人的には特にヒート××に問題を感じませんが、化学繊維の問題点はいくつかありました。
① 静電気が起きやすいこと
体は神経伝達など、微細な電流によって信号が伝えられています。
その神経伝達が、静電気によって影響を受け、自律神経を乱す可能性があります。
肌着を天然素材に変えて、だるさやコリ、頭痛などの電磁波症候群が、マシになることがあるそうです。
② 皮膚を乾燥させる
汗が熱に変わる際に皮膚の潤いを奪って、乾燥やかゆみなどを起こす場合もあります。
東洋医学的には、津液(体の水分)低下の傾向が生じます。
③ 血流の低下
フィット感がよく、伸び縮みするため、毛細血管が締め付けられ、瘀血やコリの原因になることがあります。
これはパンツのゴム、ブラジャー、パジャマのゴム、むくみ取りの靴下などでも起きます。
紐でくくる浴衣が一番良いみたいですが、はだけますよね(泣)
そんな体の敏感さんには、どんな天然繊維がいいのでしょう?
潤いを失わずに、汗冷えになりにくく、空気の層で自分の体温を逃がさない!
この条件を満たす重ね着は、次のとおり。
肌に触れるのは、皮膚に優しいシルク。
中間層は、空気の層をつくるために、コットンかメリノウール、いいとこ取りで伸びの良いコットンウールの混紡がおススメ。
外側には、撥水性があって風を通しにくいウール100%が蒸れなくて暖かい。
天然素材はお値段が張りますが、肌着だけでも、体が楽になったり、睡眠の質が変わったりするようです。
また、頭寒足熱は特に大事です。
現代は歩くことが少なくて、圧倒的に脳を使って熱をもちますので、冷えのぼせを防ぎたいです。
靴下の重ね履きをされている方は多いですが、太ももやふくらはぎが経絡的には超大切!
下半身はタイツ一枚でなく、「下半身の重ね着」を心掛けてください。
腹巻はお腹からお尻全体をカバーできる、幅広のものを選んでくださいね。
ミニ知識ですが、服用、服薬など、服の文字は薬に使われます。
東洋医学では、服は外の邪気から体を防ぐ「外服」、薬は体内の邪気を払う「内服」と呼ばれていたそうです。
つまり、服は体を守る健康管理の一部だったのです。
今年はぜひ、「自分の体温を守る防寒」で元気に過ごしましょう!
ネット予約はこちら!(外部サイトへ飛びます)
https://www.shinq-yoyaku.jp/salon/2270
枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長








