枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

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枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

「足のつり」考察

今日は二十四節季の21番目、大雪です。

寒くなって、寝ている間の足のつり(こむら返り)に悩んでいませんか?

私は18年前に腰椎ヘルニアをやってから、長年これと付き合ってきました。

そんな経験と医学的な情報が、皆様の役に立てば幸いです。

筋肉は「脳→神経→筋肉」という命令でコントロールされています。

このラインがどこかで狂うと、筋肉は「縮んで!」と命令され続けて、緩むことができません。

その結果が、あの激痛。

こむら返り

筋肉がつる原因は西洋医学的には3つ。

① 筋肉内のミネラルバランスのくずれ

筋肉が縮むには、Naナトリウム、Kカリウム、Caカルシウム、Mgマグネシウムが微妙なバランスで使われます。Caが多すぎたり Mgが不足したりすると、縮むけれどもゆるまない。

これを医学的には「神経筋接合部の興奮性が亢進している」と言います。

② 筋肉疲労や血流不足

血流が悪いと酸素と栄養が不足し、神経から出る信号が不安定になって、暴走の引き金になります。

夜中によく足がつるのは、重力のおかげで足へ巡っていた血流が、寝ている姿勢だと減るため。

寒さで血管が縮んで、血流が悪くなるのもあります。

③ 神経の過敏化

加齢、糖尿病、脱水、運動不足、妊娠、運動しすぎなどで、末梢神経(感覚神経・運動神経)が興奮しやすくなります。すると、筋肉への命令は、「縮んで」ばかりになります。

高齢者は加齢による「神経筋コントロールの劣化」によって、こむら返りが増えます。

私のこむら返りは、ヘルニアによって炎症の起きた神経が過敏になり、少し足を動かしただけで「縮んで」の命令ばかり出す状態でした。

中医学的な原因も3つ

① 寒湿

冷えと水分代謝の悪さがからんだもの。頭の締め付け痛、だるさ、手足の冷え、食欲不振などを伴います。

② 湿熱

熱のこもりと水分代謝の悪さがからんだもの。頭の締め付け痛、だるさ、手足のほてり、ムカムカなどを伴います。

③ 肝血不足

全身の血流量が不足した状態。頭のふらつき、目のかすみ、耳鳴り、皮膚の乾燥、しびれなどを伴います。高齢者に多い症状です。

私は体質的に、これでした。

また、整体的には仙腸関節の動きの悪さ、それに伴う殿筋群の固さによって、坐骨神経や大腿動脈が絞めつけられて、神経の命令不全が起きます。

私の場合はこれが一番の原因で、寝がえりすると足がつっていました。

ボディクリームレッグウォーマー

対策は

  • 下半身の保温
  • 脱水に気を付ける
  • Mg入り入浴剤やボディクリームを使う
  • 寝る前に脳を使わない
  • 睡眠不足しない
  • 寝る前の三陰交のお灸

これらの心がけで今はほとんど安眠できています。

お試しください。

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長