生きのびてきた日本人
今年は新型コロナで社会が激変しました。
自分にとって、なくてもそれほど困らないことは何か、本当に必要なものは何か、ということが明らかになった年でもありました。
「コロナ鬱」という言葉がありますが、日本人には鬱病が多いそうです。
その理由には社会的な閉塞感、家庭的環境、どんな教育を受けてきたか、どんな考え方を身につけてきたかなどが、複雑に絡んでくるでしょう。
しかし、身体的理由に限っていえば、日本人は脳内で幸せを感じるセロトニンというホルモンが少ないこと、他の人種に比べて体温が低いことがあげられます。
- 文明が発達して体を動かす労働が激減し、筋肉量が減った
- 一年中、冷たい飲食物を摂るようになった
- ストレスフルな生活を送っている
- 夏の気温上昇でエアコンが必須となり、汗をかく機会が減った
- 甘い物や精製された穀物、添加物、化学物質のせいで、体に分解しにくい物質が停滞しやすい
などの原因があります。
セロトニンの量に関しては、まだ解明されていませんが、一部の学者さんは
「セロトニンが少ないのは、悲観的・心配性ということ。地震・洪水・津波などの天変地異が多い島国で、いち早く危険を察知して逃げた人々の子孫が、現代まで生きのびたのでは?」
と言っておられます。
なるほど!それなら心配性万歳です。
私達の祖先は疫病の危機も乗り越えてきた訳ですから、新型コロナウイルスも乗り越えられるはず。
行動を起こすことで、心配は減ります。
手洗い、うがい、笑って過ごす、散歩する、睡眠の質を上げる、腸内細菌を増やす、部屋の湿度を上げる、いくらでも行動は起こせます。
そして、これらはすべて、健康へ向かう素晴らしい行動です。自信を持ちましょう。
同じ心配が続く時は、行動を起こしていない時。
些細な行動でも、変化を認めましょう。
今度のお正月は、きっといつもと違うでしょう。
その変化を愚痴って済ますのでなく、1つでも良い面をみつけて、変化を喜びましょう。
そして、また来年、リブレで笑顔を見せてくださいね。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長