枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)
枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)
リブレへの予約・ご相談

枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

筋膜リリースと経絡

筋膜とは、文字通り「筋肉を包んでいる膜」のこと。

鶏ササミが白くて薄い、しっかりした膜に包まれている、あれです。

体はさらに、すべての筋肉を包む、ボディスーツのような膜に覆われています。

体中にある膜を総称してファシアというそうです。

一つの筋肉が隣の筋肉と膜を通じてつながって、膜同士でスムーズに滑ってくれると、筋肉の痛みや引きつりは起きません。

しかし、膜がひっついたり、よじれたりすると、動く範囲が制限され、痛みが生じます。

触った感じが「コリ」や「スジ」と感じるところが、筋膜のトラブルのある所。

ファシア

(あさイチより引用)

あんまやマッサージ・指圧は、コリやスジを押えたり揺らしたりして、血流を呼び込み、ほぐしていきます。

最近、流行の「筋膜リリース」は筋膜の方向を捉えて、筋膜の癒着をはがしていく手技です。

私は先日体験しましたが、感覚としては「これって経絡の流れやん」という感じです。

例えば、腹直筋のリリースが内ももに響いてくるのは、肝の経絡。

膝の外側の腓骨筋のリリースが、額関節に響いてくるのは、胆の経絡。

神経や血管のつながりはなくても、膜のつながりは、かなり距離があってもつながっているようです。

そんな所も、筋膜と経絡は似ています。

古代中国で経絡が成立した頃は、春秋戦国時代という戦乱の時代と言われています。

その頃は、戦場で内臓や筋肉を見る機会が多かったであろう事も、医学の発達に寄与したとか。

内景図

東洋医学の解剖図は、抽象的で非科学的だと思われていますが、それは、臓腑のはたらきをシンボル的に表現したから、というのが実際のところでしょう。

筋膜の交差するところがツボで、筋膜のつながりが経絡、という風に、きちんと解剖を押さえている部分があります。

もっとも、経絡は骨の上を通るもの、内臓に影響を与えるもの、自律神経やホルモンに影響を与えるものなど様々で、全てが筋膜理論では説明できません。

でも、経絡を意識することで、筋膜の硬さを見つけやすくなり、セルフケアのポイントも探しやすくなります。

東洋医学は、長らく経験値による理論を組み立ててきましたが、科学的に実態が解明されようとしています。

「気の流れ」を素粒子理論で説明しようという試みや、遠隔治療を筋膜理論で説明できたりする時代になってきました。

とはいえ、同じツボに打っても、鍼灸師によって効果が違うのは、技術の差だけではないようです。

患者さんと鍼灸師の間の、間合いというか信頼関係というか、目に見えないモノによって、成り立つ治療だと感じています。

そんなことで、鍼灸施術はロボットに代わっていかないのではないかと、密かに思っています。

 

ネット予約はこちら!(外部サイトへ飛びます)

https://www.shinq-yoyaku.jp/salon/2270

枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長