体のゆがみのセルフケア
鍼灸は体内のゆがみ修正は得意ですが、体形のゆがみ修正には時間がかかります。
なぜなら、本来の鍼灸は「気」という目に見えないものを動かす医学だからです。
「気」は現代科学では素粒子や波動と考えられています。
素粒子が集まって、原子や分子になり、目に見える物質を作っていくように、肉体は、気が集まって形になったもの、と考えます。
私たちは「気」という精妙なモノでできているので、波動の違う人を「鬱陶しいな」と思ったり、心配していると「エネルギーを奪われた」と感じたり、日々微妙に体調が変わります。
それに対して、肉体は「気」のひずみが長く続いた時や、姿勢や体の使い方という物理的な刺激で、傷んでいきます。
これを「気」の変化だけで動かすのは、何度も鍼灸に来てもらわないといけないので、私は整体で対応します。
たまに「急に、大きな気のひずみで体を傷めた」なんて時は、鍼灸1回だけで劇的に良くなることもありますが、たいていは、同じ姿勢の連続や、ゆがんだ体の使い方で傷めています。
まずは、自分がどんな場面で、どんなふうに体を使っているのか、自覚することが大事です。
リブレでは、それを探ってお伝えしようと頑張っています。
私も、自分のことは自分では分からないので、先輩や友達に体を見てもらいます。
では原因と対策を。
①2時間以上、同じ姿勢をしていて固くなる
これは簡単。
タイマーやアップルウォッチなどを使って、こまめに動かす。
いつも使っているのと、反対の動きです。
- マウスを握ってる人なら、手のひらをひっくり返して、思い切り手を広げる。手の甲の方に反らせる。
- 運転してる人なら、手のひらを外へ向けて、腕を斜め後ろに上げる
- スマホをうつむいて見てたなら、思い切り天井を向いてアゴをさらに持ち上げる
- スマホを左手に持ってたなら、左腕の肘を上げて、背中で手をつなぐ
- 背中丸めてテレビを見ていたら、背骨を凹ませて胸を開いて息を吸い込む
- チョコチョコ、ペタペタ歩いてる人は、大股で遠くを見て歩くetc.
②寝てる時、ぼーっとしてる時、無意識に体の一部に力が入ってて、固くなる
まず気がつくこと。
そして、力を抜く感覚を覚えること。
身につけるのには、少し時間がかかります。
力が入ってる場所の、裏側の筋肉に力を入れると、固い筋肉は緩みます。
- 親指側の腕に力が入る人は、小指側に力を入れようとしてみる。
- 膝の皿あたりが痛い人は、太ももの後側やふくらはぎに、力を入れてみる。
- 腰が痛い人は、お腹に力を入れてみる。
- 体中が固いなら、インナーマッスルを鍛えて、表面の緊張をとりましょう
また、寝る前に緊張をとるワークやストレッチに時間を割きましょう。
少し時間をかけても、睡眠の質を上げることの方がお得です。
リブレでは、その方に合ったセルフケアを提案しています。久しぶりの方も遠慮なくおいでくださいね。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長