肝臓のマッサージ
今日は二十四節気の18番目霜降です。
スーパームーン、紫金山・アトラス彗星、オリオン座流星群と天体ショーが続きましたが、何かご覧になりましたか?
肝臓は「沈黙の臓器」と言われます。
その理由は、7割も破壊されても、元通りに修復できる「自己再生力」を持っているからです。
そのため、少々不具合があっても、気付きにくい。
肝臓では数百もの化学変化が行われています。
肝臓は「無口な働き者」なのです。
以下のサインがあったら、肝臓は密かに弱ってきてるかもしれません。
最近は、「お酒を飲まない人の脂肪肝」というのが増えているそうですよ。
- 疲れやすい、体がだるい
- イライラすることが多い
- お酒が弱くなった
- 食欲低下
- 寝付けない、熟睡感がない
- 冷えがひどい
- 抜け毛が多くなった、白髪が増えた
- 目の下にクマができる
- 肌が荒れる
こんな状態があったら、肝臓の数値に出る前に、いち早く対処しましょう。
東洋医学で「肝」というと、肝臓そのものの働きと、精神状態を支える働きを指します。
「肝心かなめ」「肝(キモ)が冷える」「胆力がある」「肝胆相照らす」などの慣用句がありますが、肝は本質的な意志というか、気の張り、緊張感みたいなものを表します。
危機の時に、グッと腹に力を入れて耐えてくれる場所が肝・胆です。
胆嚢の胆は肝と表裏関係で、影響し合う仲です。
また、肝は「蔵血」といって、血液の貯蔵庫。眼や生理とも関係します。
「肝は疏泄を司る」(そせつをつかさどる)といって、全身の気や血の巡りを統率しています。
東洋医学では「臓器には意志がある」と考えられていますから、めちゃくちゃ働いている肝臓に感謝して、少しいたわる時間を取りましょう。
肝臓は右肋骨の下あたりにあります。
ホットタオルやアズキ枕で温めてやるだけでも、眠りやすいのですが、ある整骨院の先生考案の肝臓マッサージを紹介します。
クラシエのKanpoful Lifeにも掲載されています。
肝臓マッサージをすると、肝臓から出る血液の質を高めることができ、全身の健康アップにもつながるそうですよ。
- 肝臓の手のひらを当てて、気持ちいい強さで20秒間さする→肝臓に血液を集める
- 次に4本の指で円を描くように30秒間なでまわす→集まった血液を温める
- 肝臓に両手を重ねて、肋骨が揺れるくらいの圧で10秒間押す→血液が全身に押し出される
温まった血液が全身を巡ると、、体中の細胞の「イオンチャンネル」が開き、新陳代謝が進むため、疲れがとれるという理屈です。
簡単なので、お布団に入ってからの習慣としてもいいですね!
セルフケアで未病を治しましょう。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長