あなたのストレスタイプは?
今日は二十四節季の11番目、小暑です。
若い頃は
「なんで毎日毎日いろんな事が起きるんだろう、穏やかに過ごしたい!」
とよく思ったものです。
最近は
「毎日いろんなことがあって当たり前。ストレスもあって当たり前。だから何にもなかった日に感謝!」になってきました。
これが年の功というものでしょうか。
むしろ
「何かが起きるということは、生きている証拠! それに対して、いかに心を揺らさず暮らせるか?」
というゲームのような心境です。
そうなるには、怒ってる自分、不安に感じてる自分、悲しんでいる自分など、心の揺れになるべく早く気づき、
「自分の持っているどんな恐怖心が、自分の感情をひっかけているのか」
を探す訓練をしてきました。
おそらく皆さんも、無意識でやっていることでしょう。
中医学では、この心の動きを、内臓の意識と関係付けて考えます。
肝を傷める“イライラ型”
イライラ、怒り、すごく我慢強い、緊張しがち、ストレス食いする、ため息ばかり出る、人に攻撃的
体の症状に出ると → のどの詰まり、フワフワ感、食いしばり、頭や手先のふるえ
貝類や高たんぱくの食材で「肝」に栄養を補給し、香味野菜で「気」を巡らせましょう。
- 貝類、レバー
- ほうれん草、プルーン、なつめ・・・血を養う
- シソ、ハーブ・・・気を巡らせる
使うツボ → 百会、太衝、合谷、内関、神道、肝兪など
脾を傷める“くよくよ型”
心配性、くよくよする、自分を責める、悩むと食欲が落ちる
体の症状に出ると → 吐き気、便通の異常、立ちくらみ、低気圧頭痛、
血液をスムーズに流す食材、消化力を高めるもの
- 小松菜、イカ、トウモロコシ、黒キクラゲ、レンコン、干し柿
- キャベツ、冬瓜
- 山椒、生姜、ゴマ
使うツボ → 足三里、太白、公孫、脾兪、天枢、滑肉門など
心を傷める“落ち込み型”
焦る、せっかち、堂々巡りする、怒りを出さない、理想を求めがち
体の症状に出ると→動悸、不眠、胸の圧迫感、夢をよく見る
体の熱を下げる食材、精神を安定させる食材を摂ろう
- 豚肉、うずらの卵
- リンゴ、キャベツ
- 黒豆、ハスの実、サフラン
使うツボ → 内関、神門、後谿、少海、ダン中、心兪など
これらの3タイプは、はっきり分けられないし、3つにまたがっている場合もあります。
特に心と脾をひどく傷めると、ウツ状態になります。
逆に、ウツになったら、体と心と両面から治すと早いです。
カウンセリングだけで気持ちが上向きになれない時は、考えるのをやめて、鍼灸で体をゆだねてください。
私は毎朝、5分のマインドフルネスをしてから仕事を始めます。
誘導してくれる声が
「今日一日、自分に思いやりを持って過ごしましょう」
「自分は“大切にするべき存在”であることを思い出しましょう」
と言ってくれるので、
「そうやった、そうやった」
と心をいったん凪(なぎ)にできます。
心がストレスに反応しにくくなりますよ。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長