怒る人は傷ついている人
身に覚えのない怒りをぶつけられることってありますよね。
通りすがりの人からの怒りは、災難で済みますが、
家族からだったりすると、気にしないでおこうとしてもボディブローのように体にダメージを受けます。
そんなときに「怒ることは傷ついていること」と知っていれば、相手の怒りをまともに受けなくて済みます。
たとえば、自転車置き場ではみ出している自転車を見た時、蹴飛ばすオジサンは、人生で自分の進路をいつも邪魔された経験があるのかもしれません。
また、「なんでこんな置き方するねん」と毒づくオバサンは、小さい頃に「きちんと片付けなさい」と言われすぎたのかもしれません。
怒っている人は、自分の傷に触れられたことで、勝手に怒っているのです。
あなたに向かって怒っているように見えても、それは表面上の反応なのです。
だから、怒られた人は、凹む必要はないのです。
自分を振り返ってみても、「それ言われたら、なんか腹が立つんだよね~」とパターンがありますよね。
その時は反射的に怒りが出ているだけなので、後で冷静に「子供の頃に、似たような状況はなかったか?悲しい記憶はないか?」と考えるようにしてみるといいです。
自分の人格を形成してきたのは、他人のたった1回言った自分への評価だったりします。
法事で滅多に会わないおばさんに「あんたは気が利かない子や」と言われたこと。
図工の先生に「丁寧な仕事をするね」と言われたこと。
そんな些細な評価を「私ってこんな人やねん」と思って、それに従って生きてしまうことが、なんと多いことか!
体を壊したり、人生の難問に行き当たったときは、本当の自分は何を望んでいるのかを確認するチャンスです。
「こんな私」は実は、他人の評価から作られたイメージかもしれません。
「腹が立つことは傷ついてること」ですから、腹がたったことの中に、自分が大切に思う価値があるのです。
大切に思うモノをおびやかされるから、腹が立つのです。
何を大切に思うかが、自分の個性であり、それを素直に伝えることが、人間関係修復につながります。
家族、上司など避けられない人間関係で苦しんでいるときは、これをヒントにしてくださいね。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長