ダメダメな自分を好きになる
我が家には16歳の老犬がいます。
心臓弁膜症、認知症、目が見えない、耳も遠い。
呼んでもビクッとするだけだし、狭いところに挟まって抜けなくなる、トイレも失敗しがち、座っていてもポテッと転ぶetc
こんなダメダメ犬ですが、毎日「かわいいね、いい子だね」となでています。
犬はこんな風に、「存在を丸ごと愛せる」のに、自分や人間全般には、そうはいきません。
介護する方を、丸ごと愛せたらどんなにいいか!
自分を丸ごと愛すのも難しいけど、年をとると、いい意味でのあきらめというか、これ以上でもこれ以下でもない自分を、だんだん認められるようになってきました。
たとえば私の場合は、親に軍隊式で育てられて、家庭の温かさは義父母から教わりました。
若い頃は「愛の飢餓感」が強くて、「頑張らないと愛されない」という変な価値観に縛られていました。
しかし、マイナスとプラスは常に同時に存在するの法則があり、マイナスと思われる事には、必ずプラスの意味があります。
親の顔色をうかがって育った → 人の心の変化をキャッチするのが苦にならない
グズラ(何事も遅いやつ)と呼ばれていた → 自分ののんびりを自覚して早めに準備する
いつも厳しく叱られていた → 先輩からの叱責にへこたれない
親の愛の中に親自身の自己実現を感じていた → 無条件の愛について考え続けてこられた
もちろん、私の中ですべてが解決している訳ではなく、「まだこんな傷を抱えていたのか」という発見と癒しは続いています。
でもプラスの意味を探って、「あ、そうだったのか!」と納得すると、今までのつらいことがオセロの黒を白にひっくり返すように、人生の軌跡が明るく見えてきます。
私は「無条件の愛」で交流する事が、今回の人生の目的だと思ってきましたが、 この頃、「自分をダメダメな部分も含めて丸ごと好きになる」というのが、「無条件の愛」を生み出す前提ではないか?と思うようになりました。
逆子が戻らずに帝王切開になってしまった方
妊活を頑張ったけど授かることができなかった方
病気がなかなか軽快しなくてどんよりしている方
親子の葛藤が延々と続き疲弊している方
上手くいかなかったことを責めないで、「よくやった私、大好きだよ」と受け入れてください。
マイナスのことにプラスの意味を付けようとするのは、「受け入れやすくするための方便」なだけで、実はダメダメな自分をそのまま「ダメダメな所もかわいいね、大好きだよ」と抱きしめることができるなら、それが一番いい。
それこそが、この世に生まれてきた目的でもあり、神様から頂いた命を大切にすることではないでしょうか。
今、症状がきつくて、ダメダメ感満載の方も、「そんな自分をかわいい」と受け入れると、鍼灸の効果がグンと高まってお得です!お試しあれ。
また、水素吸入の「何にもしない贅沢な1時間」もいいですよ。
ネット予約はこちら!(外部サイトへ飛びます)
https://www.shinq-yoyaku.jp/salon/2270
枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長