枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

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院長コラム

コロナ対策(薬、免疫、体質)

コロナウイルスは、山中教授が言われるように、年単位の流行を覚悟しないといけないかもしれません。

そうなると、もう怖がって家にじっとしてるだけでは、健康は保てません。

気持ちはウイルスに負けないで、やるべき対策はしっかりと、ですね。

  1. リブレの消毒について
    ウイルスに効果のある除菌剤でドアノブやバストマット、脱衣カゴなどを拭いています。ベッドにはスプレーします。
    入口に除菌剤を置いてますので、手指消毒をお願いします。
  2. 頭痛薬について
    インフルエンザと同様、解熱鎮痛剤のイブプロフェンという成分は、ウイルスを増加させる危険性があるということです。
    アセトアミノフェンは安全だと言われています。
    市販薬の中には、これらの成分が混合されているものもあるので、成分をよく見て服用するようにしてください。
    医学情報はまだまだ流動的ですが、痛み止めを常用している方は、念のためご注意ください。
  3. 鼻うがい
    前回お伝えした鼻うがいは、免疫力を上げることにつながります。
    直接的なコロナ対策というより、余計な炎症をおさめておいて、免疫力の消耗を防ぐ意味です。私も使ってます。
    耳鼻科推奨品です。https://item.rakuten.co.jp/beautys/10026315/

    鼻うがい
    鼻うがいが苦手な方は、点鼻タイプの消炎剤もあります。
    純華オンラインショップ https://store.shopping.yahoo.co.jp/junka/

  4. 養生
    武漢で治療に当たった中国医師によると、東洋医学的にはコロナウイルスの性質は「寒湿」とか。(この情報も今のところ、です)
    これは冷えと湿気のたまりやすい体質の人は、感染が重症化しやすい事を意味しています。
    春になって、薄着でぞくっとしたり、早々とシャワーにしたり、アイスや冷たい飲み物を摂っているといけません。また白砂糖、白米、精白小麦を摂りすぎたり、お酒を飲み過ぎたりして、しかも運動不足だと、湿はたまります。
    家にこもっていると、ついお菓子を食べてゴロゴロ…これはいけません‼️
    オヤツはビタミンCも摂れるサツマイモや、抗酸化作用のあるビタミンEを含むナッツ類がオススメです。
  5. 深呼吸
    怖いなぁと思ってテレビを見てると、体が固まって呼吸が浅くなってきます。
    肺炎が怖いのは、血中酸素濃度が下がって、内臓が酸素不足で弱るからです。
    それなら、普段から深く呼吸して、内臓を元気にしておくといいですよね。
    肺の大きさは、肋骨全体と思ってもらい、その隅々まで空気を送り込むイメージで。
    腹式呼吸でも胸式呼吸でも大丈夫です。
    体が動きにくい時は、吐く息を一気に出して、肩を落とします。
    10回程度。気持ちをリラックスさせたい時は、できるだけ長く細く吐いて、5分程度。
    やれることからやってください。コロナなんかに負けないぞ〜!深呼吸
  6. 妊活の方へ
    少し時期を遅らせることが推奨されています。
    コロナウイルス自体は胎児に影響はないということです(今のところ)
    妊婦さんになると、少し免疫が落ちるからという理由です。
    年齢的にお急ぎの度合いに応じて、考えられたらいいと思います。
    流行がすぐに収束する気配はない、今は体調としては良い季節、など条件を考えて、後悔しない選択をしてくださいね。

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長

慢性上咽頭炎って何?

スギ花粉はそろそろ終盤。

でも私の苦手なPM2.5や黄砂のシーズンはこれから

友人から「病気が治る 鼻うがい健康法」 堀田修著を教えてもらいました。

上咽頭というのは、鼻から吸い込んだ空気が上の壁にぶつかる所です。

ウイルスや細菌は、この上咽頭の粘膜で、体に害を為すかどうかを判定されるのです。

咽頭の図

上咽頭で敵とみなされると、体に免疫をつくる指令が出されます。

つまり、上咽頭は関所として常に働いていて、生理的にわずかに炎症が起きているそうです。

ところが、きつい炎症、カゼをひいて強烈なのど痛があったあと、いつまでものどのイガイガが続くとか、鼻がのどの奥を流れる後鼻漏になったりします。

これが慢性上咽頭炎です。

寒さで首が冷えた時、ストレスが強い時、低気圧が近づく時には炎症がひどくなります。

すると、のどの症状だけでなく、肩こり・胃の不快感・焦りや憂鬱・めまい感などの自律神経の症状が出ます。

上咽頭が、自律神経とホルモンの中枢である視床下部と接近しているため、炎症の影響を及ぼしてしまいます。

さらに上咽頭の炎症が続くと、絶えず体を守るための戦闘態勢命令が出ているので、免疫は自分を攻撃して、アレルギーや自己免疫疾患を引き起こします。

戦闘態勢が続いているので、体はだんだん疲れ切って、しょっちゅうカゼをひくとか、いつもだるいという状態になります。

慢性上咽頭炎は、一目でわかる炎症の赤みや腫れがありません。

耳鼻科でも見つけてもらえないことがあります。

塩化亜鉛のついた綿棒で触ると、血がついて初めて診断がつきます。

Bスポット療法という治療法でもあります。

根気よく、上咽頭の炎症を治療していくと、様々な自律神経症状がおさまっていきます。

鼻うがいは、炎症が起きてしまった状態では、もう追いつきませんが、炎症の防止と、ウイルスや細菌の除去にはなります。

生理食塩水を作る粉末と、鼻に送るボトルのセットで、簡単に鼻うがいできます。

鼻うがい

鍼灸では、上咽頭に炎症を起こす根本原因を探していきます。

頭の熱の原因は、疲れすぎ、悩みすぎ、食べ過ぎ、ホルモンからなどです。

そして、頭の熱を取ることと、耳の下や首のコリを緩めることで、上咽頭の炎症をおさめていきます。

耳鼻科の治療と、併用していただけたらと思います。

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長

ストレス性出血

ウイルスは、温度と湿度が高くなれば動きが弱まりますから、この春の暖かさは特に待ち遠しいですね。

今は日本がウイルスを抑える正念場ですから、みんなが免疫力を上げていきましょう。

最近、私が学んでいるのは呼吸と歩き方です。正しく体を動かすと、歩いているだけで体がほぐれていき、血液の巡りが良くなります。

姿勢を良くする動画
https://www.youtube.com/watch?v=W-U7jN4B1jQ

歩き方や呼吸は練習していくと、自然に足に筋肉が付き、肩こりが楽になりますよ。

さて、ストレス性出血を経験した80代お2人から聞いた話です。

お1人は血尿。

ホントに血のようなオシッコが1回、その後も紅茶のような色が出続けました。

もうお1人は血便です。

それもハンパな量ではなく、朝のトイレでオシッコくらいの量の赤黒い下血が2回。

ショック

色からも年齢的にも、大病を疑われますよね。

2人とも、1週間かけて大学病院で入院検査を受けました。

しかし何の異常所見も出てこない。

結果、ストレス性と言われて帰ってきました。

確かにお2人とも思い当たるところがありました。

1人目は坐骨神経痛がキツくて、夜も眠れない、寝返りをうてないほどの痛みに悩まされていました。

ブロック注射に通ってましたが、注射してもらう体勢になるのが激痛で、注射のあとはめまいで倒れます。

もう注射も怖くなり希望が持てない状態でした。

2人目の方は、ご主人が認知症で、電車に乗って出かけてしまう。そして帰れなくなり、警察から電話がかかってくる日々。

ある日、迎えに行ってくれる娘さんから、「お父さんは病気なんだから、お母さんはもっとお父さんに優しくしないと」と言われ、絶望的な気持ちになったようです。

今の状態も辛いけど、希望がなくなるって、最大のストレスなんですね。

ストレスはいろんな形で現れます。中医学では血熱というのは、熱が深く潜ったときの症状です。それでも、外に現れてくれるのはありがたい。

例えば鼻血や白目の出血は、脳血管障害を防いでくれた、とも言えます。

今はしんどくても、「治るかもしれない」と思えれば、体も上向きに動き出します。

希望

医療者は客観的な事実と、最悪のシナリオを患者さんに伝えがちです。

「こうすれば良くなる」という、希望へのシナリオを示すことが、治癒への道であり、免疫アップのキモなんですね。

 

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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長

コロナウイルス怖れるべからず

連日、コロナウイルスのニュースをやっていますが、もう感染ルートを追いかけても仕方ないところまで来ていますね。

無症状の潜伏期間が長いんだから、ウイルスを持っている人に接触するかどうかは運!です。

それにしても、報道番組を見ていると、どんよりしてきますね。

こんな時は、繰り返しニュースを見ないことです。

人間の脳は、繰り返し同じ映像を見ても、現在の体験として感じます。

だから、恐怖を味わい続けるのと同じ、体の反応になります。

東洋医学では、衛気(えき)という体のバリア=免疫力が体表面を覆っているのですが、衛気は腎で作られていて、恐怖を感じると腎が弱ります。

つまり、何度も怖い報道を見ると、免疫力が落ちるのです。

情報は新しい事だけとって、繰り返しのこと、不必要に詳しいことは、遮断しましょう。

それより、お笑いとか、ハートウォーミングな映画で気分を上げませんか。

免疫力を上げるには、衛気をのびのびと巡らせれば良いのです。

免疫力を上げるメンタルは、第1に愛の思いです。

人を助けたい、幸せになってほしい、という気持ちです。

家族が全員インフルエンザになっても、自分だけ感染しなかったということがありますよね。

これは体力の問題だけではなさそうです。

マスク姿

人のために動く体力と気力がない人でも、人の幸せを願って祈ることはできます。

それだけで十分です。

自分の身を守るために必死になるより、ウイルスに打ち克ちます。

第2に運の強さです。

自分に不幸はやって来ない、というメンタルを持っていると、はね返す鏡のようになります。

自分には運がない、と思ってきた方でも大丈夫です。

今まで無事に生き延びて来た上に、リブレと縁があるなんて、どれほど運が良いのでしょう(笑)

未来の運

自分に運がないと思う方は、運の良さそうな方を周囲に探してみましょう。

その方と、何らかのつながりを感じましょう。

実際に友達関係にならなくても、共通点を想像して縁をつければいいのです。

私は友達に恵まれ、少しの努力と運だけで今までやってこられたと思ってます。

だから、皆さんも、リブレとの縁をジャンプ台にしてくださいね。

一見、不幸に見えることが実はよかった、ということは、そこそこの年齢になれば誰にでもあります。

コロナウイルスのおかげで、カゼの予防策ができ、今年のインフルエンザは下火です。

ワクチンがない、マスクがないと、自己免疫を強くするしかないので、生活を正そうとする人が増えるでしょう。

その結果、生活習慣病リスクが減っていきます。

ウイルスという新生物は、地球の歴史で、何度も繰り返し現れたはずです。

地球温暖化の問題は、海水面が上がると、海岸部の大都市は打撃を受けますが、雨量が増えることによって、砂漠に植物が生えて食料難がなくなるという未来予測もあります。

地震にしても、地球という星は、エベレストができたような地殻変動や、恐竜が絶滅したような火山の噴火や隕石が降った歴史をもつ星ですから、予測の範囲内ではあります。

そんなマクロの視点で見ると、今生きていることが奇跡的でしょう?

致死率2%のコロナウイルスなど、怖れるに足りず。

笑って明るく生きましょう!

 

 

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むくみについて

今マスクが品切れで困りますね。

毎日取り替えるほど枚数がない、という時に、ナイスな方法を教えてもらいました。

それは使い捨てマスクの内側にガーゼを当てる方法です。

昔のマスクの耳のところを切ったものや、滅菌ガーゼを重ねたものを当てて、それを洗って毎日取り替えます。

今回のコロナウイルスは、空中からの感染より、手から粘膜への方が多いそうです。

マスクより手洗い、鼻や目をこすらない方が重要です‼️

日本での感染率はインフルエンザくらいと言われてますので、あまり神経質にならないようにね。

さて、今日はむくみについて。

寒い季節は、比較的むくみは減るものの、運動量が少なくなるために浮腫む方もいるでしょう。

むくみには、全身性のむくみ、手足のむくみ、下半身のむくみがあります。

むくみ

また、原因としては

  • 疲れや睡眠不足による腎臓機能の低下
  • 筋力不足や低血圧による血管リンパ管ポンプのゆるみ
  • 貧血やタンパク質不足による浸透圧低下
  • 塩分の多い食事で血圧が上がる
  • 疲れやコリで筋肉が硬くなり、水分が戻りにくい
  • 食べすぎ飲み過ぎで胃腸がフル回転で、水分排出が追いつかない
  • 焦りやイライラが続いて消化力が落ち、水分を排出しにくい

実に様々あります。

体の使い方でむくんでる時もあります。

例えば、普段よく歩いているから、筋力低下ではないだろう、と思っていても、足首が固かったり、歩く時の体重移動が下手だったりすると、ふくらはぎの筋肉を使ってないこともあります。

また生理前だけむくむ方があります。

  • 体に水を貯めようとする黄体ホルモンの作用が出過ぎている
  • 骨盤内に血流が集中して、皮下への血流が悪くなる

朝起きたら、まぶたが腫れていた、という急なむくみは、風邪の前触れのことがあります。

瞼の腫れ

むくみを減らすために自分で出来ることは・・・・

  • 食事量を減らす
  • 質の良い睡眠を取る
  • 体にいっぱい酸素を入れてゆっくり息を吐く
  • 一歩一歩体重を足に乗せて歩く
  • 1人の時に口角を上げる
  • 塩分を減らす
  • 葉っぱの野菜を増やす
  • 甘いものを減らす

思い当たる事があれば、それを選び、1つずつ1週間やって、自分に合うか試してくださいね。

自分がどのタイプか分からないときは、リブレで判別できますよ。

体が軽い楽チンな毎日を送りましょう‼️

 

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食養生の選び方

クリスマスからお正月とご馳走が続き、食べすぎてもうアカンとなっていませんか?

1月7日は七草粥の日、胃腸を休めましょうね。

巷には食養生の方法があふれていて、正直、どれを選んでいいのかわかりません。

メディアで紹介されるものは、学術的な論文に基づくものですが、論文はある食べ物の一面的な効用についての研究です。

例えば、コーヒーを1日3杯飲むと、心臓病にならないとかいうものです。

心臓病にはいいかもしれないけど、生理痛や頭痛にはダメとか、コーヒーで食欲が落ちる私には無理とか、トータルで考える必要があります。

結論から言うと、万人に良い「食養生」はないです。

なぜかというと、腸内細菌のタイプが各々違う、体温によって消化酵素の働き方が違う、生活習慣、今まで食べてきたものなど、個人差が大きいからです。

腸内細菌は、食習慣やストレスによっても変化していきます。

以前テレビで、果物だけ何年も食べている男性が出ていました。その人の腸内細菌は、果物からタンパク質を合成できるようになっていました!

草食動物が持っている酵素を獲得していたのです。

また、現代では玄米を消化できない人がふえているそうです。

だから、今の体に合った食養生を体に聞きながらすすめることが大事です。

特に不調がなければ、厚生労働省の出している食事バランスガイドや、和食中心の「まごわやさしい」を参考にしてください。

毎日バランスよく食べているつもりでも、案外、野菜もタンパク質も足りていないかも。

食べる

何かの健康法をやってみたい時は、1ヶ月くらい頑張ってやってみてください。

自分に合っていれば調子よくなります。

分からないときは、それをやめたときに調子が落ちるかどうかを見ましょう。

それよりも、「食物自体に力のあるものを選ぶ」ことです。

抗菌薬を食べさせられていない動物の肉や卵、農薬漬けでない米や野菜、食品添加物の入ってない食品を選びましょう。

完璧を目指すと、しんどくなります。あくまでもできる範囲で。

毎日食べる、米や調味料だけでも変える価値はありますよ。

また、知識として、日本は世界の中でも添加物天国で、1人あたり1年で10Kgも摂取していること、抗菌薬の使いすぎによって耐性菌が増えていること、農薬を使っている野菜は古くなったら黄色く枯れていかずにズルズルに溶けること、などを知ってください。

もうひとつは、「体が喜んでいるかどうかの感覚を磨く」です。

カゼをひきそうな時に、ミカンを食べたくなるのは、自然な要求ですよね。

ストレスで甘い物ばかり食べたくなる、という感覚とは少し違うと思います。

リラックスすると、本当の欲求がわかるようになってきます。

そして、少し意識するだけで、選ぶ食品は変わってきます。

東洋医学では、体質によって、食べた方がよいもの、あまり食べない方がよいものがあります。

「五行色体表」などを参考に、自分の体質を知っておくといいですね。

 

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気圧とめまいの関係

低気圧が来ると、めまい・頭痛・肩こりなどに悩まされる方がいます。

最近は「気象病」なんて言われています。

先日、BSの番組で、なぜ気圧の変化やちょっとしたきっかけで、症状が起きるのか、わかりやすく説明していたのでご紹介します。

めまいの原因は、内耳・血圧・心臓・脳・薬剤性などいろいろありますが、今日は耳鼻科領域のお話です。

内耳は3つの部分からなっています。

めちゃくちゃザックリ分けると

  • 蝸牛は、聴力に関係するところ。
  • 前庭は、バランスに関係するところ。
  • 三半規管は、回転を感じるところ。

めまい+聴力低下、回転性のめまい、フワフワ揺れるようなめまい

確かに、いろんなパターンになりそうですよね。

内耳の構造

低気圧がくると、めまい・頭痛・肩こりになるのは、前庭のリンパがむくんで耳の神経を圧迫し、体が傾いてないのに脳へ「傾いてますよ」と信号を出すため、脳が体を支えようと筋肉に力を入れる命令をするから。

これを防ぐには、低気圧が近づいてきたら、耳の血流を良くすればいいそうです。

耳介をいろんな方向に引っ張ったり、耳介を握りつぶすようにしたり、耳の後ろをさすってマッサージしても。

(あくまでも気持ちいい強さでね)

また困ったことに、よく圧迫を受ける神経は炎症が起きやすくなり、ちょっとした刺激でも過敏に反応するようになります。

めまい

「炎症が起きた神経が、過敏に反応する」は痛みに関しても同じです。

体がゆがんでいたり、正しい使い方ができていないと、いつもある部分に負担がかかり続けます。

決まった筋肉がいつも固く収縮して、神経は圧迫を受けます。

こんな状態が続くと、やはり神経はだんだん過敏になります。

痛みに集中すると、よけいにひどくなります。

だから、何か楽しいことに集中したり、別のところをさするなど違う刺激を入れると、ましになります。

ゆっくり呼吸で体の力を抜くワークは、普段、呼吸が浅くなっているほとんどの人に有効です。

体にたくさんの酸素を取り込み、毛細血管を流れを良くして、体の細胞1つ1つに酸素と栄養を行き渡らせる。

耳の中のむくみだって、筋肉のコリだって、毛細血管の流れが悪くて起きています。だったら、毛細血管やリンパ管に余分な水分を引き上げてもらい、炎症で作られた痛み物質を引き取ってもらいましょう。

東洋医学的鍼灸の狙いは、首から上の熱を取ることと、体の力を抜くこと。

内耳のむくみは、水分代謝がうまくいっていないか、脳の熱を冷ますために集まってくる水分のせいと考えます。

考えすぎ、悩みすぎをストップして少しぼんやりしていただく。

内臓の疲れをとって、内臓をしっかり動かすことで、頭に血が上らないようにする。

ストレス症状を取るには、過敏に反応する神経に「ぼんやりすると楽だよ」と再教育するために、少し詰めて施術を受けられる事をお勧めします。

 

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葛根湯が効くのは?

今年は昼と夜の寒暖差が大きいですね。

紅葉はきれいですが、風邪ひきさんも多いです。

しかも、グズグズと治りきらない

中医学では、カゼを大きく2種類に分けます。

寒気、ふるえからくる「傷寒」と、軽い寒気が一瞬来てすぐ発熱する「温病」

ショウカンとウンビョウと言います。

傷寒は、文字通り、寒さに傷つけられるカゼ。

インフルエンザも傷寒です。

胃腸炎でも、体から出たモノが、あまり臭わない時は傷寒です。

また、同じ傷寒でも、体力のあるなしで、症状が変わってきます。

でも、体を温めて、汗を出してカゼを追い出す方法は共通です。

カゼが長引くのは、薬で熱を下げた時にうまく汗が出なかったか、汗を出す体力がなかった時。

葛根湯は、傷寒の最初に効く漢方薬です。

飲むタイミングが大事で、急に肩こりと寒気がするなぁ、という瞬間に飲んで下さい。

汗はかいてないことを確かめて。

もう熱が上がってきたとか、咳が出るとかになると葛根湯では手遅れです。

また、温病であれば、葛根湯は効かないです。

温病は、もともと熱帯にあった伝染病系で、マラリアや鳥インフルエンザをイメージしてください。

子供の熱でいきなり発熱、というのも温病系です。

とにかく、寒気は一瞬で過ぎ去り、体が熱い、舌が赤い、のどが渇くという症状です。


スペインでは、子供が発熱した時に、水風呂につけなさいと言われて驚きましたが、アフリカのお向かいなので、子供は温病系にかかるのでしょうね。

温病は冷やす、なのです。

そして熱をおしっこやウンチで出すと、楽になります。

小さいお子様は、浣腸をしてでも便を出し、熱が内臓を傷めないように気をつけて下さい。

O157が、下痢を止めて腎炎になったように、熱をこもらせると怖いです。

この頃は、解熱剤を出さない小児科が増えてきました。

熱が38℃を超えると、体にあるがん細胞の芽は死滅するとは言いますが、やはり熱が出るとしんどいですね。

熱が下がった次の日に、しっかり休めると、そのままカゼはスッと治ります。

でも、たいていの方は熱が下がると、日常生活に戻って無理をしてしまいます。

そして、いつまでも咳やだるさ、食欲不振を抱えてしまう・・・・

そんな時も鍼灸がお手伝いできます。

ストレスを取るだけで、カゼのグズグズがなくなる方も多いですよ。

体を動かしたり、呼吸法をしたり、鍼灸したりして、体の気血を活発に循環させることは大事ですね

「体の癖、心の癖」その2

前回は、体の癖は何十年もかけて作ってきたから、治すのは「体を意識して使う習慣」を体に教えよう、という話でした。

心の癖はやっかいです。

自分の心の動きは、ほぼ無意識(これは体もいっしょか!)

大人になると、誰も指摘してくれない。

また注意されても、素直に受け入れられない。

下手すると、前世から引きずっている傾向性かも・・・

自分はどんな癖を持っているんだろう。

何かが起こった時、人に腹が立つ

何か言われるんじゃないかと不安になる

自分のせいで起きてしまったと後悔する

自分には関係ないと無視する(感情は引っかかってるのに)

今のことから、過去にあった嫌なことをフラッシュバックする

今のことから、未来の不幸の予測をする

それらは、本当の自分ではありません。

ただ日々起きてくることに、癖で反射的に反応し、感情に振り回されているだけ。

1日のうち、20分くらいスマホから離れて、心の点検をする習慣が必要です。

毎日、5分の筋トレを継続すると筋肉が付くように、心の筋トレも時間はかかります。

カウンセリングやセミナーに行って、自分を解放する気づきを得たとしても、

やはり自分の心の癖を直すトレーニングをしないと、元に戻ります。

まず自分のパターンを自覚しましょう。

一番多く出てくるマイナス感情は何か?

怒り(憎しみ)、怖れ(不安)、悲しみ、さみしさ(孤独)

コツはあまり細かく分類しないこと。

そのマイナス感情が出るきっかけは何か?

これも実はだいたいパターンがあります。

特定の単語だったり、目つきや態度だったり。

私の場合は、「それって普通は(常識的には)~でしょ」にいつもイラッとしてしまう。

そして、世間という見えない敵に、しなくていい戦いを挑んで疲れる(笑)

世間を持ち出す相手に、自分を認めさせたいんですね。

自分で自分を認める作業が、足りてない時の癖です。

元気な時は、「誰に認めてもらわなくても、自分が楽しかったらいいねん」と気にならないんだけどね。

年齢を重ねるほど、体は心のダメージの影響を受けます。

だから、体調をよくするために、いろんな事に取組むより、心を安定する方が早いことも多いです。

体に影響が出るほどのストレスは、身近な人から考えましょう。

感情を押し込めて、感じないふりをしても、体は正直です。

夫、子供、親、兄弟、それから職場、ご近所・・・・

問題がいつまでも解決しないときは

人を裁いていないか

人のせいにしていないか

人を変えようとしていないか

を点検します。

それに気がつきながらも、やめられない、止まらない!のは普通です。

でも気がつかないと、永遠にやり続けるので、「またやってる~」と気がついたら自分ほめ。

そして、できるだけ早く止める。

止められたら、また「よく止められたね」と自分ほめ。

他人の目で、自分に起きたことを見る。

スクリーンに映るように客観的に見る。

すると、ひどいと思っていた相手が「そうするしかなかったんだね」と許せるようになったり、

「お互いアホやなぁ」と笑ってしまったり。

もちろん、それも時間がかかります。

心の癖に気づき、人を許すとか、感情をコントロールするとかいうことは、生まれてきた課題でもあるから、一生かかってもいいやん、と思ってます。

メンタルが体調に直結する人は、心の点検をしやすいですね。

体が楽になるためには、不安、怒り、悲しみを早く捨てるしかないから。

この世では、生きにくい体だと自分を責めがちだけど、あの世に帰って困らない。

あの世は心が透けて見えるらしいから、人に見られて恥ずかしくない心境でいないとね。

その予習ができると思って、プラスに考えて下さいね。

心の癖に気づき、変な反射的反応をコントロールしようと心がけていれば、一生成長できます。

何かが起きたときに、解決の方法ばかり探すのでなく、「これは自分にとって、何を学べと言われているのか」と考えると、起きたことが必ずしも不幸ではなくなります。

宇宙が膨張し、成長し続けるように、私達の心も広がり続け、成長し続けましょう。

 

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「体の癖、心の癖」その1

いつも左右対象の動きを意識しているスポーツインストラクターなどでもない限り、普通は体に歪みがあります。

  • 体の使い方からくるもの
  • 姿勢からくるもの
  • 古傷からくるもの
  • 緊張からくるもの

体の歪みは、左右対象の動きをしないと気がつきません。

痛みやシビレが出て、初めて気がつくこともあります。

ヨガやストレッチをやって、ある部分の固さに気付いた時には、体の歪みは数年から数十年の蓄積の結果なのです。

ではその蓄積をほどくには、同じくらいの年月がかかるでしょうか?

そんなことはありません。

コツは3つ

  1. 意識すること
  2. 正しい動かし方を体に教えること
  3. 自分で動かすこと

体のゆがみは無意識で起きているので、意識すれば早く戻せます。

正しい動かし方は、プロに教えてもらうといいですね。

ただし、体が「正しい動きが気持ちいい」と思い出すまでには、少々時間がかかります。

特に脳は急な変化を嫌がるので、以前の癖の方が楽だと感じます。

1回~数回の施術で楽になっても、元に戻るのはそのせいです。

「この前、楽になったのに、また戻るなんて、鍼灸も整体もやり続けないといけないの?」と思われる時期です。

ここは辛抱して、繰り返し修正が必要です。

そしてここまでが、私達がお手伝いできることです。

ある程度、癖が修正できたら、どんどん自分で動かしていく。

これで、正しい姿勢と正しい動きを自分のものにできます。

思い出してください。

ピアノを弾くのに、毎日指を立てて手を丸くする練習をしたことを。

テニスの素振りを、毎日何百回もやった日々を。

良い癖を作るのに、それだけの回数を費やしてきたのです。

何十年かけて作ってきた悪い癖を、その何分の1かで修正できるのです。

やってみようじゃありませんか。

これは体の使い方の癖だけではありません。

食べ方、睡眠の取り方、心の使い方、何でもあてはまります。

ストレスは心の使い方次第。

同じ経験をしても、激しくダメージを受けるか、流せるかは物事の捉え方です。

元々の性格はあります。

育った環境も違うし、感受性も違う。

今は人類の歴史上、たぶん最高にメンタルストレスの多い時代だから、心を鍛えるチャンスです!

しかし、ここで問題が。

体の癖、食べ物の偏りなどは、自覚しやすいし、教えてもらいやすい。

心の癖は、ほとんど他人からは指摘してもらえないのです。

また、指摘されても、素直に聞けないしね。

となると、どうやって心の癖を修正していけばいいのか?

これについては次回!

 

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