枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

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枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

院長コラム

冷え取り~手足の末端冷え症は、ダラダラ散歩で改善 

手首から先、足首から先の冷えは、気の停滞をとる、瘀血(おけつ)をとる、または水滞をとるという施術をします。

瘀血(おけつ)の存在は大きいのですが、そもそも瘀血(おけつ)をつくる原因となった気の停滞をとっておくことは必須。

段階が進んで、瘀血(おけつ)があるために気の停滞がおこっている場合は、瘀血(おけつ)をとることが優先です。

「小さいころから手が冷たかった」と言われる方は・・・・

食が細かった、カゼをひきやすかった、産まれたときに小さ目だったとか?

親が不仲だった、兄弟間の競争がシビア、親に早く早くと急かされて育ったなど緊張体質とか?

こんな要素があると、末梢の血管が細くなって、血液の流れが悪くなっているのです。

施術は鍼灸師にまかせて、お客様には養生をお願いしています。

末梢血管を緩めて流れを良くするのが、ダラダラ散歩なのです。

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普通に歩いている人、皆に抜かされるようなスピードで、手ぶらで、考え事をせず です。

考え事をしないためには、目以外の五感を使います。

よその家の夕飯のにおい、喫茶店のコーヒーの香り、花の香り、顔に当たる風の強さ、頭を照らす日光の温かみ、鳥の声、子供の遊んでる声、木の葉のこすれる音などなど・・・・

ゆっくりダラダラ、五感を使って20分~30分歩いていると、足先からジンジンと温まってきます。

体幹が汗ばんでいなくても、です。

そして、もうしばらく続けて歩くと、ふと「今何を考えてたっけ?」という頭の空白ができます。

このとき、神経疲労がふわっととれます。

肩や背中のツッパリ感がとれるのを感じます。

「目的もなく、だらだら歩くなんて無理!」と言ってた人も、このふわっと楽になる体験をしてしまうと病みつきです。

こんな緩みを繰り返すと、冷えにくい体質になっていきます。

寒いけど晴れていて風がないという日を選んで、チャレンジしてください。

末端が温もるのを実感できますよ。

冷え症改善は秋から~三陰交で下がってくる気温に負けないバリアを

冬の真っただ中にこのタイトルでは「手遅れか?」と思われたでしょうか?

大丈夫です。

冷え切った今なら、施術によって体の温まってくる感じがよくわかるというものです。

今日は母校で、冷え症研究の第一人者、坂口俊二先生のセミナーでした。

坂口先生は20年以上、西洋医学にはない冷え症の概念を、医学界に訴え続けて、冷え症の定義と改善の科学的根拠を発表されてきました。

実験は施術室で週2回の三陰交のお灸と、セルフケアとして三陰交とその人の体質に合わせた1穴に円皮鍼を貼るだけ。

4週間で初回との変化をみます。

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(↑出典:細見はりきゅう施術室のページ)

結果は冷えだけでなく、肩こり、イライラ、口の渇きの3項目が顕著に改善されました。

安産灸ネットワークでは、安産灸の説明で「子宮を温めることで、全身の血行がよくなり、肩こり、むくみ、不安感などが軽減しますよ」とお伝えするのですが、今日の講義は、全くそれを裏付ける内容でした。

このような地道な研究をしてくださるから、医師の世界にも冷え症や安産灸が知れ渡ってきたのです。

坂口先生に感謝!

慢性疲労症候群に取り組む

節分生まれの節子なので、毎年たくさんの友人がお祝いメッセージをくれます。

子供の時にはこの単純な命名がイヤでしたが、いまはありがたいことだと思っています。

明日から立春。

新しい季節の節目に、気を引き締めましょう。

実際、東洋医学の養生では、立春前の2週間は冬の土用で、しっかり栄養をとる時期。

立春に入ると、新しい季節に馴染むまで、少食にするとよいそうです。

2014年4月に理化学研究所が発表した論文によると、「慢性疲労症候群の原因は脳内の炎症」なのだそうです。

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(↑出典:あさなぎクリニック・心療内科)

研究によると、扁桃体と視床、中脳が炎症すると、認知機能が落ち、帯状皮質と扁桃体が炎症すると頭重感や筋肉痛に、海馬が炎症すると抑うつ症状が出ます。

私が見させていただいているお二人は、カゼが治らないなぁと思っていたら、ある日起き上がれなくなっていた、という発症経過は同じです。

漢方薬も併用していますが、正直まだまだ経過をみていかないといけない状態です

最初寒気を訴えてない方は、施術を重ねるごとに寒気を訴えられ、最初から寒気を訴えられてた方は、施術後ガタガタ震え出しました。

これは体の深い部分に入り込んでいた寒邪が、鍼施術で浅いところに引きずり出されたわけです。

体の冷えに対しては、これからも根気よく寒邪をとっていかねばなりません。

一方炎症を起こした脳は、パソコンが異常発熱を起こして暴走しているような状態なので、眠りの質は悪くなり、睡眠中も脳は活動して、本来の体を修復する作業をしてくれなくなります。

睡眠の質を上げることが、この病気のポイント。

また、炎症が起きている脳は過敏な反応をするので、外界のささいな刺激にも神経が振り回されて疲れやすい。

論文によると、脳の血流量が低下しているので、脳の炎症は「虚血性の発熱」、つまり陰虚熱ということになります。

血(ケツ)を増やして炎症を冷ますという作戦に出ないといけません。

このように熱と冷えが同時に存在するのが難しいところです。

中国の頭皮鍼では、頭のツボに鍼をして通電して脳血流を増やすことに成功しています。

やってみると、よく眠れたと良い反応がでたので、しばらく継続してみます。

背骨のでっぱりも肩甲骨で解消

背骨の一部がポコンと飛び出して、仰向けに寝ると当たる・・・・という方はいませんか?

仙骨(尾てい骨の上の平らな骨)が当たる方もいました。

大人になってから起こった症状であれば、体をねじって使ってきた結果であることが多いので、筋肉をたどって戻していくと背骨や仙骨は当たらなくなります。

骨盤のねじれがあって、腸骨陵(骨盤の上縁)に付いている筋肉を緩めると、解消することもあります。

逆に上半身の問題が先に発生して、背骨に影響しているなら上の問題を解決する必要があります。

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25才OLさんの症例。

学生時代から少し気になっていたが、働き始めてから椅子の背もたれに背骨の一部が当たって気になる。

体のバランスを見ると、右肩が前につっこみ、左肩は肘を後ろに引いたように肩甲骨が内側に寄っている。

右の肩甲骨の内側の筋肉が硬く平らで、左は盛り上がって、背骨は右へすこしふくらみ軽く側弯状態。

胸椎5番の左右差が最大なので、ここを解消する目的の鍼をして、筋肉を全体的に緩める。

胸椎12番が飛び出している骨で、この骨の左きわの固い筋にも1本刺した。

3回の施術ででっぱりは気にならないくらいになったが、骨際の固さは残っていた。

生理前の止まらない食欲も訴えていたが、満腹感が出てきた。

そこで、肩甲骨のねじれに対して、ダイレクトに肩甲骨下角にある硬結を狙うと、背骨際の固さははっきりと変化した。

同時に側弯もかなりましに。

あとは体のねじれと、左の背中に力が入ってるかを意識してパソコンに向かってもらうことにしました。

ねじれが解消されると気血の流れがよくなって、生理にまつわる症状も軽快していくかも、です。

脊柱側弯の原因は肩甲骨?!

中医学でピシッと成果が出た時も快感ですが、筋肉や関節を頭に描いて1点にたどり着いた時もスッキリします。

2日連続で、軽い側弯と言われた方をみて、ほとんど解消されたので紹介します。

どちらの方も、肩甲骨の下方で硬く肋骨と接着した筋肉がありました。

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1例目は49歳、保育士さん。

赤ちゃんを抱くことが多く、肩こりは慢性的、立っていると左の胃の裏あたりが痛む。

確かに胃の裏にピンポン玉くらいのかたまりがある。

水分をジュースで摂ることが多かったり、ポテトを過食したりすると聞いていたので、湿痰の邪をとる施術をしてきた。

施術直後は楽になるが、一週間あくとほぼ元に戻り、少しずつしか変化しない。

ピンポン玉をたどると、肩甲骨の内下方にねじれた筋肉を発見。

ここをはずすと、ピンポン玉は消失!

中医学的にいえば、湿痰よりオケツ性かイライラ原因かというところでしょうか。

とにかく肩甲骨の引っ張りがなくなったことで、背骨のゆるやかな側弯も目立たなくなりました。

いつも左腕に赤ちゃんの頭を置くように抱いていたので、肩甲骨がねじれていたんですね。

もう1例はまた明日。

生理前の頭重感、イライラ

いわゆる月経前緊張症(PMS)とよばれるものです。

生理前は一番子宮に血が満ちあふれていて、そのボリュームで気が動かなくなってきます。

だから東洋医学では血に関係する肝経・脾経・衝脉を中心に施術します。

中でも頭重感、イライラは、ほとんどが肝経の気の停滞から起きる単純なPMSで、回復も早いです。

これを薬でごまかしていると、さらに胃痛や足のむくみ、お腹の張りなどが加わってきます。

今度は気の停滞だけでなく、湿痰やオケツ、熱や冷え、臓腑の弱りがからんできますので、少し時間がかかります。

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最近の施術例では、「寒くなると生理前にお腹が張って、足がむくむ」という方。

この方は、普段から腎の力が少し弱くて、疲れると腸の動きが落ちます。

冬は腎の季節なのですが、腎が弱いと体を温めきれず、すべての内臓機能が落ちてきます。

やっとこさ動いている腸の動きが、生理前の気の停滞に負けて、さらに動きが悪くなった結果の張りです。

また西洋医学的にも腎臓が悪いと体がむくむように、東洋医学でも共通する部分はあります。

施術は、まず冷えの邪をお灸でとばし、腎の機能を高めながら、オケツと気滞を取っていきました。

気の巡りが落ちないように、自宅での足三里のカマヤ灸もお願いしました。

まず足のむくみがましになり、お腹の張りは少し時間がかかりました。

同じ症状は脾気の気滞や脾気の弱りでも起こりますから、舌やツボの情報を注意深く判別します。

生理にまつわる症状は多彩で難しいことも多いですが、もっともっと深くわかりたいことのひとつです。

一旦出始めたら止まらない咳

インフルエンザでもないカゼがだらだら長引き、咳と痰が残ってしまいました。

ホンマにお恥ずかしいことです(^_^;)

出ない時は全然出ないのに、一旦出ると咳が止まらない!

そのせいで、みぞおちから肋骨あたりの腹筋が痛い( ; ; )

仕事が終わってホッとした時や寝る前、焦りを感じたときにひどくなる「気逆咳」です。

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子供の頃から気管が弱くて、すぐ咳のカゼになって冬の間ずっとゲホゲホしてました。

今でも数年に1回、肋骨が痛くなるほどの気管支炎になります。

こんな咳では仕事にならん!

ようやく自分をいたわることにして、自己施術を。

毎晩自己施術できてた時は、こんなカゼひかなかったのに…と反省。

右肋骨下と右脇腹に硬い邪があり、それを打鍼で散らす。

友人が外くるぶしの申脈に反応あるかも、と教えてくれたので鍼したがあまり動きが出ず。

お灸をしてみると全く感じない!

感じるまでやると、体が温まり、背中の張り感が取れてきました。

咳をしたいような突き上げ感もかなり収まりました。

今日はほとんど支障なく仕事できたのですが、たまにゲホゲホしてると、お客様が対処法を教えてくれました。

咳はできるだけ出さないこと。

出すと気管が荒れてガサガサするので、また咳を誘発するようです。

咳を出さない手だては3つ。

  1. 鼻うがい
  2. 濃い目ゆずはちみつなどを少量飲んでノドを潤す
  3. 湯気を吸って吸入のかわりにする

気管を乾燥させないことが大事ですね。

でも「咳を止める」が私の中で一番難しいことでした。

教えてもらった方策はやってみました。

湯気が一番楽になります。

自己施術は続けます!

オルゴール施術

昨日のホンマでっかTVで「サン・サーンスの白鳥を聞くと、頭重感が楽になる」

というのをやっていたそうです。

さっそく数回聞いてみました。

確かに背中の張りが和らぎます。

自律神経を強くして、痛みを感じにくくする快ホルモンが出るのですね。

しかし、2分半の曲だからリプレイが忙しいゾ・・・・

リブレには療法用のオルゴールがあります。

オルゴールは箱の中で音が響きあって、人間の耳には聞こえない音域の波動が出るのです。

オルゴールの音域は、オーケストラや森の中の自然の音に匹敵するそうです。

そして脳の中心部にはたらいて、ホルモンと自律神経を調節する視床下部を活性化することが証明されています。

脳波はアルファ波が出て、リラックス状態になります。

 

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リブレでは不眠の方が良くなった例がいくつかあります。

またスピリチュアルな方は、空中に色が見えたり、映像が出てきたり、深い悲しみが癒されたりということもありました。

15分間のカノンの曲なので、鍼を置いて休んでいただくのに丁度よい時間。

宝の持ち腐れになってました。

もっと活用しなければ!

むちうち直後のアイシングと鍼

交通事故や転んだ時の首への衝撃は、体重の何倍もの力がかかってます。

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直後は痛みが出ていなくても、首・肩・背中の張りにとにかくアイシング!です。

保冷剤などにタオルを巻いて、冷たくて感覚がなくなるくらい冷やします。

筋肉だけではなく、首の骨、背骨のきわもよく冷やして下さい。

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事故の時、体は全力で防御体制をとって、筋肉を締めて受け身をしてくれます。

本当にその瞬間の反応たるや、素早く頼もしい限り!

しかし事故の衝撃が筋肉の防御力以上だったら、筋肉や神経が損傷します。

すると腫れてきて熱をもってきます。

この時が勝負!!

あまり痛くないからと何もしないでいると、翌日からズキズキが始まります。

冷やしておくと炎症が抑えられて、痛み物質は溜まりません。

骨のきわには自律神経の出口があって、ここもアイシングするといいと思います。

事故のあとは、体が防御反応を覚えてしまい、衝撃が来ていないのに固まろうとする反応が残ります。

骨際をアイシングしておくと、この反応がかなり抑えられる感じがします。

鍼では痛みの出ている炎症患部はさわりません。

まず熱と痛み物質を動かすために、指先から熱をもらします。

そして、びっくりしている体と心を緩める作用をもつツボに鍼をします。

すでに痛みが出ているなら、傷んでいる経絡を調べて手足のツボに鍼をします。

漢方薬なら桂枝茯苓丸か治打撲一方を通常の倍から3倍量服用して、内出血を排出します。

どこかを探す前に、とにかくしっかりと冷やすことです。

3日目までは、触ると筋肉が熱いはず。

お風呂にも浸かってはダメ。熱いうちは冷やす。

うまくいけば、痛みが出ないことも。

4日目以降は熱が収まってくるので、ここからは温めに転じます。

濡れタオルをチンしてホットパックを作り、痛み物質を血液に吸収させましょう。

鍼灸の市民権

今日のヤフーニュースに、「受験生にドライヤー灸」という記事が載っていた。

センター試験対策で、カゼ予防にということらしい。

お灸女子とかも静かにブームで、ついにヤフーニュースにお灸が登場!

鍼灸はカゼにも効くという認識が拡大してほしい!

記事には後ろ首のぐりぐり、大椎や風門のツボに温風を当てるように書いていました。

しばらく当ててホカホカしてきたら、乾いたタオルをたたんで冷めないように当てて寝ると、カゼのひき始めは対処できます。(これはいつもお客様にお伝えしてます)

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ほかにも、なんとなく上半身がゾクゾクするときは、手首の3cmほど上の外関にもドライヤーをあててください。

冷えのカゼがなかなか抜けないで咳だけ残っているときにも、この外関の奥にある細い筋ばったものが溶けるように。

また、カゼが追い出せずにダラダラと鼻水だけ残るなんて言う時は、お腹が冷えていることが多いです。

冷えたお腹もドライヤーポイントですね。