子育ての大事なこと~歩くことが苦にならない子に育てよう
お母さん達は忙しい。
子供は自転車か車に乗っけられて移動することが多いです。
だから遠足などで外を歩かなければならない時、しんどいしんどいと言う子が多いそうです。
そんな中、若いお母さんが、「保育園の送り迎えは15分くらいの道を、小一時間かけて一緒に歩いてる」、「よく歩く子に育てたい」と言われて、ハッとしました。
車や自転車に乗れば、子供は体を使わずに目的地に自動的に着きます。
それに対して、「歩く」という行為は、一歩一歩大地を踏みしめて進まなくては、目的地にたどり着かない。
時間的には「無駄」と思える「歩き」の効用は、体を作るだけではありません。
精神をも鍛えます。
よく歩く子は問題が起きた時に、大人にヒントや答えを求めず、自分で一生懸命考える、と聞いたことがあります。
すぐに解答を求めない姿勢は、試行錯誤、創造力、忍耐力、集中力につながります。
また、土を踏みしめ、草をちぎったり、虫やカエルを見つけたりするので、季節の移り変わりを肌で感じる感受性、発明発見の脳も作ります。
まさにいいことずくめ。
将来の子育てで楽したいなら、よく歩く子にした方が断然いいですよ。