元気になるスイッチを入れる
「病気を見るな、人を見よ」という言葉があります。
心折れそうになり、体もボロボロという状態で来られた患者さん。
施術者として、どこが悪いのか探したくなりますし、説明もします。
でも、もともと神様から授かった命のエネルギーは完全です。
だから、しんどい体の向こうに、その方の本来の命のエネルギーをイメージするようにしています。
- 自分でも、本来の自分のイメージを思い出してみましょう。⇒問診の時に思い出してもらえるよう、心掛けます。
- 病院に行こう、鍼灸院に行こう、「元気になりたい」という前向きな気持ちがある自分を、ほめてあげましょう。⇒鍼灸がその気持ちを応援します。
- 少し元気が出たら、セルフケアをしてみましょう。⇒5分の散歩でも、5分の呼吸でもいい。
できることをやるのです。
それが自分の潜在意識にも「この体を直そうとしているな」とスイッチを入れます。
4.また矛盾するようですが、「体を直すこと」ばかり考えてはいけません。
「どうしたら治るだろう」ばかり考えているのは執着になり、病気の念に取り憑かれてしまいます。
「鍼灸に通い、セルフケアもしてるんだから、そのうち何とかなるでしょ」と突き放すことも必要です。
例えば、親から「鼻水出てるよ、風邪ひいてない?着替えないと冷えるよ、あなたは体が弱いんだから!」とずっと言われたらどうでしょう?
「心配ばかりされたら、ホンマに弱い気がしてきた〜」ってなります。
だから、ある程度、距離をおいて見守るのが、強い心身を取り戻すコツです。
これからしばらくは、空がキレイで食べ物も美味しい、過ごしやすい季節。
旬のものを頂いて、筋肉を養い、冬に備える体を作っていきましょう!
念のため「完全なる存在」という表現に補足です。
心身に障害があったとしても、それは表面的な表現で、この世に生まれて「いろんな人に出会って学びたい」「成長したい」という内なる意識、存在として完全だという意味です。
当事者さんや、関わっておられる方々が体得した理解には及ばないでしょうが、まだまだ深めたいと努力中です。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長