インフルエンザが流行る夏?
コロナ第9波と同時に、インフルが大流行!
残暑で弱った体を直撃しましたね。
学校、幼稚園、保育園、地域差はあるけど大変です。
コロナ禍でインフルの流行が抑えられてる間に、インフルの免疫が切れたと言われています。
また、普通のカゼすらひかないように、対策してきた結果だと言われる医師もあります。
小さなカゼは、ちょこちょこ罹って、免疫システムを活性化させておくべきだと。
でもなぜ冬のカゼが夏に流行るのでしょうか?
ここからは私見ですが、インフル直後に来られた方を観察した感想です。
☆冬より夏の方が体力低下する
一昔前の日本の夏は、エアコンがなくてもしのげる暑さで、外で遊び回ることができました。
子どもは夏休みに、お昼寝の習慣もありました。
一方、冬の寒さは厳しくて、体にはこたえました。
ところが、最近の冬はそんなに寒くないし、家の中も温かい。
保温力のある衣服も増えたので、冬はあまり体が冷えません。
むしろ夏の方が冷えたり、免疫低下したりします。
猛暑とエアコンの温度差、冷たいものの摂り過ぎ、食欲低下など。
実際、夏は逆子さんが増えますし、妊活さんの着床率も少し落ちます。
以前の夏風邪は「温病ウンビョウ」といって、寒気はせずにいきなり高熱が出るものでしたが、最近のは、少し寒気(悪寒ほどキツくはない)を感じてから発熱したり、関節痛、頭痛、胃痛のような冷えを伴う症状も伴ったり、「傷寒ショウカン」という、冷えにバリアを破られたパターンも混じっています。
24時間のエアコンは仕方ないにしても、シャワーの日が続く、冷飲食するなど、体が温まるヒマがありません。
電車内、職場、スーパーの冷蔵庫など「寒っっ」となる場所がけっこうあります。
体を触っても冷たい感じがしないのに、お灸を置くと「感じない」ことが、ちょくちょくあります。
体の内側が冷えています。
発熱しても、冷えと熱が混在しているので、病院でもらった薬があまり効かなかったりします。
解熱後、いつまでもしんどい時は、冷えが閉じ込められていたり、体力が落ちて、こもった熱の残りを追い出せなかったりしています。
まず体力を上げて、いったん奥にある冷えや熱を浮かせます。
その上で、冷えや熱を除いていくのですが、数回は続けて鍼灸施術が必要になります。
できれば、38℃まで発熱したほうが、免疫システムにスイッチが入るようです。
体力と持病によりますが、解熱剤を飲むタイミングを工夫してください。
「ビタミンDは予防的に、ビタミンCと亜鉛はカゼをひいたらサプリでとってよい」説は賛同してます。
また、これもできれば解熱後、体力が戻ったと感じるまでは休んでください。
そして、秋のうちに体の冷えを解消して体力を養い、冬のインフル、コロナの流行をやり過ごしましょうね。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長