「噛み締めによる頭痛・肩こり・睡眠不足」
コメカミ痛はズキンズキンと拍動する偏頭痛と、噛み締め・食いしばりなどによる緊張性頭痛があります。
どちらも頭皮を触ると固いですが、噛み締めによるものは側頭筋(耳の周りの手のひら大の筋肉)が盛り上がっています。
噛むのには、顎の筋肉だけでなく頭の筋肉や首の筋肉も使っています。
「噛み締め」と言いますが、ギューッと食いしばっている自覚がなくても、上下の奥歯が触れているだけで、顎の周りの筋肉は緊張しているそうです。
また、奥歯が触れているときは、舌が上アゴから離れています。
これが交感神経優位(覚醒モード)の特徴です。
リラックスしている時間に、舌が上アゴから離れていたら、肩の力を抜いたり耳の後ろの筋肉を軽く数回なでたりして下さい。
すると、不思議なことに舌が上がってきて、顎の力が抜けます。
このままの状態がキープできて、眠ることができればよいのですが
- 悩み事をあれこれ考える
- 明日の起床時間を体に言い聞かせる
- 明日のタスクをおさらいする
- 寝る直前までパソコン・スマホのブルーライトを浴びる
こんな習慣が噛み締めを引き起こします。
噛み締めの原因は、いろんな歯科医さんが述べておられますが、一番はストレス
他には
- 前歯を使わない食習慣(噛みちぎる事が少ない)
- スマホでうつむきすぎる(上下の歯が当たってしまう)
- 噛み合わせの不具合(歯科医さんにご相談ください)
私も食事には時間かけてないし、ほとんど噛んでないと気がつきました。
「筋肉は、使うと老廃物を血管に戻すことができるので、あまり使ってもらえないと、動かしてほしくて力を入れたくなる」という研究記事を読んだことがあります。
この理論に従うと、顎の筋肉をしっかり使ってやれば、睡眠中に噛み締める必要がない訳です。
そこで、食事中にしっかり噛む、噛めなかった時はガムを噛む、という実験をしてみました。
初日に実行して、翌日、なんと顎が筋肉痛になり、「普段どんだけ噛んでなかってん!」と1人ツッコミしました。
それ以来、できるだけ顎を使うようにして、寝入りばなの舌の上がり方や睡眠の質が良くなっていると思います。
噛むことの重要性は他にもあります。
- 消化を助ける(吸収がよくなって代謝も上がる)
- 自律神経が正常化される(副交感神経の働きを上げる)
- 首・頭部の血流改善(顔のツヤも出る!)
また、ストレス・緊張感については、良いYouTubeを見つけました。
ほめてもらって、心地よく眠れますよ。
鍼灸では、内臓の疲れや脳疲労による頭痛・顎関節痛にも対応できます。
上記で解決しない方は、ご相談くださいませ。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長