腹八分目への道
腸の大切さは、脳と密接につながっている「脳腸相関」や「免疫は腸で造られる」などが研究で分かってきて、「頭痛の原因が、腸の炎症だ」という論文が、今年発表されたようです。
腸内細菌を整える「腸活」の重要性が増してきています。
私もぬか漬けと甘麹、豆乳ヨーグルトなどを意識して摂っています。
発酵食の先生は、「腸が整うと肌が整う」と言われたので、それを励みにやっています。
しかし、発酵食や栄養ある食事を摂る以前に、腸のゴミをなくさないと効果が上がらないと感じています。
体に負担をかけるのは
- 満腹まで食べる
- 砂糖や酸化した油を摂る
- 食品添加物
- 冷飲食
夏は特にこれを体感しました。
上記の食習慣がある人は、不足栄養素を足す前に、お腹をキレイにして、腸内の善玉菌を救出するのが大事。
腸内で悪玉菌の方が増えると、悪玉菌は「悪玉菌の好きな食べ物」をもっと食べてと命令してきます。
善玉菌が多いと「カゼの時にミカンが食べたい」とか、体に必要な栄養素を要求してくるのですが、悪玉菌が多いと、さらにビタミンCを壊す甘い物を要求してきます。
疲れたら甘い物に走る人!腸内細菌バランスは大丈夫ですか?
ヤバいかも!と思ったら、善玉菌を助けるために食べすぎない!
栄養は確かに大切だし、不足すると影響の出ることもあります。
しかし、腸内細菌はみんな違っていて、必要な栄養素の量もみんな違いそうです。
極端な話ですが、以前にテレビで見た「フルーツだけで2年間生きている」人は、草食動物のようにフルーツからタンパク質合成ができていました。
また、飢餓の地域では、親の栄養不足があっても子どもは産まれています。
栄養が少々足りなくても、腸内細菌を弱らせなければ、体は維持できるように働いていく命の不思議。
このミラクルを起こすには、飽食ではダメなのです。
食べすぎないコツは
- 汁物から食べる
- 野菜から食べる
- 大きく切る、歯ごたえを残す、野菜の皮をむかない(噛むしかない)
- 水分を摂りながら食べる
「お腹いっぱい。満足!」 → 後で苦しい、十二分目
「あと一口入るけど・・・」 → 後で良い感じ、ちょうど満腹
「ちょっともの足りないよ」 → 後でもう一口入る感じ、腹八分目
腹八分目の「やめどき」は体感で会得するしかないですね。
私はまだまだ。
「この食べ方が健康になる」という記事は沢山あって、どれが自分に合うかはわからない。
どの食養生でも、感謝していただく、こまめに動く、食べてすぐに寝ない、睡眠をよく取るというのが腸活の基本。
腸活・菌活する前に、腹八分目を体で覚えて、善玉菌を助けてあげましょう!
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長