逆腹筋で姿勢と自律神経を整える
「林先生の初耳学」で2019年に紹介された「逆腹筋」なるものを、お客さんから教えてもらいました。
やり方によっては腰を傷めたり、首痛がきつい人はめまい感が出たりしますので、リスク回避を含めて解説します。
リンク先に実技動画を紹介しています。
考案者は理学療法士でヨガインストラクターの中村尚人氏。
腹筋は縮めて鍛えるという常識をくつがえし、インナーマッスルの腹筋を伸ばして鍛える方法を開発されました。
逆腹筋の良いところは、
- 普通の腹筋より楽にできる
- 立っても座ってもできる手軽さ
- 姿勢矯正が出来ること
- 背骨の隙間を広げることができる
→歳とともに縮んでくる身長が伸びるかも
→背骨のそばにある自律神経への圧迫が取れるような、スッキリ感が味わえます
ここでちょっと解剖学。(しんどい方は読み飛ばしてね)
腹筋の前側は腹筋割れする腹直筋
腹筋の横側は、外腹斜筋、内腹直筋、腹横筋と三層構造になっています。
インナーマッスルとは姿勢保持してくれる筋肉で、腹横筋のことになります。
腹横筋は、前側に側腹筋腱鞘膜という固い組織を伸ばしているため、コルセット筋とも呼ばれ、これが緩むと「ポッコリお腹」になります。
考案者が出してる動画がコチラ(※音が出ます)
回数は10回×3セット
ポイントは、
- 呼吸は吸いながら
- 足の付け根に力を入れる
- 足の付け根からお腹を引っこ抜くようにして、みぞおちでキープ
- 胸を開いて肩を落とし、肩から首を引っこ抜く
- 反り腰の人、頚椎症の人は、腰も首もそらさない
上半身から伸ばすと、腰に負担がかかります。
首を反らせると、首の隙間が狭くなっている人は、ビーンときたり腕にシビレがきたりします。
うまく引き上げると、お腹が薄くなり脇腹も締まってきます。
上体を横に倒したりねじったりすれば、あこがれのクビレができそうです。
街をゆく人を見ると、キレイに歩けている人は少ないなぁと感じます。
この逆腹筋は、スキマ時間にできる手軽さもいいですね。
私は起床時、ウォーキングの前、寝る前にやっています。(ぽっこりお腹は健在ですが)
上半身を引き上げて歩くと、足がマリオネットみたいにぶら下がって前に出てくれます。
私の歩き方はまだ試行錯誤ですが、うまく歩けた日は、膝や腰が疲れないのです。
スマホ首の前傾がとれて、腕は後によく振られて、肩も首もほぐれてきます。
一生自分で動けるように、姿勢と歩き方にはこだわっていきましょう。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長