のぼせのタイプ
昼間の気温が急激に上がるこの時期、のぼせを感じることが増えます。
のぼせとは、
- 顔や頭の熱感、顔の紅潮、発汗
- 頭がボーッとする、めまい感
- 頭痛、鼻血、動悸
など、いろんな症状として出ます。
普段から頭痛やめまい感がある方で、この時期に頻度が増えるなら、のぼせが入っているかも。
そんなに暑くないのに“のぼせる”のは、上半身に熱がこもりやすい体質になっているから。
デスクワークに余暇もスマホ、脳や眼に血流はあつまってくるけど、
下半身を動かさず、筋肉で熱を発散させない生活のため、熱が体の上部に昇ってしまう。
体質別に4つに分けてみました。
①気滞タイプ
- ストレスを感じやすい
- イライラしやすい、心配性
- 眠りが浅い、呼吸が浅い
このタイプは脇腹が張っていたり、肋骨の下端が重かったりします。
セルフケアは、気分転換!運動、散歩。
②腎陰虚タイプ
- 余り体力がない
- 手のひらや足がほてる、寝汗をかく
- 足がよくつる、腰や膝がだるい
耳鳴りやめまいを伴うことが多いです。
セルフケアは、睡眠確保と経口補水液。
③更年期タイプ
- 突然のホットフラッシュ、発汗
- 手足が冷える
- 動悸
落ち込みや不安感など精神的にくることも多い。
セルフケアは、お味噌汁と有酸素運動。
④瘀血タイプ
- 冷えのぼせ
- 肩こり
- 生理痛や生理不順、経血に固まりが出る
肌がくすみがちだったり、舌の色がピンクというより赤紫っぽいです。
セルフケアは、瘀血を作った原因によるから、一概に言えない。
1つのタイプにスッキリ分類できる方は少なくて、2~3のタイプにまたがっていると思います。
共通して心掛けてほしいのは
- ゆったり時間を確保する!
- 下半身強化!
鍼灸では、どれが主の原因で、どれが従の原因かの判断。
どれが先に対策すべきで、どれが後でもいいのかの判断。
それを、脈や舌の変化、ツボの様子を見て決めていきます。
病を見る前に、人を見よ
人を見る前に、周りを見よ
と名人は言われます。
患者さんの置かれている環境や人間関係を知ることで、苦しみの本質を理解した施術をし、納得してできるセルフケアをお伝えする。
これが理想なのですが、まだまだ到らぬこと多く、日々学びを重ねています。
ネット予約はこちら!(外部サイトへ飛びます)
https://www.shinq-yoyaku.jp/salon/2270
枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長