低気圧不調を乗り越えよう
すでに梅雨入りしたので、低気圧不調の対策について述べます。
普段でも「雨降り前が不調」という方は、暑さと湿気と低気圧のトリプルパンチです。
でも、今の季節を楽に過ごす体を作っておけば、台風シーズンを楽にやり過ごせますよ。
東京慈恵会医大付属病院の松下ドクターの記事を参考に、鍼灸の視点を入れてみました。
気圧が下がるときに、症状が出やすくなるのは、内耳にある気圧センサーと、全身の自律神経が連動しているから。
しかし、詳しいことはあまり分かっていません。
(興和株式会社ホームページより出典)
内耳の中にあるリンパの量が増えてむくみが生じると、めまいや難聴を引き起こしやすくなります。
またストレスや疲れ、睡眠不足で血流が悪くなると、リンパの巡りも悪くなります。
となると、ポイントは「リンパと自律神経」でしょうか。
低気圧不調は、頭痛、耳鳴り、めまい、倦怠感、抑うつ感などが多いですが、古傷が痛むとか、喘息などのアレルギー症状がキツくなることもあります。
ここで低気圧不調になりやすさをチェック
- 時々めまいや耳鳴りがする
- 汗が出にくい、のぼせやすい
- 季節の変わり目が苦手
- いつも首や肩がこっている
- 冷え性で血圧が低め
- やせ形で体力がない
- デスクワーク中心の生活で、運動習慣がない
- 日常的にストレスを感じている
いくつ当てはまりましたか?
根本的な改善を目指すなら、西洋医学的にも、運動・食事・睡眠!
目的は、血流をよくすることと自律神経を整えることです。
- 朝の日光を浴びる
- 朝食を摂る
- 朝できれば早歩きウォーキング
これで朝の体をしっかり起こし、夜寝るためのホルモンを作ります。
- 昼は良く噛んで腹八分目、胃腸の負担を減らす
- 座ったまま15~20分昼寝する
- 耳を引っ張ったり掴んだりマッサージする、顎を揺らす
活動で交感神経を使った分、副交感神経を呼び起こします。
(Wellness memoホームページより出典)
- 寝る3時間前に食べ終わる
- ぬるめのお風呂につかる
- 寝る前にスマホを離し、リラックスタイムをとってから就寝する
こうしてみると、1日のほとんどが「良質の睡眠を取るための準備」になっていますよね。
日本は世界で最も睡眠時間の短い国の1つですから、これくらい睡眠に気合いを入れて丁度いいかもしれません。
鍼灸としては、
- 水分代謝を上げるため、腎や脾の力を盛り立てる。
- 血流を増やすために、気滞・水滞・瘀血を取り除く。
- 血そのものを増やすため、脾や肝を盛り立てる。
- 深く眠れるように、体の緊張を取る
などを、体質に合わせて施術します。
今症状が出ている場合は、週に1~2回、まずは1ヶ月頑張って来て下さいね!
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長