肩こりが楽になるウォーキング
少し前の「林先生の今でしょ講座」で、最新運動学によるウォーキングをやっていました。
ご覧になった方もいるかも知れませんがシェアします。
TVよりもさらに突っ込んで、姿勢に応じた矯正法をあげましたので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
今でしょ講座のポイントは
- 足をまっすぐに出す
- 歩幅は足2つ分
- かかとから着地して、つま先は軽く離していく(力を入れて蹴らない)
- 遠くを見る
- 手は腕の重みで自然に振り、後を大きめに振る
- ウォーミングアップは立ってできる柔軟
- 坂道を選んで歩く
- 少し息が上がるくらいの速さで
- 時間帯は、体温、代謝ともに上がる午後~夕方が良い
- 休憩しながら30分以上歩く
- クールダウンは座ったり寝てできるストレッチ
- ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
ということが紹介されていました。
この話の中で、「肩こりは歩きながら取れていく」とドクターが言われて、激しく同意しました。
世の中にいろんな肩こりストレッチがありますが、ウォーキングしながらというのは、とても効果的です。
それは、
- 全身の血流が良くなっている
- 姿勢の矯正をしながら、体の使い方を変えていける
この2つの点が大きいと感じます。
まず、自分の背骨の形を知りましょう。
壁に背中をつけて立って、後頭部が付きにくければ猫背、背中の隙間が手首以上に入れば反り腰です。
どちらの場合も、腹筋が効いていないので、下腹を引っ込めて下から順にみぞおちまで凹ませます。
猫背の人は、下腹からみぞおちを凹ませる時に、体を起こすように腹筋で吊り上げていきます。
すると背中が壁に押しつけられる場所がなくなります。
さらに乳首を斜め上に向けるように胸の骨を前に出します。
すると、アゴを上げなくても視線が遠くになります。
反り腰の人は、下腹からみぞおちまで凹ませる時に、仙骨と腰椎との間(腰仙関節)、分からなければ腰骨の下の方を腹筋で押し込みます。
背中と壁の間に挟んだ手を押しつける感じです。
それをキープしたまま、やはり乳首を斜め上に向けます。
この時点で、腰がつりそうになったら、うまくいけてます。
正しい姿勢になるには、どこの筋肉を使わないといけないか、体に教えてから歩き始めます。
これをやってから歩くと、TVのポイントである、足をまっすぐに、視線は遠くへ、腕の振りは後ろを多く、ということが自然にできます。
歩くときに力が入っているのは、ほぼ腹筋と背中上部の背骨を押し込む筋肉のみ。
上半身は肩を落として力をぬきます。
下半身はみぞおちからぶら下がっている感覚で軽いです。
自然に内ももが使えます。
歩く振動で、大胸筋や小胸筋が伸ばされ、引っ張られていた僧帽筋や菱形筋が緩んで、肩や首が楽になります。
感覚をつかむには、少し時間がかかるかもしれませんが、背骨への負担が減ると、自律神経が整ってきます。
自律神経の問題を抱えている方は、ぜひ立ち姿勢だけでもチャレンジしてみて下さいね。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長