肝鬱気滞に気付こう
日本では正月やゴールデンウィークでも、仕事を1週間休むのが精一杯。
しかも主婦は休みの方がしんどかったりします。
身も心もゆったりできる事はまれです。
私のあこがれは、「温泉旅館で迎える正月」
一方ヨーロッパでは、夏のバカンスがほぼ3週間あります。
初めの1週間で仕事のことを忘れ、 真ん中の1週間で好きなことに没頭し、 最後の1週間で仕事に向かって体調を整えます。
最高ですね。
確かに、休んで3日目くらいで体の緊張感が抜けるのを感じます。
そこで初めて「普段が緊張して暮らしていた」と気がつきます。
特に、疲れを抱えて、気合いだけで毎日を乗り切っている人は、 緊張が解けると風邪をひいたり、アレルギーが出たり、だるくて仕方ない状態になります。
育休明けのお母さん達が、復職1ヶ月前くらいから、だんだん気合いが入ってくるのを見ていても、ONとOFFってこんなに体が変わるんだと思います。
普段、意識してないけど、体は緊張して過ごしていて、この状態を「肝鬱気滞」と言います。
主婦業は休みなしですから、土日といえども、緊張は続いているかもしれません。
それなら、せめて、夜だけでもポワンとしたいのですが、スマホ時代になって、動画やSNSにかまけていると、OFFになる時間がなくなります。
「肝鬱気滞」が続くと、いつも気の巡りが悪いので、水の巡り、血の巡りも徐々に落ちます。
気が詰まった所は熱がこもってくるし、気がやってこない所は冷えてきます。
水の巡りの詰まった所は「湿痰」ができ、干からびた体は「陰虚」になります。
血の巡りの詰まった所は「瘀血」ができ、血が消耗すると「血虚」になります。
「肝鬱気滞」はいつでも隣に居るので、自分と一体化しています。
気滞だけでいてくれるなら、ちょっとイライラするかな、ちょこちょこ何かつまみたくなるな、で済みますが、湿痰や瘀血と絡んでくると、なかなか症状が取れません。
そこに、更なるストレスや疲れが重なると、大病になります。
だから、「肝鬱気滞」のレベルのうちに、この存在に気付き、こまめに解除してほしいのです。
ヨガをやっている人は、深い呼吸が上手で、身も心も緩む感覚を知っています。
その感覚を、鍼灸で味わってほしくて、私は鍼灸をやっています。
整体メインの方には、なかなかそこまでできないのが残念。
鍼灸で「肝鬱気滞の解除」を体験して、それを自分の好きなことで再現してもらえたら、病気知らずの生活が送れますよ。
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長