逆子と言われたら一日でも早く対策を~冷えの改善には最低2週間
大阪の人は東京に比べて、お灸に来られる週数が遅いです。
「逆子はそこが最適な場所だから、そこにいる」と思っておられる先生もおられて、「まあもうちょっと様子
見よか」という言い方をされます。(その考えには一理あります)
それを聞いたママのほうでも「なんとかなるやろ」って感じです。
実際、それくらいお気楽なほうが、戻ったりもするんですが、それはお腹の状態がそこそこ良いという前提です!
産休に入るまでは、忙しくて鍼灸院なんか行けないよ、という状況は分かります。
最近は逆子体操の有効性はないという考えの先生が増え、逆子体操を勧められないこともあります。
だからよけいに「何もせずに様子を見ておけばいいんだな」と思ってしまいます。
でも、何もしないで「今までと違う結果=逆子が頭位になる」を求めるのは無理がありますよね~。
そして、主治医に「次の検診で戻ってなかったら、帝王切開の予約してね」と言われて慌てます。
リブレにお電話があった時、すでに33~34週の方が多いです。
そして赤ちゃんの体重が2300gを超えています。
もう「でんぐりがえりスペース」がない状態。
お腹が広くて、あまり冷えも疲れの蓄積もない人であれば、1週間くらいで戻るのですが、冷えや疲れでよく張るお腹が、ふかふかあったかなお腹になるには、2週間くらいはかかります。
33~34週で来られてから2週間となると、時間との闘いになってきます。
「これが30週くらいなら、余裕でもどるのになぁ」と思う方はいっぱいおられます。
東京では鍼灸師から産科医への働きかけもあって、割と週数の浅い段階で主治医がお灸を勧めてくださいます。
28週くらいなら、たいてい安産灸だけで、30週くらいに頭位になっていきます。
下の方を蹴られてると気づいたら、安産灸を早めに始めるといいいですよ。