枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)

枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)
枚方の女性鍼灸・不妊・逆子ならレディース鍼灸リブレ(公式)
リブレへの予約・ご相談

枚方公園駅前の女性鍼灸院、レディース鍼灸リブレ。不妊・妊活支援、マタニティ、産後骨盤矯正専門。頭痛、腰痛、坐骨神経痛、更年期等女性一般鍼灸や女性整体にも対応。

寒波に伴う胃の不調

今年は1月4週目からの寒波は厳しかったですね。

風邪には気をつけておられると思いますが、案外、胃腸の不調も多かったのではないでしょうか?

「ムカムカ」や「軟便・下痢・便秘」は冷えから以外に、

  • 肝陽上亢 カンヨウジョウコウ
  • 肝脾不和 カンヒフワ
  • 肝胃不和 カンイフワ

と呼ばれる症状が多かったです。

「肝の臓が強くなりすぎて、消化機能に負担をかけた」という状態です。

今日は中医学用語の「肝気が上がる」という言葉を覚えてください。

これは気のエネルギーが体の上部に片寄ることです。

立春から春の体調を語るキーワードになります。

肝気とは、肝の臓の機能+精神力みたいなもの。

肝の臓は、気や血を巡らせるエネルギーを持ち、血を蓄える所です。

肝が強くなりすぎると、交感神経優位の「頑張らなきゃ、緊張する〜、焦る~、頭パンパン」みたいな状態になります。

そして、この状態が続くと、当然肝は疲れてエネルギーの巡りが落ちます。

血の蓄えは底をつき、「頭が回らない、肌が乾燥する、眼が乾く疲れる、経血が減る」などが起こり始めます。

肝を支えてくれるのが腎。

臍下丹田にドンと居てくれると「キモが座る」、つまり落ち着いた状態です。

普段は肝の暴走を防いでくれたり、腎精と呼ばれる、血の代用品を貸してくれたりします。

ところが、腎は寒さに弱く、先週の寒さで腎陽と呼ばれる「体内のおき火」が冷えてしまい、相対的に肝気が上がってしまいました。

肝気が上がると、みぞおちから肋骨の下部がつかえ、脇腹が張ります。

体はピンチに対処するため、「食べてる場合じゃない」と脾(消化力)を落とそうと圧力をかけます。

胃を下から突き上げ、食べ物を送ろうとする働きを弱めます。

だから先週はムカムカや食欲の落ちた方が多かったです。

1月はお正月の勢いのままに、お餅やお菓子の食べ過ぎで、そろそろ限界が来ていたところ、寒波がトドメとなりました。

食欲なし
すごく寒い日は、意識して消化の良い食べ物を摂ってください。

量も控えめに。

鍋物や湯豆腐、豚汁、粕汁が体に優しい。

甘酒にショウガを加えるのもイイですね。

これからもまだ寒いですが、フキノトウが地面から顔を出したり、桜や梅はもう花芽をつけたりと、上へ上へと伸びていこうとするエネルギーが出てきます。

また、春は一雨毎に気温が上がり、これも気を上にあげようとします。

つまり、立春からは「肝気が上がる」状態が始まるのです。

肝気が上がると、体の上の方が敏感になるので、下から突き上げる症状が出てきやすくなります。

  • 花粉症
  • 頭痛、めまい、耳鳴り
  • 逆流性食道炎
  • 喘息

上記のような持病をお持ちなら、これからの季節は肝気を上げないよう、用心深く過ごしてください。

  • 足を冷やさない
  • 睡眠不足に注意
  • ストレスを溜めないで早めに解消
  • チョコレート、カフェインは控えめに
  • スマホの見過ぎに注意
  • 自由に伸びやかに過ごす日を作る

のびのび

ツボとしては、百会、合谷、太衝、神道、霊台などを使います。

リブレにご相談くださいね。

 

ネット予約はこちら!(外部サイトへ飛びます)

https://www.shinq-yoyaku.jp/salon/2270

枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長