産後の骨盤矯正(1)~尿漏れ~
~尿漏れが1回の施術でほとんど改善~
世の中で骨盤矯正は大流行!
そのほとんどがダイエット目的をうたっています。
お客様の心に響くからね。
でも本当は、将来の生活に支障をきたす、尿漏れや股関節のねじれなどを予防することが大事なのです。
今の時代、なぜこれほどまでに産後骨盤矯正が求められるのか?
それはずばり、筋力低下のせいです。
出産年齢が上がって、お腹まわりの筋力がなくなってからの妊娠なので、妊娠中からお腹を支えきれないし、産後も筋肉が伸びきって骨盤を締めてくれないのです。
伸びたのは腹筋だけではありません。
肛門から尿道をとりまく骨盤底筋も伸びて、ゆるいトランポリンのようになっています。
くしゃみが出そうになると、顔への反射だけでなく、全身の筋肉に収縮命令がでます。
特に脇腹にあって、ウエストのくびれを作る腹斜筋は、骨盤底筋に指令を伝えて、尿が漏れないように、骨盤底筋の硬さで尿道口をキュッと締めてくれます。
妊娠でこの腹斜筋も骨盤底筋もゆるんだために、縮まれという命令の伝達が遅れて、尿道を締めるのが間に合わない・・・・これが尿漏れです。
尿漏れが産後すぐに起きた人は、赤ちゃんの頭の圧力で骨盤底筋がダメージをうけたパターン。
産後しばらくたって(あるいは数年後)に尿漏れが起きた人は、骨盤が開いた状態で放置したために骨盤底筋が徐々に伸ばされてゆるんだパターンです。
これをさらに何十年も放置してると、年を取った時に骨盤臓器脱といって子宮や膀胱が膣から出てくる事態になります。
こうなると、日常生活に支障がでるだけでなく、感染の危険も生じるので手術になります。
リブレの骨盤矯正は、東京の鍼灸院かな太の女性鈴木院長の直伝のソフトな調整法。
お産の経過と生理周期に合わせた、きめ細やかな手技です。
骨盤を締めて、さらに反っている腰を伸ばせば、伸びた腹筋が短くなって腹筋の力が効くようになります。
腹筋から尿道への伝達が早まって、尿漏れを止めてくれます。
リブレでは、尿漏れまたは尿意を感じると我慢できない感覚が、今の所全員改善しています。
そのほかの目的と矯正をいつ受けたらよいかについては、つづく・・・・