ストレートネックと首のセルフケア
スマホ時代になって、整形外科でストレートネックと言われる人が増えてます。
頭の重さは約5kg。スイカ1個分、米袋1つ分!それを細い首で支えています。
しかも、うつむいた状態では、首にかかる重力は、20kg以上になるようです。
だから、首の筋肉は必死に収縮して、首の骨を引っ張る状態を続けた結果、ストレートネックが出来上がります。
首は本来、前弯(喉仏の方向に弯曲)していて、頭の重さを7個の骨に分散しています。
ストレートネックになると、ダルマ落としのように、骨の全てに同じ重力がかかって、分散できません。
首の筋肉も骨も、つらい状態になります。
特に頚椎1番、頭蓋骨のすぐ下の骨は、細くて歪みやすく、自律神経にも関わってきます。
また、頚椎の下の方の損傷は、肩や腕の痛みになって出てきます。
※痛みがきつい時は、整形外科で骨や神経に異常がないか、診てもらってください。
①姿勢
頭の正しい位置を、体に覚えてもらいましょう。
1日に何度やってもいいので、気がついたらやりましょう。
まず、お尻のお肉を、お尻の下に敷くように座ります。
次に骨盤のトップ(ウエストの下、イラストの先頭の子のよう)に手を当て、人差し指の先端部分の腹筋に力を入れます。(この時点で、力が入らない!私も)
すると上体が起きてきます。
耳と肩が揃うように、頭の位置を動かします。
後ろへ倒れそうになったら、普段の座り方が、後ろへ体重かかり過ぎ
耳と肩のラインは崩さずに、ちゃんとバランス取れる位置まで、前傾になってください。
②ストレッチ
首はデリケートな部分ですので、じわっと動かして、気持ちいいところで止めるのがコツです。
背もたれのある椅子や座椅子などに座ってやりましょう。
・首を後ろに反らすストレッチ
頭蓋骨のすぐ下のぼんのくぼを挟むように、中指を置きます。
アゴを上げていき、気持ちよく感じる角度で、ゆっくり息を吐いていきます。
息を吐く時は、常に脱力を意識してください。肩が下がります。
指一本分ずつ下へずらして、首の付け根まで。
・首の横の筋肉のストレッチ
首を頭の重さだけで、右真横に倒します。左の肩を下げて、首を伸ばして息を吐きます。
その体勢から息を吸い、鼻先を地面の方に向けながら息を吐く。
また息を吸い、鼻先を天井の方へ向けながら息を吐く。
筋膜は伸ばしてねじると、緩みやすいです。
首を横に倒す角度を、微妙に変えて、一番気持ちのいい角度を探すと効果的です。
左右同じようにやって、左右差を感じてくださいね。
私はこれをやると、頭と目と鼻がスッキリします。
これで楽にならない時は
- 鎖骨が肋骨に引っかかっている
- 肩甲骨の位置に問題あり
- 歯を噛みしめている
- 交感神経の働きすぎで、いつも筋肉が緊張している
などの原因が考えられます。
鍼灸と整体で対応できますので、おいでくださいね〜
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枚方公園駅前 レディース鍼灸リブレ院長