産後の骨盤ベルトはいつからつける?いつまでつける?
骨盤ベルトはトコちゃんベルトをお持ちの方が多いですね。
しかし、たいていの方、つける位置が高過ぎます!(泣)
座った時にお腹につかえる感じがあれば「高過ぎる」と思ってください。
中途半端に下げると、動いた時にずり上がってきますので、もっと下げてください。
正しい場所にはまると、恥骨痛はピタッと止まるし、立った時に支えられている感じがして楽です。
「産後は一応骨盤ベルトを締めてました~」とおっしゃる方でも、つける位置が高かったら、骨盤の上の方だけ締まって、肝心の下は広がってます(>_<)
残念・・・・お尻が横に張ってしまっています・・・・
最近は産院の入院セットに、薄手の骨盤ベルトを入れてくれている所が多いです。
入院中は、このような薄手のものや、さらし2.5m(イヌの日にいただくものを半分に切るといい)を、巾4つ折りにしたものを巻くのが楽です。
つけ方は助産師さんに習ってくださいね。
帝王切開の方は傷が治ってからで大丈夫です。
入院中から産褥期はほとんど横になっているので、寝ている時間でも巻いたままです。
ただし、リリース時間も必要です。
1日に2~3時間、横になっている時間帯ではずしてください。
床上げの時期になれば、トコちゃんベルトのようにしっかりしたものでも大丈夫です。
さらしなら、そのままずっと使えます。
夏はさらしがいいですね。アンダーベルトはいらないし、汗を吸ってくれます。
この時期になると、骨盤ベルトは起きている時間だけでいいです。
骨盤ベルトはだいたい産後6ヵ月ではずしてしまいたいです。
体の状態に合わせて、徐々にはずして過ごす時間を増やしていきます。
産後の骨盤矯正に来て頂くと、左右の骨盤の締まり具合を均等にすることができます。
また、骨盤ベルトの代わりになる自分の筋肉を育てる体操をお伝えします。
そうして自然に骨盤ベルトの不要な体を作っていきます。
骨盤の下が広がるように締めてしまった方、産後全然締めなかった方は、特に産後の骨盤矯正を受けると違いがわかっていただけます。
産後数年以内なら、きれいに戻すことができます。
体をよく動かしている方は、もう少したってからでも動きます。
ウエストくびれ、丸いおしり、美脚をめざしてくださいね。
(私もやらなきゃ!)